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2024.01.04

持ち家?それとも賃貸?老後の不安が大きかったのは……

今、持ち家と賃貸、どちらにお住まいですか? どちらであっても、「老後を考えると、このままでいいのかな」と心配になることもあるでしょう。株式会社AlbaLinkは、「老後の住まい」について500人の男女にアンケート調査をおこないました。持ち家と賃貸それぞれの「老後の住まいに関する不安」とは?

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持ち家と賃貸、それぞれが抱える“不安”

株式会社AlbaLinkは、「老後の住まい」についてのアンケート調査をおこないました。まず、「老後の住まいに不安があるか」と質問した結果から見ていきましょう。

老後の住まいに不安があるか(出典:PR TIMES

持ち家も賃貸も“不安がない人”はほぼいないようです。しかし不安の度合いについては若干異なります。どちらかというと、持ち家に住んでいる方のほうが不安は少ないようですね。一方、賃貸の方はほぼ半数が「かなりある」と回答しています。

老後の持ち家に関する不安

では、具体的に何について不安を抱えているのでしょうか。持ち家のほうから不安の内訳を見ていきましょう。

老後の持ち家に関する不安(出典:PR TIMES

持ち家に住んでいる方の多くは、「維持管理が大変」と感じているようです。アンケートにはこのような声が寄せられました。

1位:維持管理が大変

収入がなくなって年金生活になったとき、「家の管理」「外壁」「リフォーム」などにお金をかけられるか不安です(40代 女性)

マンション住まいなので、積み立て修繕費と管理費が値上がりしていくことを考えると、年金生活になったとき払いながら暮らせるか不安(30代 女性)

確かに、築年数が経てば外壁や屋根などあちこちでメンテナンスが必要になってきます。また、固定資産税やローンなど各種支払いも気になるところ。マンションを買った方は、修繕積立金や管理費にも頭を悩ませているようです。

2位:住めなくなった際の手続き

現在は転勤で地元から離れた地域に住んでいます。老後は地元に戻りたいので、「戻りたいタイミングで今の家が売れ、地元に家を買えるか」が不安です(40代 女性)

現在は夫婦で生活していますが、後継者がいないので二人とも亡くなったあとの処分が不安。老後の後始末とセットでサポートしてもらえる仕組みがあるとありがたいです(60代以上 男性)

何らかの理由で今の持ち家に住めなくなったときは、「貸す」「売る」「取り壊す」の3パターンが一般的です。しかしすべてスムーズにすすむかというと、それはまた別の話。処分方法や相続の有無など、トータルに検討しておくと良さそうです。

老後の賃貸に関する不安

では、賃貸にお住まいの方は何に不安を覚えているのでしょうか? アンケート結果はこちら。

老後の賃貸に関する不安(出典:PR TIMES

「家賃を払い続けられるか」が第1位で、「賃貸に住み続けられるか」が2位に続きます。アンケートには、切実な声がたくさん寄せられました。

1位:家賃を払い続けられるか

老後収入がなくなったとき、家賃支払いが可能か。自分で家賃支払いなどの管理ができなくなったとき、どう対処すればいいのか(30代 女性)

家賃の値上げと、退職後に家賃が払えるかが心配です(60代以上 男性)

物価高の昨今、家賃もいつ値上げするかわかりません。万が一支払えなくなったら住むところがなくなるという焦りは、多くの方が抱えているようです。

2位:賃貸に住み続けられるか

生涯賃貸に住み続ける予定だが、高齢になったときに希望する物件を貸してもらえるのか不安があります(20代 女性)

今の物件に住み続けたいのですが、建物の老朽化でおそらく老後までもちません。高齢になって物件を借りるときに、審査に通らないかもしれません(30代 男性)

引越しを考えたときにスムーズにいかないのではないか、と不安を感じていることがわかります。高齢になると審査で引っかかるかもしれませんが(支払い能力や保証人の有無など)、公営住宅やURへ入居するなど別の方法もチェックしておくといいですね。

老後の不安は、持ち家でも賃貸でもほとんどの方が抱えているようです。しかしどちらかというと、賃貸のほうが不安の度合いが大きめ。特に家賃の問題は切実といえそうです。

今のうちから、老後へ向けた資金計画を立てたいもの。住み替えや引越しの予定の有無にかかわらず、不安要素は減らしておくに越したことはありません。配偶者や子どもたちと、納得いくまでじっくり話し合えたらいいですね。

<参考資料>
PR TIMES(株式会社AlbaLink)

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