地方公立校から塾なしでハーバードに合格した子の親が考える、子育てがうまくいかない理由

子育ての悩みは尽きませんよね。正解がないからなおさら、あれこれ試行錯誤して疲れてしまうこともあるでしょう。今月3日、“地方公立校から塾なしでハーバードに合格した子の親”が手がけた書籍が発売されました。キャッチコピーは「子どもも自分も一緒に成長できる」。育児の悩みも、自分に対する悩みも、まとめて解決できるかも!
『子どもも自分も一緒に成長できる これからの親の教科書』とは
2023年10月3日(火)、『子どもも自分も一緒に成長できる これからの親の教科書』(KADOKAWA)が発売されました。

著者は廣津留真理(ひろつるまり)さん。廣津留さんは“地方公立校から塾なしでハーバードに合格した子の親”です。ちなみにその“子”とは廣津留すみれさん。テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』のコメンテーターとして活躍中なので、知っているという方も多いかもしれませんね。
廣津留さんは現在、娘・すみれさんへの指導経験を元に英語教室を運営したり育児本を執筆したりと、マルチに活躍しています。
そんな廣津留さんが今回手がけたのが、『子どもも自分も一緒に成長できる これからの親の教科書』。育児のことや自分のことなど、悩む親の背中をそっと押してくれる一冊です。
本書は全5章で構成されています。
- 第1章 その悩み、実はただの「思い込み」なだけ
- 第2章 限りある時間をやりくりする方法
- 第3章 学校で習わないけど大切な「お金の使い方」
- 第4章 子育てが終わったあとにどう生きるか
- 第5章 親も子も一緒に成長するから「人生は楽しい」
なるほど、全ての親に役立ちそうな内容になっていますね。子育てが終わったあとのことにも言及しているので、歳を重ねても長く愛読できそうです。
その悩み、「思い込み」を外せば解決できるかも
あなたの中に、「~~しなければならない」という思い込みは、どれほどありますか?
「良い学校に合格させるために早くから塾に入れなければならない」
「育児も家事も仕事もすべて完璧にこなさなければならない」
「毎日凝った料理をつくらなければならない」
など人によって「~~しなければならない」の種類はさまざまです。
著者の廣津留さんが言うには、この「~~しなければならない」は、「思い込み(マインドブロック)」に過ぎないこともあるそうです。
「思い込み」の背景にあるのは、古い価値観や世間の常識。そこで本書では、「思い込み」の外し方が丁寧に解説されています。
子どもや家族をハッピーにするためにはまずは親自身がハッピーに!というのが廣津留さんの理論。子どもを幸せにするために自分のことを後回しにしてきた方は少なくないでしょう。しかしこれからは、子どもも親も同じようにハッピーを目指して良いと廣津留さんは言います。
「思い込み」がなくなれば、生き方や考え方が自由になります。つまり「思い込み」を外すことが、ポジティブな循環を生み出す最初のきっかけになるはず。
子育てをリラックスして楽しんだり、自分の人生を楽しんだりするためのヒントを、『子どもも自分も一緒に成長できる これからの親の教科書』で見つけられるかもしれません。育児のことも、自分のことも、まるっと解決できると良いですね。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社KADOKAWA)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。