<子育てバイブル>子どもに聞かれ、うっ……と言葉をつまらせていた「ふしぎ」が説明できる本

運動会のリレー、トップだったのにカーブで抜かされた……という経験ありませんか? 同じ速さで走っているのに、なぜカーブではうまく曲がれないのでしょう。あなたはうまく説明できますか? 子どもに聞かれたら何と答えますか? 『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』なら、スパッと解決できますよ!
「もっと知りたい」前向きな学習意欲が芽生える本
『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』は、2022年10月12日にマイクロマガジン社から発刊された理科雑学書籍です。
普段深く考えたことはないけれど、冷静になってみると「どうしてだろう」……ということが、私たちの身の回りにはいっぱい。
たとえば冒頭で紹介した「リレーでカーブがうまく曲がれないのはなぜか」をはじめ、「タッチパネルは自分が触られたことがどうしてわかるのか」「コントローラーを動かすだけでゲームができるのかなぜか」など、本書には「言われてみれば……!」という情報が57個も詰まっています。
科学は、私たちの身近にあふれています。日常の現象を科学の視点から解明できれば、科学(理科)がグンと身近になるはず。「そうだったのか」という気づきは、「もっと知りたい!」という前向きな学習意欲につながっていくでしょう。
「なぜ」が科学的にわかれば、日常がもっと楽しく!
『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』では、日常の現象を科学の視点から解説しています。
文章だけではちょっと難しい内容もありますが、オールカラーとイラストで子どもでもわかりやすいように伝えてくれているので安心です。すべての漢字にふりがなも振ってあるので、一人で読めるお子さんも多いでしょう。
もちろん子どもだけではなく、大人も満足できる一冊です。
子どもの何倍も人生経験が豊富な大人には、“当たり前”のことが多々。普段意識しないことでも、科学の視点からズバッと解明されると、いつもの日常に色がついたり違った視点で見られるようになったりして、世界をもっと楽しめそう!
家族みんなの知的好奇心を満たす名著
『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』を読んだ書店員さんからは、このような感想が寄せられたそうです。
一例ですが紹介しますね。
「子どもに聞かれては、うっ……と言葉をつまらせていた、たくさんのふしぎについて、しっかり書かれた素晴らしい本です。ああ、もう少し前に出版されていれば子育てバイブルだったかも……。
とはいえ、中学生になった我が子にも、最近、科学に関心を持ち始めたその父親というちょっと大きな人たちも食いついてきたので、これは一家に一冊! みんなの知的好奇心を満たしてくれる本だと思います」
(未来屋書店 有松店 富田さま)
「大人も勉強になります。科学は、言葉で説明が難しいところもたくさんあるので、子どもと一緒に読みながら会話する種になるといいなと思います」
(うさぎや 作新学院前店 丸山さま)
なるほど、『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』は親子のコミュニケーションとしても活用できそうですね。
難しい言葉にまだ慣れていないお子さんには、保護者が先に読破して、「ほら飛行機が飛んでいるよ。あんなに大きな鉄のかたまりが空を飛べる理由はね……」なんて本の内容を教えてあげるのも良いでしょう。

『なぜ飛行機は空を飛べるの? 説明できない?カガクのふしぎ』では、57個の身のまわりの現象について、科学の視点からわかりやすく解説されています。
教科書を広げて机に向かう「科学」だと何となくハードルが高いように思えますが、科学は身近にあふれていると知ることで、興味の入り口になるかもしれません。
大人の知的好奇心も満たせる本なので、ぜひ一家に一冊置いて、親子で科学をどっぷり楽しんでみてはいかがでしょうか。

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。