“ありえない疑問”を科学して知的好奇心と考える力を伸ばす本『もしも地球がひっくり返ったら』
もしもヘビに足があったら、どうなると思いますか?もっとどんどん走り回れそう?
実は、ヘビに足があったら、体をくねくねと動かしている筋肉が衰えて、脂肪でぶよぶよになってしまうのだそうです! 考える力を楽しく伸ばせる、こんな「もしも」が満載の児童書『科学のふしぎがわかる!もしも地球がひっくり返ったら』をご紹介しましょう。
「もしも」を科学的に解説
「もしも地球が立方体だったら?」「もしも線路に砂利がなかったら?」「もしも心臓が2つあったら?」……大人でもなかなか答えられない、こんな「もしも」。ちょっとワクワクしませんか?
こんな問いを投げかけられたら、大人も子どもも、「考えたこともなかったけど、どうなるだろう?」と考えて、自分なりの予想をするのではないでしょうか。
そして正解を知って、自分の予想が正しければうれしいし、外れていても、自分が考えなかった視点に気づいて、「そうか!」と面白く感じることができそうです。
2021年12月に株式会社学研プラスから発行された児童書『科学のふしぎがわかる!もしも地球がひっくり返ったら』には、そんな「もしも」が満載! 発売以来3度目の重版を重ねるほど人気を呼んでいます。
この本は全部で5章からなっており、「地球のもしも」「宇宙のもしも」「ヒトのカラダのもしも」「自然のもしも」「身近なもしも」と、宇宙から身近な不思議まで、幅広い分野が網羅されています。
単に架空の話で終わるのはなく、実際の世界の身近な「なぜ?」とも結びついて、その答えが子どもにもわかるように、科学的に解説されています。
本が好きな子も好きじゃない子も
構成は一問一答形式。1ページを丸ごと使って、ひとつの「もしも」の問いかけが大きく掲載され、ページをめくるとイラストつきでわかりやすくまとめられた解説がすぐに読めます。欄外には小学生が興味を持ちそうなミニクイズもついていて、幅広い雑学も楽しみながら身につきます。
すきま時間にもサクッと読むことができるので、小学生の朝の読書にもぴったり。読書があまり好きでないというお子さんでも、ワクワクしながらどんどん読んでしまいそうな内容と構成になっています。
冒頭でご紹介したヘビの話のように、「もしも」の意外な展開がとても面白いので、この本を読んだらきっと、自分が知った知識や雑学を家族や友達に教えたくなるはず。
そして、今まで当たり前だとして疑問にも思わなかった身近な現象がなぜ起こるのかに興味を持ったり、「もし、〇〇がなかったら?」と推理したりする習慣が身につくのではないでしょうか。そこから、「自分でもっと調べたい! 知りたい!」という知的好奇心も湧いてきそうですね。
この本を読んで、たくさんのありえない「もしも」に楽しみながら触れることで、現実世界の疑問に対して思考停止せずに考え続ける力、仮説を立てて推論する力、常識に縛られずに発想を広げる力など、科学の基礎となる力を自然なかたちで養えそうです。
なぞなぞを解くようにわくわくしながら、知らず知らずのうちに、科学する目をひらいてくれる1冊。ぜひ親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳細はこちら
- 書名:もしも地球がひっくり返ったら 科学のふしぎがわかる!
- 監修:川村康文
- 価格:定価1,980円(税込)
<参考資料>
・学研出版サイト「もしも地球がひっくり返ったら 科学のふしぎがわかる!」
・学研プラス公式ブログ「もしも」の世界を考えて、想像力と知的好奇心を育てる一冊が好評発売中!
・株式会社学研ホールディングス「【ありえない現実を科学する本】“もしも心臓が2つあったら?”“もしもヘビに足が生えたら?”楽しく学んで子どもの理系脳、知的好奇心を育てる『もしも地球がひっくり返ったら』発売2ヵ月で3回目の重版!」(PR TIMES)
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