わが子の進路選択肢に「東大」を加える近道は? 東大生300人の回答から見えたこと
学業優秀な子が集まる日本最難関の東京大学。東大に進学すれば、将来の選択肢がグンと広がります。しかし、「自分には無理」と最初からあきらめている子もいるのではないでしょうか。東大生300人にアンケート調査すると、進路選択にある“きっかけ”が大きな影響を与えていたことがわかりました。
東大を目指したきっかけは「学校や塾の先生、家庭教師の影響」が最多
株式会社トモノカイは、東大に通う300人の学生に対して“東大を志望したきっかけ”などのアンケート調査を行いました。
まず、「東京大学を目指したきっかけは何ですか」という質問から。
結果はこのようになりました。
「学校や塾の先生、家庭教師に勧められた/影響を受けた」が1位になりました。
2位「中学や高校でOBOGなど(家族・親族以外の)現役東大生と交流する機会があった」、3位「東大のオープンキャンパスに行った」、4位「家族や親族に東大卒がいた」––––と続きます。
学校や塾の先生など、お子さんの学力を把握している人から勧められると、多少まだ偏差値が届かなくても「がんばってみよう」と決意できるのかも。
また、東大生(現役・卒業問わず)との交流が刺激になったお子さんも多いようです。
一見“雲の上の存在”のように思える東大生が身近にいれば、確かに大きな影響を受けそう。特に現役東大生が生き生きしている姿に、「自分もトップレベルの大学でキャンパスライフを楽しみたい」とあこがれる子は多いでしょう。
では実際、東大生との交流は進路選択にどれほど影響を与えるのでしょうか。
「大学入学前、現役東大生と交流したことはありますか?」と質問すると、およそ6割が「ある」と回答しました。
身近に東大生がいなくても、オープンキャンパスに足を運んだりSNSで検索したり、東大生とつながりを持つ方法はいくつもあります。わが子の進路選択肢に「東大」を加えるなら、親が橋を渡してあげても良いかもしれませんね。
東大を目指すと決めたのは高校生から
東大に入るには日本トップレベルの学力が必要です。東大を目指すなら、できるだけ早くから対策を始めたいですよね。
では東大生たちが進路選択をしたのはいつでしょうか。「東大を本格的に目指し始めたのはいつですか」と質問すると、約8割が「高校生」と回答しました。
高校何年生なのか、内訳まではあきらかにされていませんが、「高校から東大を目指し始めても遅くない」ということですね。
「中学生」という回答もありますが、全体の1割程度で思ったよりも少ない印象です。受験対策は早いに越したことはありませんが、“東大合格のための勉強はいつからでも遅くない”というのは少し安心しますね。
学校や塾の先生、家庭教師に勧められると、東大への進学を決意しやすいことがわかりました。
しかしそれ以外にも、東大生との交流がきっかけになることも多いようです。わが子の進路選択肢に「東大」を加えるなら、オープンキャンパスなどで現役学生と交流するのが近道となることもあるでしょう。
必要に応じて親がサポートしつつ、お子さんの決意が固まるような“きっかけ”をつくってあげても良いかもしれませんね。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社トモノカイ)
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