不登校の小中学生におすすめの塾10選!メリットや選び方、事例も紹介
子どもが不登校になると、親として不安になるのはやはり「学習面」です。そして、そんな不安を解消するための選択肢として「塾」があります。
この記事では、不登校の子が塾に通うメリットや塾選びのポイントについて教育アドバイザーの若山修也さんが詳しく解説。また、個別指導塾をはじめ編集部が厳選した10個のおすすめの塾について、勉強の指導方法や生徒へのサポート体制といった特徴を紹介します。
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※監修者は記事内のメリットや選び方、事例について監修をおこなっており、掲載している塾は監修者が選定したものではありません
目次
不登校の子が塾に通うメリットとは?
不登校の子が塾に通うことで、様々な良いことがあります。ここではそういったメリットをいくつかご紹介します。
①学校に通わなくても学びを継続できる
家でひとりで勉強するには子ども自身の意志がいりますし、時に壁に突き当たることもあります。そんな場合でも塾に通うことで勉強の習慣がつき、勉強していく中で分からないことが生じても、塾の講師にサポートしてもらえます。そして、分からないことが分かるようになっていく中で自信もついていきます。
②家以外の居場所や新しい関係性ができる
不登校になると子どもは家で過ごす時間が増えて、家庭以外でのつながりが乏しくなり、孤立しがちです。そういった中で塾に通うことで家庭以外のつながりができ、勉強を見てもらえるだけではなく社会とつながれるという安心感が生まれます。塾がいわば「家庭以外の居場所」となるのです。
③勉強を通して子どもの自己肯定感が育つ
不登校は子どもがみずから選択したことです。しかしそうとはいえ、「本当は学校に行って勉強した方がいいんだろうな」「他の子たちは学校に行っているしな」という思いを抱えながら過ごしている子も、実は少なくありません。
子どもは大人が考えている以上に、大人からの「勉強してほしい」という無言のプレッシャーを感じているものです。不登校の期間が長くなればなるほどそういったプレッシャーを強く感じる傾向があり、「学校に本当は行かなければならないのに、自分は今行けていない」という状況に苦しんでいるのです。
学校ではなく塾であっても外とつながった状態で学ぶ機会があるというのは、重圧を感じている子どもにとって大きな意味があります。
④復学や受験などの目的を目指せる
子どもが塾に通っているうちに勉強の楽しさを感じられたり、自信がついてきて「学校に復学する」ということもあります。そういった場合、進級や卒業、入学といったタイミングに後押しされて復学するケースが多いようです。
また塾で学力が徐々に伸びていく中で、高校だけではなく大学の受験を検討し、それに向けて勉強を始める子も少なくありません。
不登校の子の塾の選び方は?3つのポイント
数多く塾がある中で「どうやって選べば良いか分からない」と悩む保護者もいることでしょう。そこでそんな方のために、不登校の子が通う塾を選ぶ上でおさえておきたいポイントをお伝えします。
①子どもに合った指導形式の塾を選ぶ
まずはどういった塾が子どもに合うのか、子ども自身はどういった塾に通いたいのかを確認しましょう。
不登校の期間が長くなり、勉強が遅れているのが気になるのであればその子のためにカリキュラムを組んでもらいやすく、その子にあった指導をしてもらえる個別指導や訪問指導(家庭教師型)が適しています。また家の外に出るのに抵抗感があるようであれば、オンライン指導や訪問指導(家庭教師型)がおすすめです。
対面で指導する場合は、先生が子どもが学ぶ様子を直接見ることで理解度を判断しやすいため、カリキュラムを調整しやすいというメリットがあります。また塾によっては対面指導とオンライン指導を併用することも可能です。
②不登校の子へのサポートが手厚く実績が多い塾を選ぶ
塾と一口に言っても数が多く種類もさまざまで、子どもに合った塾を選ぶのは、なかなか大変なことです。そんな時、「不登校の子を多くサポートしている、不登校の子が多く利用する塾」を選ぶ、というのもおすすめです。
不登校へのサポート実績が多い塾の場合、そうではない塾に比べてより不登校の子に寄り添った対応をしてくれる傾向があります。
たとえば、平日の午前中も授業が受けられる、なんらかの事情があり塾を休む場合でも柔軟に対応してもらいやすい、という塾や、教育心理カウンセラーが在籍している、面談など保護者へのサポートをしてくれるという塾もあります。
③入塾前に体験してから選ぶ
事前にいろいろ調べてみたものの、実際に入塾して授業を受けてみたら「思っていたのと違った」ということもあります。授業の雰囲気や先生との相性を事前に確認しておくために、できれば入塾する前に授業を体験してみましょう。1回だけ体験できる場合もあれば、塾によっては何回かお試しできる場合もあります。
どんな子におすすめ?対面型(個別指導・訪問)とオンライン
不登校の子におすすめの塾のタイプとして、対面型(個別指導・訪問指導)指導とオンライン指導がありますが、ここではそれぞれのメリットやデメリットなどの特徴、またどんな子に向いているかといったことを紹介します。
対面型指導(個別指導・訪問指導)の特徴とは?
対面での指導の場合、子どもが担当の先生との関係を構築しやすく、信頼関係が育まれやすいというメリットがあります。
塾では先生から勉強を一方的に教わるだけではなく、先生とコミュニケーションを取ることも当然あります。そんな中で対面であるとやはりオンラインでは分からない空気感を共有できたり、コミュニケーションを取りやすい、質問をしやすい、といったことがあります。
【対面型指導…こんな子におすすめ】
- 他者とつながりたいと感じている
- オンラインでの指導に抵抗がある
- 自宅に学習用のパソコンやタブレット端末がない
家庭の外ともっとつながりたい、先生と積極的にコミュニケーションを取りたい、などという場合は対面型指導がおすすめです。
また学校には行けていないけれど、放課後になると仲のいい友達と遊ぶ子もいますよね。そういった子は他者と関わりたい、つながりたい気持ちがあるので、対面型で直接先生と関わることで、より学びに集中できたり、安心感が生まれることもあります。
また子どもによっては、オンライン上で誰かと会話をしたり指導を受けることが怖い、カメラをオンにするのが怖い、実際に会って話すよりもオンライン上で話す方が抵抗感がある、という場合もあります。それに家庭によっては自宅で学習用に使えるパソコンがない、という場合もありますよね。そういった場合も対面型指導を選んだ方が良いでしょう。
自宅の外に出るのに恐怖心があるけれど、直接教わりたいという場合は、「訪問指導(家庭教師型指導)」という選択肢もあります。
オンライン指導の特徴とは?
オンライン指導は、外出しなくても自宅で授業が受けられるのが大きな特徴です。
一方で、オンラインでの指導は、子どもの手元が見えない状況で指導をするため、理解度を把握するのが難しいという点はデメリットといえます。
しかし最近では、子どもの手元が見えないぶん、学習アプリなどで学習した履歴が見られるようになったり、学習履歴が先生のもとに届くといったことも可能になっています。デジタルであることがメリットとなり、学習管理がしやすくなるのです。
アプリなどを活用することで、対面型の塾と同等、あるいはそれ以上に学習効率が上がることもあり、保護者が子どもの学習状況を管理することも容易です。
【オンライン指導…こんな子におすすめ】
- 外に出ることや対面での授業に抵抗がある
- 自分のペースを大事にしたい
- 地方在住で近隣に通いやすい塾がない
外に出ることへの不安が強い、直接先生と顔を合わせるのに抵抗感がある、という子には、オンライン指導がおすすめです。
対面式の塾に通う場合は、塾の教室や通塾途中で同級生と顔を合わせることもあるので、今は学校の知り合いとの接触を避けたいという場合もオンライン指導が向いているでしょう。また程よい距離感で先生と関わることができるため、自分のペースを大事にする子にも適しています。
地方在住で近隣に不登校の子が通いやすい塾が見つからない場合も、オンライン指導であれば授業が受けやすいでしょう。
無理なく学べる!編集部厳選「不登校の子におすすめの塾」10選
ソクたま編集部が、不登校の子が多く通い、サポートが手厚いことで評判の塾を10個選びました。指導方式には、個別指導・集団指導、オンライン指導・訪問指導などの選択肢があり、塾によって特徴はさまざまです。じっくり比較・検討してみてください。
不登校の子が通いやすいポイント
指導方式や不登校の子の指導実績に加えて以下のような特徴があると、不登校の子も無理なく勉強しやすいでしょう。塾選定の参考にしてみましょう。
- 平日の昼間や夜間も授業が受けられる
- 授業の振り替えができる
- 学校への出席扱いの申請について相談できる
- 面談など保護者へのサポートがある
①キズキ共育塾
キズキ教育塾の特徴
- 不登校・ひきこもり・中退からの卒業生は8000人以上
- 1対1の完全個別指導が基本。一人ひとりのペースやレベルで学習できる
- 対面授業、オンライン、訪問型など自分に合った指導形態が選べる
「キズキ共育塾」は、不登校やひきこもり、高校中退などさまざまな背景を持つ子の学習サポートを数多く行ってきた塾です。授業の形態が豊富で、校舎への通塾、オンライン、訪問指導など子どもに合った方法で学べるのが大きな特徴。平日の昼間や夜間も授業が受けられ、予定の変更にも柔軟に対応できます。
各小学校・中学校の判断によりますが、通塾を学校への出席扱いにできる場合があるのもポイントです。
生徒の92%が新たな進路を見つけるまで継続して通う「子どもの居場所」としても機能する心強い存在です。
指導方式 | 対面個別指導(完全1対1) 対面集団指導(少人数/オプション) オンライン指導 訪問指導(家庭教師型指導) |
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対象学年 | 小学1年生~高校3年生 |
科目 | 小中学生:国語・英語・算数(数学)・理科・社会 高校生:国語・英語・数学・理科・社会・情報 |
校数・教室数 | 全国11校+オンライン |
資料請求/公式サイト | https://kizuki.or.jp/ |
最短30秒!メールで届く無料資料で詳しくチェック
不登校の子に寄り添い伴走するキズキ。まずはメールですぐに届く無料の資料で気軽に詳細を確認してみませんか?
塾の雰囲気や卒業生の声、カリキュラムなどが詳しくわかります。
②個別教室のトライ
個別教室のトライの特徴
- 全国に650教室!通いやすい校舎が選べる
- 毎回同じ講師が指導する専任制で子どもに寄り添う
- 質問するのが苦手な子も取り組みやすい独自の学習法
全国に650教室を展開する「個別教室のトライ」は、一人ひとりに専用のカリキュラムを作成して授業を行うマンツーマンの完全個別指導型の学習塾です。
毎回同じ講師が指導する専任制で、子どもの勉強の理解度やメンタル状況をしっかりと把握。また、自分から質問するのが苦手な子でも通いやすいトライ独自の学習方法を確立しています。入塾前に受講できる無料体験学習も受付中です。
指導方式 | 対面個別指導(完全1対1) |
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対象学年 | 小学1年生~高校3年生 |
科目 | 国語・英語・算数(数学)・理科・社会 |
校数・教室数 | 全国650校 |
資料請求/公式サイト | https://www.kobekyo.com/ |
③ティントル 不登校専門オンライン個別指導
ティントル 不登校専門オンライン個別指導の特徴
- 不登校専門のオンライン個別指導
- 子どもと相性のいい講師を選定
- 教育心理カウンセラーによる生徒・家庭のサポートあり
「ティントル」は、小学生、中学生、高校生を対象にした不登校専門のオンライン完全個別指導サービスです。個別指導において講師との相性は重要ですが、ティントルでは性別や趣味、将来の夢などから子どもと相性のいい講師を選定します。
教育心理カウンセラーなどの資格を持つスタッフを含めたサポートチームを組み、保護者へのフォローも手厚く行ってくれるのが特徴です。
また、ホームスクーリングコースでは、学習記録を残すなど出席扱い等の要件を満たすように勉強を進めます。実際に出席扱いにできるかは各学校長の判断によりますが、学校に出席扱いの申請をすることができます。
指導方式 | オンライン指導 |
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対象学年 | 小学1年生~高校3年生 |
科目 | 国語・英語・算数(数学)・理科・社会 |
校数・教室数 | オンラインのみ |
資料請求/公式サイト | https://hikaku.tintle.net/ |
④リタリコジュニア
リタリコジュニアの特徴
- グレーゾーン・発達障害・学習障害の子の学びを支援
- 不登校や行き渋りの子へのサポートあり
- 担当制による完全個別指導
「リタリコジュニア」は、発達に特性がある子ども専門の塾です。落ち着いて座れず授業に集中できない、コミュニケーションが苦手で友人関係がうまくいかない、など子どもによっては発達障害が不登校の原因になっている場合もあります。
それぞれの特性を見つけ、適した学び方でサポートしてくれるのが魅力の塾です。
指導方式 | 対面個別指導(完全1対1) オンライン指導 |
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対象学年 | 小学1年生~高校3年生 |
科目 | 問い合わせ |
校数・教室数 | 首都圏25教室+オンライン |
資料請求/公式サイト | https://junior.litalico.jp/ |
⑤進研ゼミ個別指導教室
進研ゼミ個別指導教室の特徴
- 一人ひとりに完全オーダーメイドのカリキュラムを作成
- くり返し学習で苦手をなくす
- 入塾前に無料体験レッスンが受けられる
「進研ゼミ個別指導教室」は、ベネッセが運営する個別指導教室。コーチと相談して作成した個別カリキュラムをもとに学習を進めるので、勉強の進度が気になる不登校の子も取り組みやすいのが特徴です。
首都圏を中心に全国57教室を展開し、入塾前の無料体験レッスンも行っているので、気になったらまずは授業を体験してみましょう。
指導方式 | 対面個別指導(講師ひとりに生徒4人まで) |
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対象学年 | 小学4年生~高校3年生(個別指導コース) |
科目 | 国語・英語・算数(数学)・理科・社会 |
校数・教室数 | 全国57教室 |
資料請求/公式サイト | https://www.benesse.co.jp/zemi-kobetsu/ |
⑥Preステップ オンライン
Preステップ オンラインの特徴
- 不登校・グレーゾーン・勉強が苦手な子の学習をサポート
- 学び直しもできる無学年方式のオンライン指導
- 毎月保護者の悩み相談ができる
「Preステップ オンライン」は、小学校3年生~中学校3年生を対象に、基礎から学び直して学習できる無学年方式のオンライン個別指導塾です。
全国に700教室あるナビ個別指導学院を展開するCKCネットワークが運営しており、多くの指導実績に基づいて不登校の子や発達グレーゾーンの子の学習サポートを行っています。
指導方式 | 対面個別指導(完全1対1) |
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対象学年 | 小学3年生~中学3年生 |
科目 | 小学生:国語・算数 中学生:数学・英語 スタディサプリ:国語・英語・算数(数学)・理科・社会 |
校数・教室数 | オンラインのみ |
資料請求/公式サイト | https://prestep-online.com/ |
⑦不登校サポートのREO
不登校サポートのREOの特徴
- 不登校専門スタッフによる完全1対1での指導
- 生徒にとっての「居場所」としての機能
- 不登校に悩む保護者のカウンセリングも実施
「不登校サポートのREO」は、不登校の子ども専門の塾です。完全個別指導のため、集団が苦手な子でも落ち着いて勉強に取り組むことができます。また、子どもの不登校について悩みを持つ保護者のカウンセリングも行っており、保護者へのフォローも充実。
教室は横浜と神戸に1校ずつあるほか、訪問型の指導やオンライン指導を選ぶことも可能です。
指導方式 | 対面個別指導(完全1対1) 訪問指導(家庭教師型指導) |
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対象学年 | 小学1年生~高校3年生 |
科目 | 国語・英語・算数(数学)・理科・社会 |
校数・教室数 | 横浜・神戸の2校+オンライン |
資料請求/公式サイト | https://reo.co.jp/ |
⑧学習支援塾ビーンズ
学習支援塾ビーンズの特徴
- 勉強の仕方を教えるだけではない、個別指導・グループ授業など4つのサポート
- 小論文や面接など高校受験や大学受験の対策にも対応
- 生徒と同じくらい保護者へのサポートにも注力
「学習支援塾ビーンズ」は、勉強だけなく、生徒が社会で活躍できるスキルを身につけるゼミ形式の授業など幅広い取り組みを行っている塾です。
チャレンジスクールの受験や大学の総合型選抜への対策にも対応しているので、不登校からの進学を考えている方にもおすすめです。保護者相談を行うなど、保護者へのサポートにも力を入れています。
指導方式 | 対面個別指導 オンライン指導 対面集団指導 |
対象学年 | 小学校4年生~中学2年生 (※中学3年生~高校生は受付停止中) |
科目 | 小学生:現代文・算数・理科・社会・英語 中学生:現代文・数学・理科・社会(日本史・世界史・公民)・英語 高校生:現代文・小論文・英語・数学Ⅰ・A |
校数・教室数 | 東京(新宿)1校+オンライン |
資料請求/公式サイト | https://study-support-beans.com/ |
⑨学習支援塾すたでぃあ(stadia)
学習支援塾すたでぃあ(stadia)の特徴
- 勉強が苦手な子や発達障害の子のための塾
- オンライン指導や訪問指導は平日午前中も対応可能
- 子どもの社会的な自立を目標に人間関係力も養う
「学習支援塾すたでぃあ(stadia)」は、勉強が苦手な子や発達障害、グレーゾーンの子を中心にサポートを行う塾です。文章読解や数の理解が苦手、勉強に集中できない、などそれぞれの特性に合わせてオーダーメイドの指導を行います。
オンライン指導や訪問指導では、平日午前も含めて日程や時間の調整にも柔軟に対応。「子どもの社会的な自立」を目標として、礼儀や基本的なマナーについても身につけることを目指しています。
指導方式 | 対面個別指導(完全1対1・上限3名までの少人数) オンライン指導 訪問指導(家庭教師型指導) |
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対象学年 | 小学1年生~中学3年生 |
科目 | 国語・算数(数学)・英語 |
校数・教室数 | 東京(杉並)1校+オンライン |
資料請求/公式サイト | https://www.stadia-education.com/ |
⑩個別指導塾スタンダード
個別指導塾スタンダードの特徴
- 一人ひとりに合わせた個別指導
- オンラインや1対1指導など家庭に合わせたプランで通える
- 全国に335教室あり最寄りの教室を選びやすい
「褒めて伸ばす」をモットーに、全国に335教室を展開する「個別指導塾スタンダード」。一人ひとりに合わせた専用カリキュラムを組んで個別指導を行います。
1対1~1対4の対面個別指導のほか、自宅からパソコンやスマートフォンを使ってオンラインで授業を受けることも可能です。無料の体験授業も行っているので、入会前に授業の雰囲気を知ることができます。
指導方式 | 対面個別指導(1対1~1対4) オンライン指導 |
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対象学年 | 小学1年生~高校3年生 |
科目 | 国語、英語、算数(数学)、理科、社会 |
校数・教室数 | 全国335教室+オンライン |
資料請求/公式サイト | https://std-ie.jp/ |
不登校だった子が「塾で大きく成長できた」事例
ここでは、不登校を経験したけれど、塾に通うなかで自分らしさを取り戻し、今はいきいきと毎日を送っている3名の事例を紹介します。
事例①中高一貫校で挫折を経験したが、塾で信頼できるメンターに出会えた子
Aさんは、家族からの勉強や進学へのプレッシャーや中高一貫校での競争の激しさに苦しみ、泣くのをコントールできないなど苦しい経験をしていました。
結果として塾に通うことになりますが、彼女の場合自信を取り戻すことができたきっかけは、勉強に打ち込める環境に身を置けたことでした。
誰かと比べることなく、塾で自分に向き合い勉強を進めて、ぐんぐん成績が伸びていきました。また塾では信頼できるメンターに出会えたことも大きかったようです。浪人を経験しましたが志望校に合格して、今は最難関私大に通っています。
事例②学校の期日通りに課題を提出することが苦手だったが、塾で居場所を見つけた子
Bさんは、期日を守ることや誰かが決めたペースに合わせることが苦手で、学校では怒られてばかりでした。彼は次第に学校を休みがちになり、表情も暗く苦しんでいました。そんな中、教科学習に限らずプログラミングのようなレクリエーションもある、自由度の高い塾に出会いました。
もともと何かを調べたり学ぶこと自体は好きな子だったので、その塾が自分の居場所になり、徐々に元気を取り戻していきました。そしてその後、通学タイプの通信制高校に通うようになりました。
事例③週1回の訪問指導で生活リズムができ、家族との関係まで良くなった子
Cさんは、訪問指導(家庭教師型)で週1回先生が自宅に来てくれることが生活のリズムとなり、それをきっかけに家族との会話が増え、家族関係まで良くなっていきました。
保護者としても自宅で自分の子が授業を真剣に受け、先生と会話している様子を目や耳にするとほっとしますし、嬉しいですよね。
そして「こういうことを教わった」「先生とこんな話をした」といった親子の会話も増え、Cさんの表情がいきいきと明るくなっていきました。Cさんだけではなく保護者にとっても、先生が定期的に自宅を訪問することが安心感につながったようです。
不登校の子の学習面に関して、親ができることは?
不登校の我が子に対し、何かと心配してやきもきしてしまうこともあると思いますが、親として心がけたいこと、子どものためにしてあげた方がいいこととは何か、最後にお伝えします。
①心配しすぎない・焦りすぎない
子どもが不登校になり、保護者が「学校にずっと行っていないけれど、勉強は大丈夫か」「周りの子たちとどんどん差がついてしまっていないか」「もう社会生活に戻れないのではないか」と不安になる、という気持ちはよく理解できます。そして「どうにかしてウチの子に勉強させなければ」「何かやらせないと」と焦り、いろいろ行動に出ることもあるかもしれません。しかしその必要はないのです。
なかなか難しいことではあるのですが、「子どもを心配しすぎない」「親が焦ってむやみやたらに子どもに何かやらせようとしない」ということが、重要です。
というのも、親が心配でやきもきして「勉強しなさい」などと言うずっと前から、子どもは「勉強した方がいいのかな。塾に行った方がいいのかな」などと感じているものだからです。そんな時に子どもをやたら心配したり、何かやらせようとすると、子どもにさらにプレッシャーをかけることになります。
②子どもの希望を丁寧に聞き、子どもに合った塾をじっくり探す
不登校の子どもは、塾や学習法などの勉強に関する情報を、日々たくさん受け取っています。そのため、親に何も言われなくても「通うならこういう塾がいい」「ここは嫌だ」など、子ども自身の意見がすでにあったりするものです。
親の側から「これがいいよ」「こんなのはどう?」と進めるのもいいですが、子どもに「どういうことに興味があるか」「どういう勉強の仕方をしたいか」を聞き、引き出すことに焦点を置いた方が結果的にうまくいくことが多かったりします。
そして子どもが「塾に通いたい」と言った場合は、「どんなスタイルの塾に通いたいか」「塾でどういう勉強をしたいか」などを確認し、予算などを考慮に入れつつ、体験授業を受けてみることをおすすめします。
体験してみて思っていたのと違うようであれば、また他の選択肢を検討し、子どもに合った塾が見つかるまでじっくり探してみてください。せっかく「塾に通いたい」と自ら言ってきた子どもの学習意欲を損なわないように、子どもの意思をできる限り尊重してあげましょう。
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