誰でもできる! わが子に「プログラミングスキルを身につけてほしい」と思ったときに、まず試してみたいこと

学校の授業でも取り入れられているプログラミング。これからの時代に必要な力を身につけるため、スクールに通うことを検討している方もいるのではないでしょうか。筆者もそのひとり。でも、まだプログラミングに興味を持っていない我が子を教室に通わせるのはどうなのかな……と思っていました。プログラミングへの興味を引き出すためには、一体何をすればいいのでしょうか。
なぜプログラミング教室がタイピングのイベントを?
プログラミング教育 HALLOは、「タイピングを入り口に、これからの時代に必要なプログラミングに興味を持ってもらいたい」という思いから、夏休みに「タイピングキャンプ2023」を開催。
なるほど、子どもの興味をプログラミングに向けるきっかけとして、まずはタイピングを練習するという方法もあるのですね。
HALLOでも、プログラミングの学習をする前にタイピングの練習を行なっているそう。確かに細かなコマンドで指示を出したり、キャラクターの文言を変えたりなど、実際にプログラミングを行う際も、タイピングが必要になってくるシーンは多々あるでしょう。サクサク入力できれば、それだけ理想のプログラムを組みやすくなりますね。
早速、小学校3年生の息子を「タイピングキャンプ2023」に参加させてみたところ、便利なツールを知ることもできました。
イベント前まで、パソコンさえ触ったことがなかった息子。苦労しそうだな、コツコツとした練習にすぐ飽きるかもしれないなと思っていましたが、そんな心配は一切不要でした。楽しい仕掛けのある練習ツールでタイピングを練習できるので、ノリノリで参加することができたのです。
どこでもタイピング学習ができる便利ツール
「タイピングキャンプ2023」で使用したのは、タイピング専用ツール「プレイグラム タイピング」。キーボードに置く指の位置から教えてくれる、タイピングビギナーにもぴったりのツールです。

利用は無料で、しかも会員登録なども必要なく、トップページの「はじめる」をクリックするだけで誰でもすぐに始められます。自分のペースで学習を進めることができるのも魅力です。
このツール、HALLOの教室だけではなく小中高の授業や教育センターなどでも利用されていて、小学生の中には休み時間に練習している子もいるそうです。本格的なタイピングが学べるのに、子どもがハマるよう工夫されているので、ビギナーからベテランまで幅広く利用できるでしょう。
実際「プレイグラム タイピング」を体験した息子は、みるみる上達。イベント内での1日の練習時間は15分程度でしたが、最初に母音を重点的に練習する仕様になっていたためか、4日目のイベント終了時には「タイピング早い!」と驚かざるを得ないレベルでした。続けてやれば、1週間でマスターできそうです!

正確にタイピングすると、オリジナルキャラクターが喜んでくれたり、レベルが上がったりするので、ゲーム感覚でいつまでもプレイできます。息子は、イベント時間終了後もしばらく「プレイグラム タイピング」で練習して(遊んで?)いました。
インターネット環境さえあれば、休み時間や家での空き時間に練習できるのもメリットです。プレイを日課にすると、あっという間にタイピング上級者になるかもしれません。
タイピングでしっかり“土台”を固めておけば、実際にプログラミング教室に通い始めてからも、スムーズに学習を進められそうだと思いました。

今、プログラミング学習が必要なわけ
2020年度より、プログラミング学習は小学校から高校まで順次必修化されました。また、2025年からは大学入学共通テストに「情報Ⅰ」が追加。最近では生成AIが登場して、私たちの暮らし・仕事・学習などが大きく変わろうとしています。どれも、ひと昔前には考えられないものばかりですね。
今の子どもたちは、このようにITを中心とした激動の社会で生きていくことになるでしょう。そこで、生き抜くために必要とされているのが「自分力」。プログラミングは、そんな「自分力」を身につけるために最適な学習だとHALLOのコーチはいいます。
プログラミングで身につく「プログラミング的思考」は、これからの社会を生きるうえでのカギになるでしょう。課題を見つけて、ゴールまでのルートを考えて、最短距離で辿り着くように試行錯誤。途中でミスしても自ら修正しながら、着実に目的の達成を目指すことができます。
特に小学生のプログラミング教育においては、プログラミングのスキルはもちろんですが、
- 論理的思考力
- 問題解決力
- 想像力
などの向上も期待されているそうです。つまり「自分力」の向上ですね。
実際に、HALLOで学ぶ小学生の保護者からは、「論理的な思考が身につき算数や国語の文章題が得意になった」「話すときに結論から話すようになって驚いた」などの声が寄せられているそうです。
プログラミングを通して「自分力」を磨けば、テストの成績はもちろんですが、社会人になってもさまざまなシーンで役立つでしょう。

プログラミングは学校で必修科目ですが、プログラムを組み立てる大前提として、正確でスピード感のあるタイピングから始めてみてもいいかもしれません。
まずは、家庭でできるタイピング学習ツール「プレイグラム タイピング」を試してみてはいかがでしょうか。無料で、しかも子どもが楽しめるしかけがたくさんあるので、ゲーム感覚で楽しく取り組めますよ。
<参考資料>
・プログラミング教育 HALLO 公式サイト

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。