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2023.07.17

夏バテ予備軍になってない? 医師がすすめる2つの正しい「夏バテ対処法」

連日の猛暑、きついですよね! だるさや倦怠感を覚えると「風邪?」なんて疑いたくなってしまいますが、時期的に夏バテの可能性も大。まずは、チェックリストであなたの「夏バテ危険度」を判定しましょう。また、夏バテに効果的な対処法も紹介します。

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夏バテは「夏」だけに起こるとは限らない

リンナイ株式会社は、医学博士の久手堅司先生監修のもと、全国の男女2350名を対象に夏バテに関する意識調査を行いました。

まず、「夏バテ」を感じる時期から。

出典:PR TIMES(以下同)

およそ8割の方が「夏バテ経験あり」と回答していますが、発症時期は早くて5月(!)というケースもあるようです。久手堅先生によると、5~7月前半は湿気が多くムシムシしているので、体に負荷がかかるのが原因だとか。

主な症状は、「だるさ・全身倦怠感」がダントツ。その他、頭痛やめまいなど、風邪に似た症状も多く見受けられるようです。全体的に、男性よりも女性のほうが不調を感じやすいようですね。女性はホルモンバランスが崩れやすいので、それが一因ともいわれています。

チェックリストで、あなたの「夏バテ危険度」を判定!

久手堅先生は、「夏バテ危険度」を判定するチェックリストを作成しています。以下の9つの質問のうち、該当するものはいくつありますか?

  1. 汗をかきにくい
  2. 空調の効いた場所にいる時間が長い(寒暖差に対して慣れが少ない)
  3. 冷たい飲み物、食べ物をとることが多い
  4. 胃腸の不調がある(食欲の低下、胃痛、吐き気、腹部膨満感、下痢や便秘気味)
  5. 睡眠が足りていない(寝つきが悪い、夜中に途中で起きてしまう、早朝に目が覚める)
  6. 朝起きたときに調子が何となく悪い
  7. 運動する習慣があまりない
  8. 生活リズムが不規則である
  9. 入浴はシャワーで済ますことが多い

いくつ当てはまりましたか? それでは判定を見ていきましょう。

  • 2個以下:異常なし。いまの生活習慣を続けるよう心がけましょう
  • 3〜5個:要経過観察。夏バテになる可能性が高いです。食事や運動、入浴の方法など、できることから改善してみましょう。
  • 6個以上:夏バテ予備軍。いますぐに生活習慣を見直しましょう。体調が悪いときは無理をせず休むことも必要です。仕事や育児、介護に困ったら周りに助けを求めましょう。

6個以上当てはまったら危険! 暑さはまだ序の口。近いうちに迎える本格的な酷暑を乗り切るために、正しく対処・予防していきましょう。

久手堅先生監修「夏バテチェックリスト」解説

夏バテを予防する2つのポイント

夏バテを感じたときに、「冷たいものを飲む」「暑いから湯船ではなくシャワー」など自己流で対処する方は少なくありません。しかし、久手堅先生が言うには「自己流の対処法はだいたいNG」! 夏バテ克服のポイントは、「温とオフ」「暑熱順化」の2つだそうです。

温とオフ

暑いときは冷たいものを積極的に摂取したくなりますが、久手堅先生によると、むしろ体を温めるのが良いとか。

たとえば温かいものを食べたり、温かい湯船に浸かったり、骨盤内や内臓をマッサージしたり……。寒暖差があると夏バテしやすくなるので、自律神経や腸内環境を整えて、体を良い状態に保ちましょう。また、スマホやパソコンはほどほどにして、夜はたっぷり休んでくださいね。

暑熱順化

30分程度のウォーキングや15~20分程度のジョギングには、血流促進の効果があります。血流や発汗が増加すれば、体が本来持っている“熱を逃す能力”が正しく機能するでしょう。

「忙しくて運動する時間がない」という場合は、38~40℃の湯船に10~15分浸かるだけでも同等の効果が期待できます。リラックスした時間は、一日の疲れを癒すのにもぴったりですね。

体がぽかぽかするとエアコンに当たりたくなりますが、風が体に直接当たらないようにしてください。設定温度を下げて室内をキンキンに冷やさなくても、扇風機やサーキュレーターで室内の空気を循環させれば、程よい室温で快適に過ごせるでしょう。「職場のエアコンが肌に当たる」という場合は、薄い上着やストールなどを羽織って、体を冷えから守ってくださいね。

暑いときは体を冷やすこと(氷を入れたドリンクを飲む、室内をキンキンに冷やすなど)をしたくなりますが、それらは夏バテを助長する恐れがあるので要注意。すでにかなりの猛暑ですが、本格的な夏はこれからやってきます。正しく対処して、夏バテを上手に乗り切れると良いですね。

<参考資料>
PR TIMES(リンナイ株式会社)

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