夏休みが終わってホッとしてる!? 実は9割以上の保護者が「子どもの夏休み期間は大変」と思っていた

1カ月以上あった夏休みも、ついに終わりを迎えました。夏休みが終わって寂しく感じていますか? それともホッとしていますか? 株式会社アンビシャスは、保護者を対象に、子どもの夏休み期間についてのアンケート調査を行いました。集計結果から見えてきた保護者たちの本音とは?
保護者の9割以上が「子どもの夏休み期間は大変」と回答
まず、「お子様の夏休み期間は大変だと思いますか」という質問から。

なんと、「はい」の回答が9割超!
いくらかわいい我が子でも、1カ月以上家の中で付きっきりというのは、やはりストレスが溜まるのですね。
夏休み期間に大変だと思ったこと。ダントツ1位は?
では、具体的に何について大変だと感じることが多かったのでしょうか。「夏休み期間に大変だと思ったことを教えてください」の質問は、このような結果になりました。

ダントツTOPは「食事の用意」でした。
栄養バランスの取れた食事を3食(しかも物価高により食費も痛い!)、さらにおやつや飲み物なども毎日用意しなければならないのは、保護者にとって大きな負担のようです。2位以下とはかなり差が開いていることもあり、文句なしのナンバーワンですね。
「子供の生活習慣の乱れ」「部屋の片づけ」が僅差で続いています。
学校に行くときのようにアラームをかける必要がない分、朝起きるのが遅くなり、そのままずるずると夜寝るのも遅くなり……というスパイラルに直面した家庭は多いでしょう。学童に行くお子さんも、学童によっては“昼寝の時間“が設けられているため、眠くもないのに数時間無理やり寝かされた結果、夜にうまく眠れなくなるというケースもあるようです。
一方、「片付け」の悩みも深刻です。子どもがずっと家にいると、モノの散乱が気になりますよね。注意して片付けさせても、数時間後にはまたモノが散乱して堂々巡り。そしてイライラ……。
イタチごっこ?夏休みに片付かないワケ
保護者が「片付かない理由」を分析すると、このような結果になりました。

子供の学校がある期間には片付いているものも、ずっと家にいると散乱してしまうようです。
保護者からはこのような声が寄せられました。
普段なら家族が不在のうちに片付けや掃除を済ませられるものの、夏休みに子供が部屋で過ごしていれば、わざわざ場所を移らせて片付け・掃除するのはしづらい
子どもが場所を移動したので掃除したかったが、そのタイミングにうまく手が空いていない
片付けても片付けても次々出されて散らかる
食べたお菓子の袋がそのまま置きっぱなし
土日なら少し目をつぶれば解消できても、1カ月以上の休みだと直視せざるを得ません。片付ける・また出されるのイタチごっこ、「うちもそう!」と思わず頷く方も多いのではないでしょうか。

子供の夏休み期間は、大変と感じる方が9割でした。具体的に何が大変だったかというと、「食事の用意」がダントツTOP。栄養的にも値段的にも、学校給食のありがたさを痛感します。
しかし長かった夏休みもついに終わりを迎えました。学校生活で子どもはさまざまなことを学んで、成長します。もしかしたら来年の夏休みは、今までになかったようなうれしい変化が見られるかもしれませんね。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社アンビシャス)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。