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2023.06.28

子どもの“塾弁”作りで要注意! 夏場のお弁当で「絶対やってはいけない」8つのこと

梅雨から夏にかけては、食中毒のリスクが上がる時期。特に外へ持ち運ぶお弁当に関しては、一層念入りな対策が求められます。
今回は、夏のお弁当作りで「やってはいけない」8つのことをご紹介。家族の健康を守るために、お弁当のNG食材やNGな入れ方を知っておきましょう。

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夏場のお弁当作りで「やってはいけない」8つのこと

ジメジメ蒸し蒸しする時期は、お弁当を作る際にも細心の注意を払う必要があります。「勉強に集中できるように」と心を込めて塾弁を作って持たせても、それが原因で食中毒になっては元も子もありません。

今回は、夏場のお弁当作りで「やってはいけない」ことを8つご紹介します。いつものお弁当も、食中毒防止の観点から見ると盲点だらけだったりすることも……? しっかりチェックしておきましょう。

1.生野菜を入れるのはNG

夏場のお弁当で気を付けるべきは水分。菌は水分が多い環境で増えやすいため、水分のある食材は入れないようにすると安心です。

きゅうりやレタスなど、時間が経つと水分が出てくる食材を入れるのは避けましょう。特にレタスは仕切りとして使いたくなりますが、この時期はバランで代用を。加熱したじゃがいもを生の野菜類と合わせたポテトサラダも傷みやすいので、食中毒の危険が高い時期は避けるのがベストです。

2.ヘタが付いたままのミニトマトはNG

生野菜といっても、お弁当に彩りを添えるミニトマトは例外です。

でも、ミニトマトのヘタの近くには水分や菌が付いていることがあるので、ヘタを取り、しっかりと水気を取ってから入れるようにしてください。切ると水分が出てしまうので、丸ごと入れるのもポイントです。

3.自家製の冷凍おかずをそのまま入れるのはNG

「電子レンジでの加熱は不要。お弁当箱にポンと入れるだけ」とうたった冷凍食品は数多くあります。これは菌が繁殖する前に食品工場で瞬間冷凍するからで、自宅で冷凍した作り置きのおかずとは根本的に異なります。

作り置きおかずはお弁当にも便利ですが、自宅で作ったものの場合、一度電子レンジで加熱し、しっかりと冷ましてから入れるようにしましょう。冷凍食品のように加熱せず入れるのはNGです。

4.梅干しを入れて“食中毒対策したつもり”はNG

その殺菌効果でお弁当に重宝されてきた、梅干し。梅干しがごはんの真ん中にドーンと乗った日の丸弁当はもはやお弁当の定番ですね。

しかし実は、殺菌効果があるのは梅干しの周囲だけ。殺菌効果を期待するなら、細かく切って全体的に混ぜるようにしましょう。

5.チャーハンや混ぜごはんはNG

ごはんに何かを混ぜる料理は、食材による水分で傷みやすいので避け方が無難です。特に常温で長時間置く場合には食中毒の危険が高まるので注意しましょう。

チャーハンに半熟卵が乗ったお弁当は見栄えが良いものですが、半熟卵も「生」による食中毒が高まる食材。半分は過熱しているものの半分が生だと、サルモネラ菌が増殖する恐れがあります。卵をお弁当に入れるなら、中心部までしっかり火を通してくださいね。

6.作り置きのカレーはNG

大量に作れるカレー。食も進むのでお弁当に入れたくなりますが、実は常温で長時間おくと菌が繁殖します。加熱しても死滅しない菌なので、長時間持ち歩くお弁当には入れないほうが良いでしょう。

7.食材を素手で触るのはNG

どれほど手を洗っても、人の手には多少なりとも菌が残っているものです。そのため食材を素手で触ると、数時間で菌が増殖するといわれています。

お弁当箱に詰めるときには、箸やトングを使うようにしましょう。また、おにぎりもラップ越しに握るなど、とにかく食材との直接的な接触を避けるようにしましょう。

8.お弁当箱のフタは中身が冷めてから

「食中毒防止のためにすぐに冷蔵庫!」と焦る方は少なくありません。しかし食材が熱いままでお弁当箱のフタをしてしまうと、内部に蒸気が溜まって菌が増殖しやすくなります。急いでフタをせずに、常温になるまでしっかりと冷ましましょう。

この時期のお弁当作りはいつも以上に慎重になって、家族が安心して食べられるお弁当をつくりたいですね。

<参考資料>
東京都福祉保健局 お弁当をつくるときに、どのようなことに気を付ければよいですか?【食品安全FAQ】
クックパッドニュース [意外と知らない!?]「夏のお弁当作り」でやってはいけないNG行動5選
ESSE Online 食中毒リスクが上がるお弁当のNG例。ポテトサラダも危険
tenki.jp 食中毒stop!初夏のお弁当づくりでやってはいけないこと

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