子どもを生んで育てる。「何人目がハードル高い?」ママ100人の回答

「異次元の少子化対策」が提唱される昨今。……でも、育児で大変なのってお金だけじゃない!
WonderSpaceは、出産・子育て経験のある女性100名を対象に、出産のハードルについてのアンケート調査を行いました。ママたちは子どもを産み育てるにあたり、何人目がハードル高いと思っているのでしょうか? ママ100人の本音は家族計画のヒントになるかもしれません。
初めての子どもはハードルが高い
まず「子どもを生んで育てるにあたり、どこが一番ハードルが高いと思いますか?」と質問すると、このような結果になったそうです。

多くのママがハードルに感じるのは、「0人→1人」! 赤ちゃんとの生活は未知の世界。赤ちゃんのサイクルに合わせてライフスタイルや環境を変えなければならないこともあり、なかなかハードルが高いようです。
ママたちからはこのような声が寄せられています。
1人目は初めての子育てで全くわからないことだらけだったのでハードルが高かったです。マニュアル本やネットをかなり読みました。
子どもがいない時から出産後は生活が一変するから。今まで自分のことだけ考えていれば良かったのに、出産後は子ども中心になるから。
また、僅差で「2人→3人」の回答も目立っています。
2人までならまだ自分1人だけでも面倒をみれると思うが、3人だと負担がグッと上がってしまい躊躇しそうだから。
3人目を育てる体力がないのと、全員を大学まで進学させる経済的余裕がないから。
経済的な理由、頼れる人が少ない、お世話できる体力がない、自分の時間がなくなる……など、さまざまな理由で3人目を生むことに躊躇するようです。
1~2人目のお子さんがある程度成長していれば、ママの代わりに赤ちゃんのお世話を担ってくれたり、ちょっとした家事も手伝ってくれたりしそう。でも年子で3人目となると、ママの負担的にかなりきついかもしれません。
2人目の出産は壁を突破しやすい
続いて、「子どもを生んで育てるにあたり、どこが一番壁を突破しやすいと思いますか?」とも質問。

すると、約半数のママが「1人→2人」と回答しました。確かに、子どもが2人いるご家庭はよく見受けられますね。
ママたちからはこのような声が寄せられています。
2人目であれば1人目で出産、育児の経験を積んでいるので心構えや対応方法などがある程度把握できると思うため。
2人であれば、ある程度子供用品や子供服などをシェアできるから。2人使ったら結構ボロボロになるので、3人以上お下がりは厳しい。
なるほど、2人目を出産しても、1人目のお子さんにかかった費用が単純に2倍になるわけではないのですね。お下がりを活用したりシェアしたりすれば、コスパの良い子育てができそうです。
また、「一番壁を感じやすい!」とされた「0人→1人」ですが、一方で「壁を突破しやすい」と考える方も多いようです。
結婚して落ち着いたら、今度は子供が欲しいと思うから。
まだほんとの育児の大変さが分かっていない分、子供を産むことに対するハードルは低いように思う。
出産や育児のことをまだよく知らないからこそ生みやすい。……うーん、確かにそういう考え方もアリかも!

アンケート結果から、「1人目のお子さんを生むのはハードルが高い」と感じるママが多いことがわかりました。しかし一方で「何も知らないからこそ1人目は生みやすい」という考え方もあるようです。
女性には、安全に出産できるリミット(年齢)があります。ご家族とよく話し合って、後悔のない決断ができるといいですね。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社WonderSpace)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。