問題発見・解決力&思考力を育てる「サマーキャンプ」が3年ぶりに…!【大注目】

あの「テイク・アクション・キャンプ」が今年もまた開催するそうです! 2000年より毎年開催されて、累計1000人以上の子どもたちが参加してきたこのイベント。
日本や世界の社会問題について学び、仲間とともに考える4日間。次の「チェンジメーカー」になるのは、あなたのお子さんかもしれません。
「テイク・アクション・キャンプ」とは?
「テイク・アクション・キャンプ」とは、北米で開発された子ども向けのイベントです。
イベントの目的は、「社会問題においてリーダーシップを発揮できる子どもの育成」。日本では2000年から毎年開催され、すべて大盛況に終わってきました。
数日間の宿泊型なのですが、コロナ禍でこの数年はできず……。しかしこの夏、ようやく3年ぶりの宿泊イベントとして復活するそうです!
日本全国から集まる仲間と共に、さまざまな社会問題に対して「何ができるのか」を深く考える経験をさせてあげませんか?
子どものころからグローバルな視点を持つことは、それだけ視野が広がるということ。
これからの未来を担う子どもたちだからこそ、社会問題を自分のこととして捉えて解決しようとする姿勢は、「生きやすさ」にもつながりそうですね。
「テイク・アクション・キャンプ」の内容は?
「テイク・アクション・キャンプ」では、戦争や平和、環境問題、貧困問題、差別、ジェンダー、SDGsなどのさまざまなテーマについて3つのプログラムで学んでいきます。
1.学ぶ

講師によるレクチャーや、仲間たちとの話し合いを通して、さまざまな社会問題について学習します。学習といっても一方的な講義ではなく、参加者と一緒に考えを広げていくのがポイント。
社会においてリーダーシップを発揮できる人間になれるよう、子どもたちの自主性を重んじながら丁寧にすすめてくれます。
2.交流

子どもたちを、年齢の近い6~8人でグループ分けします。その中でディスカッションしたり、学年の異なる別グループとの交流も!
さらに、ファシリテーションの研修を受けた大学生たちも加わることで、一人ひとりが個性を発揮できるような雰囲気をつくります。
3.テイクアクション

グループに分かれて、自分たちで考えたアクションに挑戦します。
自分に何ができるか……、社会でも一人ひとりの力が合わされば、きっと大きなうねりになるでしょう。
「テイク・アクション・キャンプ」の詳細
2022年度の「テイク・アクション・キャンプ」は、8月20日(土)~23日(火)。3泊4日の宿泊型イベントです。
主催は、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン。1999年から「チェンジメーカー」の育成に力を入れている認定NPO法人です。
対象は、小学5年生から中学3年生。24名の募集なので、お申し込みはどうぞお早めに。
場所は、静岡県御殿場にある国立中央青少年交流の家。全国から集まる子どもたちと、充実した思い出をつくってくださいね!
- テイク・アクション・キャンプの詳細はこちら
「テイク・アクション・キャンプ」に参加した人の感想は?
2000年から開催されている「テイク・アクション・キャンプ」。子どもたちや保護者からは、毎年たくさんの声が届いているそうです。
子どもから
- さまざまな年齢、性別、国々のお友達と時間を共有し、ディスカッションなどをしたことで、自分の特技を生かしながら、世界に向けてアクションを起こす一歩をふみだそうと思えました。(小学6年)
- このキャンプでは「自分に何ができるか?」を考えるのが当たり前で、これは簡単そうで難しいことだと思います。でもこれからは、問題に立ち向かった時、自分にできることを考えられるようになりたいです!(中学2年)
- キャンプで自分のやりたいことが見つかり、希望あふれる毎日を過ごしています!消極的な私がたくさん発言でき、自分の変化を実感。積極的にアクションを起こしてみようと思えるようになりました!(高校1年)
保護者から
- 本人は直前までは参加に少し不安があったようで、私も息子には難しいプログラムかも…と思っておりました。ところが帰宅してからもずっとキャンプの話をしたり、姉のSDGsの話を聞いたりしています。来年も絶対行きたいと言っています。参加させてよかったです。
- 日本各地の様々な年齢、住まい、状況の仲間と話し合い、自分の意見を整理し、相手に分かりやすく伝え、思考するだけでなくアクションもしていく、という普段学校では得難い貴重な機会となりました。ありがとうございました。
3年ぶりのサマーキャンプは、人気が予想されます。
問題発見から、解決力や思考力まで、お子さんの可能性の芽をたくさん育てられるはずです。
この夏休みに、他ではできない学習体験を楽しませてあげてください。
「テイク・アクション・キャンプ」では、日本や世界の社会問題にについて知り、「自分に何ができるのか」を深く考える体験ができます。
一人ひとりの個性で彩られた、たくさんの頼もしい「リーダー」が誕生しそうですね。

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。