親目線で選ぶ中学生におすすめのスマホは?安くて安心なスマホ機種&料金プランを紹介【2022年3月】

中学生の我が子のスマホを購入するかどうか悩んでいる、迷っている親は多いのではないでしょうか。2022年3月の最新情報を元に、親の目線でおすすめできる中学生向けのスマホプラン&機種をまとめました。3大キャリアの格安プラン「ahamo(アハモ)」なども取り上げています。

「塾のオンライン授業があるからスマホがほしいよ!」
「キッズケータイなんて誰も使ってないよ!中学生はみんなスマホだよ!」
「部活の友達はみんなLINEグループでやり取りしてるから、スマホがないと困るよ〜」
中学生の我が子からスマホをねだられているお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。
大人にとって、もはやスマホは必需品。子どもが欲しがる気持ちもわかりますよね。
でも、子どもの安全面や経済的な不安から大賛成で「買ってあげる!」という気持ちになれないのも親心。
スマホばっかりやって、勉強に身が入らず、成績が下がったりしたらどうしよう。
LINEいじめに巻き込まれたりしないだろうか。出会い系のトラブルとかもニュースで聞くし。
どれくらい料金がかかるんだろう?ただでさえ、塾や習い事でお金がかかるのに。
子どもがiPhoneがほしいって言うけど…高いよねぇ。
などなど、いろんな心配ごとが浮かんできてしまいます。
ソクたま編集部のメンバーは、大半が現役のお父さん・お母さん。そして、今まさに子どもにスマホを買い与えるか、買い与えるならどの機種が良いのか悩んでいる当事者でもあります。
そこで、編集部一のデバイス好きであるくればやしが、親の目線でおすすめできる中学生向けのスマホ情報をまとめました。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアとahamo(アハモ)・povo(ポヴォ)・LINEMO(ラインモ)の違いについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
小学生におすすめの子ども用GPS・スマホ10選についてはこちらからご覧ください。


目次
そもそも中学生はスマホを持っているの?最近の中学生のスマホ事情
「友達はみんな持ってるよ!」
「持ってない子なんてほとんどいないよ!」
多くのお子さんは親に対してこのように言うのはないでしょうか。でも、スマホ欲しさに大げさに言っている可能性も捨てきれません。データから中学生のスマホ事情に迫ってみましょう。
中学生の8割弱が、自分専用のスマホを持っている!
内閣府は毎年、「青少年のインターネット利用環境実態調査」を行っています。
引用:令和元年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)令和2年3月 内閣府
最新の令和元年の調査結果によると、なんと中学生の81.8%が自分専用のスマホを持っているとのこと!「友達はみんな持っている」というのはあながち嘘ではないようです。
さらに調査データを見ていくと、中学生の主なスマホ用途は、動画・ゲーム・SNS。勉強等にスマホを使っている中学生も4割います。そして、中学生の平均スマホ利用時間は年々伸びており、最新の調査では1日あたり平均176.1分。全体の約7割が2時間以上使っているのだそう。
これからの時代を生きる子どもたちにとって、スマホは当たり前の存在。親としてはうまく使いこなせるようになってほしい一方で、多くの時間をスマホで消費してしまうことに、親として不安も感じるのはないでしょうか。
そこで、多くの家庭では、スマホの使い方のルールを親子で決めているようです。
中学生のお小遣い事情については、以下の記事で詳しく解説しています。

親の8割が子どもとスマホのルールを決めているが、6割以上の子どもがルールを破っている
先程引用した内閣府の調査によると、我が子にスマホを持たせている親の約8割が、スマホを使う時間や場所・使って良いアプリ・使い方についてのルールを家族で決めたとのこと。
とはいえ、親子で決めたルールを子どもに自主的に守らせるのはかなり難しいようです。
株式会社NTTドコモの調査によると、親とスマホのルールを決めていた中学生の6割超(63%)が「親と決めたスマホルールを破った経験がある」と回答。また、「初めてスマホルールを破ったタイミング」を聞くと、スマホデビューをしてからわずか「半年未満」のうちにルールを破っている中学生が79%にのぼることがわかりました。
]
画像引用:子どものスマートフォン事情/NTTドコモ
わずか半年で!?と驚く気持ちがありつつ、個人的には我が子を想像すると納得できてしまうデータでした。
親子で話し合いながらスマホルールを柔軟に変えていく仕組みの作り方
最初に決めたルールを子どもに自主的に守らせるのは難しそうです。であれば、親子で話し合いながら、状況に合わせてスマホルールを変えていくのはどうでしょうか。
こちらの方が良さそうですが、親が子どもの状況の変化を感じ取り、新しいルールを考えるのは簡単ではありません。なにか良い方法はないでしょうか?そこで活用できるのが「フィルタリングアプリ」です。
「フィルタリングアプリ」をご存知でしょうか。親があらかじめ子どもに見せたくない情報を設定し、子どもに触れさせないように出来るアプリです。たとえば、子どもが有害なWebサイトにアクセスしたり、不正なアプリをダウンロードしようとすると、警告画面が出てそれ以上進むことが出来ません。
ネットリテラシーの低い子どもを守る重要な機能ですが、使い方によっては親子のコミュニケーション不足を解決でき、子どもがネットやスマホと向き合っていく力を鍛えていくことができるのです。
フィルタリングアプリで、子どもが親にスマホについて話しかけてくる仕組みを作る
フィルタリングアプリには、子どもの年齢に応じて、有害と思われるサイトやアプリを一括で使えなくする機能があります。
一方で、一括でブロックされてしまったサイトやアプリを、親が個別に解除し、使えるようにする機能も備わっています。
また、スマホやアプリを使用できる時間帯やトータルの使用時間を設定することも出来ます。
この機能を活用し、子どもがスマホについて親に話しかける仕組みづくりを、フィルタリングサービスを提供しているデジタルアーツ株式会社が提唱しています。それが、「親子でスマホについての会話をする3ステップ」です。

親よりも子どものほうがインターネットやアプリについて詳しいことも少なくありません。
ブロックされてしまったサイトやアプリを使いたいと言ってきた子どもに、親から
「なぜ使いたいの?」
「こういう点が心配なんだけど解決する方法はない?」
と尋ねることで、それを使いたい子どもは自分なりに解決方法を考えます。

画像引用:同上
最初から上記のようにうまくいかないかもしれません。しかし、親子の会話を繰り返すことで、子どもがスマホのリスクについて何度も考え、リスクを回避しながら目的を達成する方法を自分なりに調べていくことで、ネットリテラシーの向上が期待できます。
つまり、フィルタリングアプリを使って、以下のような仕組みを親子で作るのです。
子どもが親にスマホについて話しかけてくる仕組みの作り方
- まずは年令に応じたフィルタリングを使い、使用時間にも制限をかける。
- ブロックされたサイトやアプリについて、子どもが親に「使いたい」と話しかけてくる
- 親から子どもに心配な点を伝える
- 親子で心配な点を解決する方法を考える
- 心配な点が解決すれば、子どもがブロックされたサイトやアプリを使用できるよう、フィルタリングアプリの設定を変更する
最初に決めたルールを頑なに守らせるよりも、親子の話し合いを通じてルールを柔軟に変えていくほうが、結果的に子どもを守れるのではないでしょうか。
フィルタリングアプリを無料で利用できるのは以下の6社
私が調べた限り、現時点でフィルタリングアプリを無料で利用できるスマホ会社は下記の6社。この中から親子のニーズに合う会社を選んでいただければと思います。
- ドコモ(格安プラン「ahamo(アハモ)」も含む)
- au(格安プラン「povo(ポヴォ)」も含む)
- ソフトバンク(格安プラン「LINEMO(ラインモ)」も含む)
- TONEモバイル
- UQモバイル
- ワイモバイル
とはいえ、各サイトを全部見ていくのも大変!おすすめタイプ別に紹介していきますね。
タイプ別!中学生の初スマホにおすすめの会社&スマホ機種はこちら
では、上記7社の特徴やおすすめ機種を紹介していこうと思います。
親がドコモだと子どもはドコモがお得?それとも新しくはじまる「ahamo(アハモ)」?
親がauだと子どもはauがお得?それとも新しくはじまる「povo(ポヴォ)」?
親がソフトバンクなので子どももソフトバンクがお得?それとも新しくはじまる「LINEMO(ラインモ)」?
データ使い放題で定額1,100円!シンプルさが売りのTONEモバイルの料金プランと機種は?
親がドコモだと子どもはドコモがお得?それとも新サービス「ahamo(アハモ)」?

docomoは、2021年3月から格安プラン「ahamo(アハモ)」の提供をはじめました。
ドコモとahamo(アハモ)は何が違うのかご存知ですか?15歳以下向けのドコモの「U15はじめてスマホプラン」とahamo(アハモ)を比較してみます。
【ドコモとahamo(アハモ)の比較】
ドコモ 「U15はじめてスマホプラン」 | ahamo(アハモ) | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 契約〜12ヶ月:1,078円 13ヶ月〜:1,628円 | 2,970円 |
利用可能データ量 | 5GB ※18歳まで | 20GB |
通話料 | 5分以内の通話無料 | 5分以内の通話無料 |
ポイントは「利用可能なデータ量」。あまり使わないのであればドコモの方が安いです。一方、オンライン授業などでデータを使うことが分かっているのであれば、トータルで見るとahamo(アハモ)のほうが安くなるでしょう。
「どれくらいデータを使うのか、予想できない!」という場合は、とりあえずドコモの「U15はじめてスマホプラン」にしてみるのがおすすめです。
【ドコモの「U15はじめてスマホプラン」とは?】
ドコモの「U15はじめてスマホプラン」の月額料金は税込1,815円。さらに最初の12ヶ月間は550円割引に、dカードでお支払いをすると毎月187円割引になります。
利用できるデータ量も18歳までは3GB。5分以内の国内通話が何度でも無料な上、家族がドコモの場合は「ファミリー割引」で家族間の通話は無制限で無料になります。
スマホデビューの中学生にはぴったりのプランです。
3GB (国内通話料金5分間無料) | 契約〜12ヶ月:1,078円 13ヶ月〜:1,628円 |
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【中学生におすすめのドコモ機種】
私のオススメは「Xperia Ace II」。水濡れOKの防水仕様と、大容量バッテリーで、安心して使えます。販売価格は22,000円(店舗によって異なります)ですが、さらに15歳以下限定で12,100円が割引されます。
3/2現在、ドコモオンラインショップでは売り切れていますが、お近くのドコモショップにはまだあるかも!ぜひ探してみてください。

<ドコモ オススメ度>
料金 | ★★★ はじめてのスマホなら十分 |
---|---|
機種 | ★★☆ 選択肢は少ないですが、15歳以下だと割引になる機種もあります |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |
「データ量3GBだと足りないんだよな…」というお子さんの場合はたっぷり使えるahamo(アハモ)にしましょう。
【ahamo(アハモ)の月額料金】
20GB (国内通話料金5分間無料) | 月額2,970円(税込) |
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そして、ahamo(アハモ)は自分の使い方に合わせて、以下のようなオプションをつけられます。
- 通話かけ放題 +1,100円(税込)
- データ追加1GB +550円(税込)
さらに親がドコモを契約中の場合、一部の条件付きで「ファミリー割引」「みんんなドコモ割」が使えます。ドコモの料金がお得になるので、親の支払いが安くなります。
ドコモ(親) | ahamo(子ども) | |
---|---|---|
家族間通話無料 (ファミリー割引) | 家族内で、ドコモからahamoにかける場合は無料 | ahamoからかける場合、家族間通話は無料になりません (ただし、ahamoは、誰にかけても5分間の通話は無料です) |
みんなドコモ割の適用 | 家族2人がドコモ・ahamoの場合は翌月からずっと月額550円引き、3人以上の場合は1100円引き | ahamoの料金の割引はありませんが、契約人数としてカウントされます |
【ahamo(アハモ)のデメリット】
ここまでahamo(アハモ)のメリットを紹介してきましたが、デメリットも気になりますよね。子どもをahamo(アハモ)にした場合のデメリットをまとめました。
- ドコモショップや電話でのサポートを受けられない
ahamo(アハモ)の申込みや問い合わせはすべてWEB上で行われます。困ったときにドコモショップに聞きに行ったり、電話で問い合わせることはできません。
(紛失・盗難や端末の故障など、緊急の用件に関しては専用の電話窓口でも受け付けます) - キャリアメールや、留守番電話サービスなどを利用できない
「〜@docomo.ne.jp」というキャリアメールや留守番電話サービスなどは使用できません。 - 各種割引は適用されないことが多い
ドコモのプランには「ずっとドコモ特典」「ドコモ光セット割引」などの、さまざまなオプション割引がありましたが、ahamoにはありません。「みんなドコモ割」についてはカウントの対象にはなるため、親のドコモ料金が安くなります。 - 未成年は契約者になれない(利用は可能)
子どもが利用する場合、親が契約者となり、子どもを利用者登録することになります。
個人的には、致命的なデメリットはないのではないように感じます。
中学生におすすめのahamo機種
現在ahamoの公式サイトで申し込める機種は、以下の3機種です。
- iPhone 11 49,390円〜
- Xperia 1 II SO-51A 60,170円〜
- Galaxy S20 5G SC-51A 52,800円〜
選択肢が少ないな…と感じたかもしれませんが、実はドコモオンラインショップで販売中のiPhone・スマートフォンは全機種、ahamoでも利用可能です。そのため、ドコモショップで購入するのがおすすめです。
ただし、ドコモオンラインショップでは、料金プラン「ahamo」のお申込みはできません。ahamoの契約をする前にドコモオンラインショップで購入し、商品が手元に届いたら、別途ahamoへプラン変更手続きをする必要があります。
詳しくは下記の案内をご覧ください。
料金プラン「ahamo」を契約予定のお客さまへ | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
3/2時点在庫がある商品の中で私のオススメは「arrows We F-51B」。丸洗いOKの防水仕様と、大容量バッテリーで、安心して使えます。5G対応でありながら、21,450円というお手頃価格で購入できます。

<ahamo オススメ度>
料金 | ★★★ 家族割のカウントになり、親も嬉しい |
---|---|
機種 | ★★☆ ドコモオンラインショップで購入可。選択肢は少ないですが、2万円程度で買える機種も。 |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |

親がauだと子どもはauがお得?それとも新しくはじまる「povo(ポヴォ)」?

ドコモの格安プラン「ahamo(アハモ)」に対抗して、auは2021年3月から格安プラン「povo(ポヴォ)」の提供をはじめています。
auとpovo(ポヴォ)は何が違うのかご存知ですか?auとpovo(ポヴォ)を比較してみます。
【auとpovo(ポヴォ)の比較】
auの使い放題MAX | povo 2.0 | |
---|---|---|
割引 | 30歳以下は6カ月間、月額3,938円割引 | 無 |
割引後の月額料金 | 契約〜6ヶ月:税込990円〜 7ヶ月〜:税込4,928円〜 | 基本料金0円 |
利用可能データ量 | 無制限 | 3GB:990円/30日 20GB:2,700円/30日 |
通話料 | auの家族間通話は無料 その他の通話は有料 | 22円/30秒 5分以内通話かけ放題:550円/月 |
トッピングを使って自由にプランを作成できるpovoの方がお得になるケースが多いでしょう。ではauと比べたときのpovo(ポヴォ)のデメリットはなんでしょうか。
【povo(ポヴォ)のデメリット】
- auショップや電話でのサポートを受けられない
povo(ポヴォ)の申込みや問い合わせはすべてWEB上で行われます。困ったときにauショップに聞きに行ったり、電話で問い合わせることはできません。
(紛失・盗難や端末の故障など、緊急の用件に関しては専用の電話窓口でも受け付けます) - キャリアメールや、留守番電話サービスなどを利用できない
「〜@au.com」や「〜@ezweb.ne.jp」というキャリアメールや留守番電話サービスは使用できません。 - 各種割引は適用されないことが多い
auのプランには「auスマートバリュー」などの、さまざまなオプション割引がありましたが、povoにはありません。「au家族割」のカウント対象にもなりません。
上記のデメリットが特に問題にならないという場合であれば、「povo(ポヴォ)」がおすすめです。では親はauで、子どもがpovo(ポヴォ)の場合、親子双方はオトクになるのか見ていきましょう。
au(親) | ahamo(子ども) | |
---|---|---|
家族間通話 | 有料 | 有料 |
家族割の適用 | 家族2人がauの場合は翌月からずっと月額550円引き、3人以上の場合は1100円引き | povoに家族割はありません。au家族割の人数としてもカウントされません。 |
ドコモに場合は、ahamo回線も家族割の人数としてはカウントされましたが、povo回線はau家族割のカウント対象外です。親がauだからという理由で子どもが「povo(ポヴォ)」を選ぶ必要はなさそうです。
では、povo(ポヴォ)の月額料金を改めてまとめます。
【povo(ポヴォ)の月額料金】
povo 2.0 | 基本料0円 |
---|
povo(ポヴォ)はなんと基本料0円。「トッピング」という機能を使って、自分好みのプランを作ることが出来ます。たとえば、中学生であれば、以下のようなトッピングを検討できます。
- 3GBデータ追加(30日間) +990円
- 20GBデータ追加(30日間) +2,700円
- 5分以内通話かけ放題 +550円/月
- 通話かけ放題 +1,650円/月
たとえば、3GBのデータだけトッピングすれば月額990円でスマホを使えます。3GBを使い切ってしまうと低速通信(最大128kbps)になってしまいますが、中学生ならそれで十分かもしれません。
中学生におすすめのpovo(ポヴォ)機種
「povo(ポヴォ)」は、auオンラインショップで端末を購入できます。以下の手順でau契約と紐付かない機種を購入してください。
スマホ単体購入手順について | au Online Shop
私のおすすめは「OPPO A54 5G OPG02」。約4,800万画素を持つ4眼カメラと大容量バッテリーが特徴の5Gスマホです。28,765円で購入できます。

画像引用元:au公式サイト
<オススメ度>
料金 | ★★★ トッピングで自分好みのプランを作れる |
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機種 | ★☆☆ auオンラインショップで購入できますが、やや高め |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |
親がソフトバンクなので子どももソフトバンクがお得?それとも新しくはじまる「LINEMO(ラインモ)」?

ソフトバンクには「スマホデビュープラン」という小中学生向けの格安プランがあります。
また、ソフトバンクが提供している新サービス「LINEMO(ラインモ)」もあります。
では、ソフトバンクの「スマホデビュープラン」と「LINEMO(ラインモ)」を比較してみましょう。
ソフトバンク 「スマホデビュープラン」 | LINEMO(ラインモ) 「ミニプラン」 | |
---|---|---|
割引 | 有(22歳以下対象) | 無 |
割引後の月額料金 | 契約〜13ヶ月:税込990円 14ヶ月〜:税込2,178円 | 税込990円 |
利用可能データ量 | 契約〜13ヶ月:5GB 14ヶ月〜:3GB | 3GB ※使い切ったら300kbps |
通話料 | 5分以内の通話無料 | 有料 ※ただしLINEが使い放題 |
ポイントは「通話をするかどうか」。短時間の通話を頻繁にかけるのであればソフトバンクがおすすめです。一方、通話を使わない方や主にLINEを使う方はLINEMO(ラインモ)のほうが安くなるでしょう。
中学生であれば連絡にLINEを使う子が多いので、LINEMO(ラインモ)の方がお得なケースが多いと思います。
では親はソフトバンクで、子どもがLINEMO(ラインモ)の場合、親子双方はオトクになるのか見ていきましょう。
ソフトバンク(親) | LINEMO(子ども) | |
---|---|---|
家族間通話 | 有料 | 有料 |
家族割の適用 | 家族がソフトバンクの場合は最大1,210円割引。遠くの親戚や同居中のパートナーも対応。 | 家族割はありません。ソフトバンク家族割の人数としてもカウントされません。 |
ドコモに場合はahamo回線も家族割の人数としてはカウントされましたが、LINEMO回線はソフトバンク家族割のカウント対象外です。親がソフトバンクだからという理由で子どもが「LINEMO(ラインモ)」を選ぶ必要はなさそうです。
【LINEMO(ラインモ)の機種は別途購入】
LINEMOでは機種を販売しておらず、メーカー公式サイトや家電量販店、その他通販などで購入する必要があります。ただし、必ずLINEMOの動作確認が済んでいる端末であるか確認の上で購入してください。
<オススメ度>
料金 | ★★★ はじめてのスマホなら十分 |
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機種 | ★★☆ 機種は自分で用意する必要があり |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |
データ使い放題で定額1,100円!シンプルさが売りのTONEモバイルの料金プランと機種は?

TSUTAYAが運営するTONEモバイルの特徴はなんといっても料金体系のシンプルさ。ネットやSNSをどれだけ使っても、料金は月額1,100円。他の会社のようにデータ容量によって料金が変わることは有りません。
使用できる機種はiPhoneかAndroidの専用機種のみ。
専用機種の「TONEe21」は9,980円で4眼カメラを装備という、コストパフォマンスの高さが魅力です。

TONEモバイルの特徴のひとつは充実の見守り機能。
専用機種はTONEモバイルが開発したフィルタリングアプリに完全に対応して作られているため、通常のフィルタリング設定に加え、移動通知や場所確認などを簡単に行うことが出来ます。
その優秀さは、東京都を含む九都県市などから推奨されるほど。
iPhoneプランでは、月額308円(税込)のオプションを付けることで、見守り機能を利用できます。(ただいま、契約から6ヶ月間無料のキャンペーン中)

また、手厚いサポートも特徴。電話サポートだけでなく、TSUTAYA店舗やカメラのキタムラで直接対応してもらうことも出来ます。

実は、私の両親がTONEモバイルを使っています。以前は、スマホの使い方について頻繁に電話で質問されていたのですが、TONEモバイルにしてからはまったく質問されなくなり、サポートの的確さに驚いています。
<オススメ度>
料金 | ★★★ 料金体系がシンプルで安い |
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機種 | ★★☆ 機種は少ない。気に入るかどうか |
契約期間の縛り | ☆☆☆ 2年以内に解約すると違約金の支払いが必要です |

余ったデータを翌月にくりこせるUQモバイル!そこまで使わない人におすすめ

ここまで紹介したプランには「データのくりこし」が出来ませんでした。使わない月と使う月の差が激しいので、余ったデータを繰り越したい!という方におすすめなのが「UQモバイル」。
3つのプランがありますが、中学生におすすめなのが「くりこしプランS+5G」です。「くりこしプランS+5G」は、3GBのデータ容量を月額1,628円で利用可能。データ容量を使い切ると300kbpsの通信速度に落ちますが、LINEなどでメッセージを送る分には問題ありません。
もっとたくさん使いたい場合は「くりこしプランM+5G」と「くりこしプランL+5G」があり、両方とも18歳以下が割引になる「UQ応援割」が使えます。たくさん使う場合はこちらも検討してください。
中学生におすすめのUQモバイル料金プラン
くりこしプランS(3GB) | 月額1,628円(税込) |
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くりこしプランM (20GB ※13ヶ月目〜は15GB) | 契約〜12ヶ月:990円〜 13ヶ月目〜:2,640円〜 |
くりこしプランL (30GB ※13ヶ月目〜は25GB) | 契約〜12ヶ月:1,870円〜 13ヶ月目〜:3,520円〜 |
中学生におすすめのUQモバイル機種
UQモバイルでおすすめの機種は「OPPO A54 5G」4800万画素の高性能カメラと大容量バッテリーが特徴。12,265円で購入できます。

<オススメ度>
料金 | ★★☆ 余った分を翌月にくりこせる |
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機種 | ★★☆ androidに良い機種が多い |
契約期間の縛り | ★★★ 期間の縛りはなし |

家族割がずっとオトクなワイモバイル。おすすめの料金プランと機種は?

ワイモバイルは3GBまで使えるSプランが2,178円。データ容量を使い切っても300kbpsで通信できますので、テキストの送信などであれば問題ありません。
またデータのくりこしもOKなので、余ったデータ量を無駄なく使えます。
中学生のワイモバイル料金プラン
プランS(3GB) | 月額2,178円(税込) |
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プランM(15GB) | 月額3,278円(税込) |
さらに、家族もワイモバイル回線だと、2回線目以降が月額1,188円割引される「家族割引」もあります。家族がワイモバイルを使っている場合は、お子さんもぜひワイモバにしてください。
中学生におすすめのワイモバイル機種
ワイモバイルのおすすめ機種は「OPPO Reno5 A」。1万円以下でありながら、4眼カメラを搭載。風景・人物・夜景など、写真撮影をとことん楽しめます。

画像引用元:ワイモバイル公式サイト
<オススメ度>
料金 | ★★☆ あまったデータを次月にくりこしできる |
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機種 | ★★☆ Android機種の選択肢が豊富です。 |
契約期間の縛り | ★★★ 期間の縛りはなし |
親子で話し合いながら、納得できるスマホ選びを
フィルタリングアプリを使ったスマホルールの仕組みづくりから、おすすめスマホ会社7社を紹介してきました。
スマホを購入する直前であれば、子どもはスマホのルールづくりに前向きに取り組んでくれます。インターネットの魅力とリスクを伝えながら、子どもにピッタリのスマホを選んでくださいね。
小学生におすすめの子ども用GPS・スマホ10選に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。


ソクラテスのたまご編集部の一員。発達障害児向けの療育教室の広報職を経て現職。3人娘の母。本業はWebディレクター&マーケッター。新しいデバイスやアプリを試すのが大好きです。