夏休みを使って“コレ”をやるだけ! 子どもが自分から勉強するマル秘テク

うちの子、なかなか勉強しなくて……。そんなふうに悩んでいる保護者の方もいるのではないでしょうか。
実は、子どもが自主的に学習するようになる方法があるのです! 今回はそのマル秘テクを、具体的なHOW TOとともに紹介します。
子どもが自分から勉強するマル秘テク
いくら「勉強しなさい」と言っても、勉強しない。勉強することが自分の将来のためになることを分かってくれないと、頭を抱えている保護者の方もいるのではないでしょうか。
いったいどうすれば、子どもが自ら机に向かってくれるようになるのでしょうか?
そのヒントとなる調査結果があります。

上の表は、「なりたい職業の有無による勉強時間の差」を示したもの。
世界11ヵ国で行われたアンケート調査から、「『なりたい職業がある』と答えた子の方が、毎日の勉強時間が30分増える」ことがわかっています。
「なりたい職業がある」子は、将来への目標が明確なので、学習に対するモチベーションが上がりやすいからです。
でも、うちの子に聞いても将来のことなんて何も考えていないみたい……。
そんな声も聞こえてきそうですが、あなたのお子さんだけではありません。日本の子どもの3人に1人は将来に夢を持っていないというデータもあります。
それもそうでしょう。コロナ禍でテレワークや在宅勤務が普及したとはいえ、大人が働く姿を身近で見たり、感じたりする機会は、昔と比べても少ないのですから。
しかし、学習へのモチベーションを高めるためにも、「なりたい職業がある」を意識させたり、さまざまな職業があることを知り、自分の将来について考えたり、憧れを持たせたりしたいものですよね。
「はたらくすがた」コンテストのススメ
そこでおすすめなのが、株式会社アイデムが主催する「第17回 アイデム写真コンテスト はたらくすがた」(以下、「はたらくすがた」コンテスト)です。

「はたらくすがた」コンテストは、小学生・中学生・高校生が、「身の回りで働く大人の姿」を捉えた写真を応募するコンテスト。
「大人の働く姿を追って写真を撮る」という過程を通じて、子どもが職業観や勤労観を学べるようにという目的のもと実施されています。
シャッターチャンスを狙って大人の働く姿に向き合うことで、「こんな仕事に就きたい」「こんなふうに働くってかっこいい」と、働くことを自分と結びつけて考えられるようになるでしょう。
また、親子で子どもの将来について話したり、さまざまな職業に目を向けたりするきっかけにもなるはずです。
もし賞を取ることができなくても、「はたらくすがた」コンテストに参加することで、早期から憧れの職業を自ら意識するようになるでしょう。
将来の夢が決まったらこっちのもの! 親がなにも言わなくても、自分で夢を掴む努力をするようになるはずです。
写真を通して、大人に憧れる
前回の「はたらくすがた」コンテストの入選作品のコメントからも、写真を通して働く大人に憧れる子どもたちの気持ちがあふれています。
【小学生の部】
・ぼくのおうちのじまんのいちごを、たくさんのひとにたべてもらうのがたのしみです。
・ぼくも大きくなったらとうちゃんとしごとをしてたくさんの人に人じんをとどけたいです。
【中学生の部】
・いつもは見られない真剣な眼差しで壊れたバイクと向き合い、慣れた手つきで何度も何度も動くかどうかを試している姿を見て、とてもかっこいいと思いました。
・僕たちの家を建てる大工さんたちは作業の時にはとても真剣でいかつい顔をしていて、でも休憩の時には優しい顔で笑う大工さんがかっこよかったです。
【高校生の部】
・遠くベトナムから来日し、先輩に教わりながら夕陽を浴びて測量に励む実習生たちの姿がありました。コロナ禍の中であっても、その瞳は希望に満ち、母国の未来を見ています。
・祖母はこの撮影を通して私に働く事の美しさを教えてくれました。
どのコメントも、普段見ることのない大人の真剣な眼差しや仕事に向き合う姿勢を目の当たりにすることで、働く大人をかっこいいと感じ、子どもたちが働くことを前向きに捉えられるようになっていることが分かります。
子どもが自ら意欲的に机に向かうようになるのは理想的な形ですよね。
社会の中での自分の役割を見つけ、将来のことを考えながら目を輝かせて勉強する。 親としては、そんなわが子を見守っていたいものです。
「はたらくすがた」コンテストを、子どもたちが将来への「夢」や職業への「憧れ」を持つきっかけにしませんか?
ぜひ、夏休みのプランの一つに、「はたらくすがた」コンテストへの参加を検討してみてくださいね。
- 「第17回 アイデム写真コンテスト はたらくすがた」の詳細はこちら
<参考URL>
・「第17回 アイデム写真コンテスト はたらくすがた」公式サイト
・株式会社アイデム 第17回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」 小中高生から“大人が働く姿”を捉えた写真作品を募集(PR TIMES)
・株式会社ミライメイク お子さまの満足度98%!子どもの学ぶモチベーションが上がるDream Driven!起業家コースの無料体験授業が2/9(水)スタート(PR TIMES)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。