働くママがしんどい理由は…。85%のママがやっている“家事以外”の大変なタスク

働くママは、やることがたくさん! 仕事に家事にママ業に、息つく間もない毎日でしょう。
株式会社ママスクエアは、小学生の子どもがいる働くママを対象に「子どものお稽古・習い事に関する調査」を実施しました。
子どものためとはいえ、現地までの送迎は重労働!世の中のママさん、本当にお疲れ様です……。
働くママは、習い事まで送迎している?
働くママはいつでも時間に追われています。
ようやく帰宅できても、子どもの習い事があると、その時間に合わせて再び外出! 終わったら迎えにいかなければならないので、本当に常に時計とにらめっこですよね。
「子どものお稽古・習い事に関する調査」の結果によると、働くママの85%が習い事の送迎をしていることがわかりました。

理由としては、「年齢的にひとりで通わせるのが心配」「習い事の場所まで距離がある」「習い事の時間帯が夜遅い」の声が目立ちました。
まさに親心ですね……!
習い事まで片道どのくらいかかる?
習い事までの所要時間も重要です。距離が遠いほど、負担は大きなものになるでしょう。
アンケートによると、片道の時間は「15分未満」が半数以上。「15分以上~30分未満」の割合も目立ちます。

忙しい中で時間をやりくりしているので、習い事の場所は「その時間で行ける距離」でセレクトしているとも考えられます。
習い事の送迎、大変だと感じる?
習い事の送迎は、ママにとっても重大タスクです。開始時刻に遅れるわけにいかない、終わる時間には子どもを待っていなければいけない……。
なにかと大変な送迎係、ママはどう思っているのでしょうか?
アンケートでは、72%の保護者が送迎を負担に感じていることがわかりました。

1週間に何度その習い事に行くかにもよるかと思いますが、頻度が上がるにつれて負担も増加しますよね。
筆者は子ども(小学2年生)を、週に2回、体操教室まで送迎しています。
レッスンの時間は1時間。その時間を有効活用するべく、近くのスーパーまで車を飛ばして食材の買いだめをして、終わる頃に習い事の場所まで戻ってきます。
筆者にとって、習い事の送迎は「買い物に行けるチャンス」。
ポジティブに考えているので送迎自体はあまり負担になりませんが、習い事があるとそれだけ生活リズムが後ろ倒しになるので、「もうこんな時間! 早く寝なさい」と最終的に急かすことになるのは毎回しんどく思っています……。
送迎は大変! でも子どものために……
79%のママは送迎を「大変」と回答しましたが、習い事をする際の決め手を見ると、子どもの意志を尊重して、どうにか自分を奮い立たせていることがわかります。

確かに、「今日ピアノのレッスンの日だ! 発表会に向けてがんばるね」なんてキラキラした目を向けられたら、「送り迎えが大変だから辞めてくれない?」とは言えませんよね。
筆者の子どもはオンライン英会話も受講しています。
送迎がいらないので助かっていますが、親(筆者)の希望でやらせているだけなので、子どもは毎回あまり乗り気ではありません。
テンション低くレッスンを受けている子どもを見ていると、イライラしてくるうえ、講師に対して申し訳ない気持ちにもなります。やはり「本人のやる気」は大事ですよね……。

子どものために毎日奔走しているママたち、本当にお疲れ様です。
しんどいですが、子どものやる気を尊重して自分を犠牲にするママたちは本当に立派です。
いつか習い事を卒業するときに、「ママ今まで送り迎えしてくれてありがとう」なんて言ってくれたら感無量ですね!
<参考資料>
・株式会社ママスクエア 6月6日は【お稽古の日】働くママの85%が子どもの送迎をしている!小学生のお稽古・習い事に関する調査(PR TIMES)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。