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2022.06.11

子どもに日焼け対策しないとヤバいわけ。20種類から厳選した「日焼け止め」5選も!

暑い日差しが気になる季節になってきましたが、子どもに紫外線対策はしていますか?
「小麦色くらいが健康的」などという意見もありますが、紫外線を浴びすぎるとシミ・しわだけではく、さまざまな悪影響を及ぼすことがわかっています。
そこで今回は、「子どもが日焼け止めをすべき理由」や「日焼け止めの選び方」などを紹介します。また、これまで20種類以上の日焼け止めを使ってきた筆者が自信を持っておすすめする「日焼け止め」を5つピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

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子どもにこそ日焼け対策をしたほうがいい理由

なぜ現代の子どもたちに紫外線対策が必要だと言われ始めたのでしょうか。


その理由は、オゾン層の破壊により紫外線が地表にふりそそぐ量が増えたこと、紫外線を浴び続けることが人体に有害であることが、さまざまな研究からわかってきたからです。


一般的に、子どもは大人に比べて皮膚が薄く、大人よりも紫外線のダメージを受けやすいもの。外で遊ぶ機会が多い子どもは、一生に浴びる紫外線量の半分を18歳ぐらいまでに浴びてしまうといわれています。


肌のバリア機能が低い低年齢のころからしっかりと紫外線対策をすることで、紫外線から受ける悪影響を予防することできるのです。

日焼けが及ぼす悪影響とは?

では、紫外線を浴びすぎることでどのような悪影響があるのでしょうか? 

シミ・しわの原因になるだけではない、次のような悪影響が報告されています。

日焼け(サンバーン)

サンバーンとは、紫外線による皮膚のやけどのこと。日焼けをして皮膚が赤くなったという方は、このサンバーンが原因です。

日焼け(サンタン)

日焼けをして数日後に肌が黒くなるのは、サンバーンによって起こるサンタンによるものです。

サンタンは紫外線A(UV-A)によって刺激された表皮が肌を守ろうとすることで、メラミンという黒い色素を増やすこと。このメラミンはシミの原因にもつながります。

皮膚の病気

紫外線を浴びすぎることで、シミ・しわができてしまうことはよく知られています。

それだけではなく、長年にわたって紫外線を浴び続けていると、皮膚の老化を早めたり、皮膚がんになるリスクも高くなります。

目の病気

紫外線は肌だけではなく目にも影響を及ぼします。

充血や涙、異物感、目痛などを生じさせる紫外線角膜炎や白内障、屋外での活動が長い農業や漁業などをしている方によく見られる翼状片になるリスクも高くなります。

適切な日焼け対策とは

では、日焼けによる悪影響から身を守るために、どのように対策をしたら良いのでしょうか。適切な紫外線対策の方法を紹介します。

日陰を利用する

日陰は日向の約50%紫外線が減るので、日陰で活動したり、テントやパラソル等を積極的に利用しましょう。曇りでも晴天の約80%の紫外線が出ているので対策は必要です。

帽子やUVカットの衣類を身につける

帽子のつばが7センチあれば約60%の紫外線をカットできるそうです。また、長袖や襟付きのように体を覆う部分の多い服のほうが紫外線から肌を守ることができます。

UVカットの素材や白か淡い色のもので、綿かポリエステル・綿の混紡素材のものがおすすめです。通気性や吸収性が悪いと熱中症の懸念があるので、無理のない範囲で着られるものを選びましょう。

日焼け止めを使う

衣類などで覆うことができない部分や、暑さ等で衣類を身につけることを嫌がる場合は日焼け止めを利用しましょう。

日焼け止め選びのポイント

日焼けによるさまざまな悪影響から身を守るために、どのように対策をしたら良いのでしょうか。日焼け止め選びのポイントを見ていきましょう。

日焼け止めの効果表示(SPF・PA)とは

市販の日焼け止めに表示されている「SPF」や「PA」という表示を見たことがあるという方も多いでしょう。

紫外線には紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)の2種類があり、サンバーン(日焼けで皮膚が赤くなる現象)を起こす紫外線B派(UV-B)を防ぐ指標が「SPF」で、サンタン(皮膚が黒くなる現象)を引き起こす紫外線A(UV-A)を防ぐ指標が「PA」で表示されています。

SPFは「SPF50」などのように数値が高くなるほど紫外線B波(UV-B)を防ぎ、PAは「PA++++」などのように+が多いほど紫外線A波(UV-A)を防ぎます。

使用するシーンによって適切なものを選ぶとよいでしょう。

日焼け止めの塗り方

日焼け止めは、外出する前にムラなく塗るのがポイントです。手や衣類に触れたり、汗をかくと落ちてしまうので、2~3時間おきに塗りなおすのが効果的です。

また、耐久性の高い日焼け止めは、しっかりと落とさないと皮膚のトラブルになってしまうことがあるので、商品の説明書に従ってオフしてくださいね。

親子で使えるおすすめ日焼け止め5選

ここからは、これまでに20種類以上の日焼け止めを試した筆者が、自信を持っておすすめする「親子で使える日焼け止め」を5つ紹介します。

紫外線対策としても便利な日焼け止めを「紫外線カット力」「落としやすさ」「安全性」「使い心地」「機能性」などから選びました。

「どれがいいのかな?」と悩まれている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク N

SPF50+PA++++と、強力なUVもブロックしてくれるのに、赤ちゃんから大人まで使える敏感肌用アイテムです。

紫外線防御剤を使用していますが、アネッサが独自で開発した特殊技術で、低配合の紫外線防御剤でも紫外線をしっかり全方位カットしてくれます。

  • SPF50+PA++++
  • 無添加・無香料・無着色(アルコール無添加、防腐剤 (パラベン)無添加、鉱物油無添加)
  • 赤ちゃんから大人まで使える
  • 石けんで落ちる
  • アレルギーテスト済み、ニキビになりにくい処方
  • 空気中の微粒子や紫外線から肌を守る「環境ダメージブロック処方」
  • 80分間にわたる水浴テストで耐水性を確認済み「スーパーウォータープルーフ」

2.マミー UVアクアミルク

SPF50+PA++++で強力な紫外線をカットしてくれます。しかも、成分の80%が食品成分という、敏感な子どものお肌にとって嬉しいアイテムです。

きしきししないミルクタイプのテクスチャーで伸びもよく、白くならずに使いやすい点やウォータープルーフである点も高評価。コスパが良いのも嬉しいポイントです。

  • SPF50+PA++++
  • 無着色・無香料・防腐剤フリー・無鉱物油・アルコールフリー
  • 1歳から大人まで使える
  • 石けんで落ちる
  • 皮フ刺激テスト・光刺激テスト・アレルギーテスト・スティンギングテスト実施済み
  • 80分間にわたる水浴テストで耐水性を確認済み「スーパーウォータープルーフ」

3.紫外線予報 冷たいUVスプレーP

瞬間冷却-22.6℃と、つけた瞬間ひんやりと気持ちいいスプレータイプの日焼け止めです。

SPF50+PA++++と強力な紫線をカットしてくれウォータープルーフなのに、こちらも石鹸で落とせます。

肌にボトルを押し当てると、シューッと冷たいローションが出て、使い心地も気持ちよく、炎天下でのスポーツやレジャーなどで子どもも喜んで塗ってくれます。

紫外線吸収剤を使用しているものの、カプセル内に内包しているので、肌に直接触れる心配はありません。

  • SPF50+PA++++
  • 無色素、無香料、無鉱物油、ノンパラベン、ノンアルコール
  • 1歳から大人まで使える
  • 石けんで落ちる
  • 紫外線カット成分 100%UVカプセルin
  • ウォータープルーフ
  • オレンジ精油の香り

4.RAFRA UVミスト

SPF50+、PA++++、ロングUVA対応という最強の紫外線カット効果に加え、大気汚染、ブルーライトからも肌を守る美容液UVミストです。

美容液成分入りでうるおうのにベタつかないサラサラとした使い心地で重ねても白くならないのが嬉しいポイント。

スプレータイプでシューっとひと吹きするだけなので、忙しい朝の時短UVケアにはオススメのアイテムです。

  • SPF50+PA++++、ロングUVA対応
  • 天然由来成分&10種の美容液成分配合で紫外線ダメージをケア
  • 子どもから大人まで使える
  • 石けんで落ちる
  • 無香料、無着色、鉱物油、パラベン、アルコール、四足動物由来成分不使用
  • ウォータープルーフ
  • 天然オレンジの香り

5.紫外線予報 さらさらUVスティック

手が汚れずに濡れるスティックタイプの日焼け止めです。持ち歩きがしやすく、液漏れの心配もなし。重ね塗りや塗り忘れ時も手軽に濡れるのが嬉しいポイントです。

かさつく肌のうるおいを守ってくれるのに使い心地はサラサラで無香料。1歳から大人まで使えてウォータープルーフなので、お出かけ時に1つあると便利ですね。

  • SPF50+PA++++
  • 無色素、無香料、無鉱物油、ノンパラベン、ノンアルコール
  • 1歳から大人まで使える
  • 石けんで落ちる
  • アルブチン・コラーゲン・ヒアルロン酸・7種の植物エキス配合
  • ウォータープルーフ
  • 手が汚れない

これまで紫外線についての悪影響をお伝えしましたが、日光を浴びることは、骨の成長と維持に必要なビタミンDを作ったり、ストレス解消や集中力が向上する「セラトニン」というホルモンを分泌してくれたりなど、デメリットばかりではないこともわかっています。

紫外線に敏感になりすぎず、適切な紫外線対策をしながら、屋外でのレジャーやアウトドアも楽しんでくださいね。

<参考資料>
・危機管理教育研究所
・日本小児皮膚科学会
・環境省紫外線環境保健マニュアル2020

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