夫（妻）がイラッ！　夫婦喧嘩の原因で1番多いのは「態度や言動」、具体的なきっかけは？

夫婦喧嘩の原因で1番多いのは？

主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」を運営する株式会社しんげんは、「夫婦喧嘩」に関するアンケート調査をおこないました。対象は、結婚経験のある男女200名です。

まず、夫婦喧嘩の原因から見ていきましょう。「夫婦喧嘩の原因で1番多いのは？」と質問すると、このような結果になりました。

「態度や言動」が群を抜いてトップ。その次に「ささいなこと」「育児やその考え方等」が続きます。

ささいな態度や言動から喧嘩に発展することは少なくないでしょう。そう考えると、1位の「態度や言動」と2位の「ささいなこと」はまとめても良い気がします。

具体的なきっかけについて、アンケートにはさまざまな声が寄せられました。特に割合の多いトップ3について、コメントをいくつか紹介します。

態度や言動

• 相手の言うことに対して無視したり、嫌な返答をして（40代女性）
• 嫁の態度がものすごく悪く気に入らないことがあり、それについて言うと反対に怒ってきて喧嘩になります（30代男性）
• 思いやりない言動が癇に障ることがある（50代〜男性）

「無視」「思いやりのない言動」などは、夫婦に限らず、あらゆる人間関係でイヤですよね。しかし、そのような態度には原因があるのかもしれません。「私、何かした？」というように話し合いの機会を設けるのはいかがでしょうか。

ささいなこと

• 思い出してもはっきりと覚えていない程度のことから派生しているような感じです（40代女性）
• 何が原因なのかよくわからないが、相手の気分が悪い時に些細なことで発生します（50代〜女性）
• ほんとうにどうでもよい些細なことの方が何故か気になって喧嘩になることが多いです（40代男性）

夫婦という近い距離の相手だからこそ、友人や同僚では気にならないようなことも「イラッ」の原因に。ネガティブな「ささいなこと」が積み重なって、離婚へと至る夫婦も少なくなさそうです。

育児やその考え方等

• 子どもの世話の割合や子どもにYouTubeなどの動画を見せる見せないが多いです（30代男性）
• 子供に対する接し方があまりにも悪いと注意してから喧嘩になります（30代女性）
• 子供の成績、受験など全く興味がないのか聞いても何もいわないから（40代女性）

子どもへの関わり方や価値観の違いにより、すれ違うケースが多く見られました。子どもが原因で夫婦喧嘩しても、子どもの前で険悪にならないよう注意したいですね。

24時間以内に仲直りする夫婦が多い

夫婦喧嘩にはさまざまな原因があります。しかしいつまでもギスギスしていると、居心地が悪くなってしまいます。

「夫婦喧嘩のあとどれくらいで仲直りする？」と質問すると、「24時間以内」の回答が非常に高くなりました。

仲直りまでの期間は、喧嘩の内容や性格による気もしますが、絶対に譲れない内容の喧嘩なら、納得いくまで話し合いが必要でしょう。またパートナーが「寝たら忘れる」というタイプなら、朝起きるといつも通りに会話できそうです。

では、アンケートに寄せられた声をいくつか紹介します。

24時間以内

• 自然とお互い怒りがなくなるので（30代男性）
• 気付いたら普通に話してていつも通りになっている感じです（30代女性）
• お互いの怒りが収まったら自然と仲直りしている（50代〜女性）

引きずらないタイプの方は、自然と元通りの関係性に戻れるようです。夫婦がお互いに引きずらないタイプだと、言いたいことが言える関係性になれそうですね。

2〜3日

• いつまでも怒っていても埒が明かないので、そのくらいのタイミングで仲直りする（50代〜男性）
• 少しずつ二人の会話が増えていって、元通りになります。お互い頭が冷えたらちゃんと話し合います（30代女性）
• 子どもの学校関係の相談があるなど必ず話をしないといけないシチュエーションになるのでそれをきっかけに話し始める時が仲直りのタイミング（40代女性）

2～3日置くと、喧嘩直後よりも冷静になれます。タイミングを見計らって「ごめんね」と言うのも良いですし、あえて普通に話しかけることで「もう喧嘩は終わり」サインを出すのもアリでしょう。

喧嘩直後

• 数分時間をおいて頭を冷やし謝る（30代男性）
• その場で言いたい事を言い合うのであとに引かない（40代女性）
• 長引くのが嫌なので直ぐに私から謝ります（40代男性）

お互いにイライラしても、お子さんがいると「子どものためにも早く仲直りしなければ」と切り替える方も多そうです。言いたいことを言い合ってパッと喧嘩を終えられると、ギスギスした感じも残らず良いですね。

結婚生活はいろいろなことがあります。時には喧嘩しつつも、夫婦仲良く助け合いながら暮らせると良いですね。

＜参考資料＞
・PR TIMES（株式会社しんげん）
・SHUFUFU