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2022.07.28

「読書感想文が3時間で書ける」と話題! 予約が取れない講座の凄いメソッド

今年もいよいよ始まった夏休み。長期休暇で宿題の量も多いだけに、取り組み方は子ども一人一人違うもの。しかし、多くの子どもが苦労する宿題といえば、やはり読書感想文ではないでしょうか。
今回は、「予約が取れない」と話題の読書感想文講座のメソッドを1冊にまとめた「脚本家が教える読書感想文講座」(篠原明夫著)をご紹介します。知っていると便利なポイントから、読書感想文を書く上での意外な落とし穴などが満載。
ぜひ、読書感想文対策に役立ててみてくださいね。

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夏の宿題最大の敵、読書感想文……

そもそも、なぜ読書感想文がこんなにも子ども(と、その親)を苦しめるのでしょうか。

さまざまな理由がありますが、その一つとして、本を読んで、感想を考えて、文章の構成を練って、決まった原稿用紙に収まるように書く……というたくさんのステップを踏まなければならないところがあります。

読書が苦手な子、自分の思いを表に出すのが苦手な子、作文が苦手な子たちは必ずそのどこかでつまずいてしまいます。

特に作文が苦手な子どもにとって、自分の考えや思いを書き出すのはかなり大変な作業。それを見かねた親が横から「こう書きなさい」「漢字が間違っている」などと指摘を入れてきたら、ただでさえ大変な宿題を投げ出したくなるのも無理はありませんよね。

結局子どもは書き上げることを諦めてしまい、親が手を入れて無理矢理完成させる……なんてご家庭もあるかもしれません。

本書には、そんな負のスパイラルから抜け出すための読書感想文のメソッドが詰め込まれています。内容は小学1年生から6年生まで対応しているので、1年生のときに1冊買えば、毎年これを頼りに作文することができるのです。

攻略のカギは「フレームワークメソッド」

具体的な内容を一部ご紹介しましょう。

本書では「フレームワークメソッド」という手法を提唱しており、「何を」「どれくらい」「どこに」書けば良いのかをわかりやすく図解しています。

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具体的には、400字詰の原稿用紙を書く内容ごとに区分けをしていくというもの。「あらすじは5行で」「感動したことは3行で」などと何をどのくらい書けば良いかを明確にするという方法です。

これは著者の篠原氏が主催する読書感想文講座でも実際に取り入れられているメソッドで、この手法でほとんどの子どもが、3時間以内で読書感想文を書き上げていくのだとか。

「フレームワーク」は原稿用紙1枚分の基本的なスタイルから始まり、用紙枚数に応じて項目やテクニックなどをプラスしていくので、学年段階に合わせて参考にすることができます。

真っ白の原稿用紙を渡されて、800字、1200字書きなさいと言われるとハードルが高く感じてしまいますが、「◯◯について100字で書こう」なら、無理なく進めていくことができそうですよね。

小さなゴールをたくさん提示して完成を目指すスタイルであれば、お子さんも頑張れるのではないでしょうか。

見本作文や親の対応Q&Aなど、役立つ情報満載

本書には、書き進め方以外にも、見本となる読書感想文や、本の選び方なども多数紹介、解説されています。物語や実話だけではなく、絵本や図鑑で感想文を書きたい時の見本も載っているのでお子さんの興味に合わせてアドバイスをすることができます。

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また、本の選び方などは「そんな注意ポイントがあったのか!」とハッとするような内容も掲載されています。上手く書けないとお悩みの子どもには、本の選び方からアドバイスをするのもアリかもしれませんね。

さらに、読書感想文を書く際の親の関わり方のポイントにも触れられています。子どもが読書感想文を書くときに親がやってしまいがちなNG対応や、こうすると子どもが書きやすいというGOOD対応を紹介しています。

具体的なGOOD対応として、例えば「大人は感想文の本を読まない」というものがあります。

「本を読まずに作文をみてあげることなんてできるの!?」と驚いてしまいそうですが、本書によれば、「親が本の内容を知ってしまうこと」こそが、子どもが作文できなくなってしまう(萎縮してしまう)原因をつくるのだそう。

本書を参考にして思い切って目を通さずに子どもの作文だけをみてあげることで、これまでとは違った視点でサポートしてあげられるのではないでしょうか。

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本書は説明文が少なく、図解や見本作文がたくさん掲載されているため、親も子も負担感なく読めるところもうれしいポイント。大きな文字でわかりやすく書かれているので、子どもが1人で読んでも十分に意味が理解できるようになっています。

お子さんが「読書感想文だけに何日もかけてしまう」「ネットで見た見本を丸写しする」という悩みをもっている方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

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  • 書名:「脚本家が教える読書感想文教室」
  • 著者:篠原明夫
  • イラスト:江田ななえ
  • 定価:1320円(税込)

<参考資料>
株式会社主婦の友社 【緊急連続重版】「ストアカ」評価☆5。4年連続最優秀講座賞受賞。予約がとれない読書感想文教室の「フレームワークメソッド」本(PR TIMES)

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