電気代高騰を乗り切るために、約6割の人がやっている「節電対策」とは？

約8割の人が節電を意識している

「猛暑では熱中症のリスクも懸念されますが、電気代高騰の煽りを受け、ご自宅のエアコンなどの使用に対して節電も意識していますか。」と質問したところ、このような結果になりました。

「かなりしている」「ややしている」の回答が約8割を占めました。電気代をはじめ、あらゆるモノの値段が上がっている昨今、確かに節電意識は例年よりも高まりますよね。

節電対策のヒントはエアコンにあった!?

続いて、「あなたは、30分以内の外出時にエアコンの電源を切っていますか。つけっぱなしにしていますか。」と質問すると、このような結果になりました。

およそ6割の方が「つけっぱなしにしている」と回答！　一方、2割程度の方は「電源を切っている」と回答しています。

確かに昔から、電気（ライト）はこまめにスイッチをOFFにするのが節電の定番ですが、エアコンの場合はどうなのでしょうか？

ダイキンの実験によると、日中や夜間において「30分ごとに電源をON/OFF」「24時間つけっぱなし」の2パターンを比較した場合、電気代が安いのは後者だったそうです。

エアコンは、ONにしたときに一番電力を消費します。室温を設定温度まで到達させるまでかなり電力を使うので、こまめにOFFにする→暑い室内に戻してしまうと、次回ONにしたときにかなり電気代がかかってしまうのです。

一番エアコンの電気代を削減できるのは、「自動運転でのつけっぱなし」。扇風機も併用しながら、快適な室温をキープするといいそうですよ。

お金に対する不安、約8割の人が感じている

昨今の電気代高騰は目を見張るものがあります。「例年と同じように生活しているのに普段の5倍請求された！」などのニュースを見たことがある方も多いでしょう。実際、手元に届いた請求書で「我が家もついに」と肩を落とすケースも……。

「あなたは、電気代高騰の煽りをうけ、お金に対する不安を感じることがありますか。」と質問すると、「非常に感じる」「やや感じる」の回答が約8割を占めました。

電気代が高いと、家計が圧迫され、やりたいことや行きたいところなどあらゆることに制限が出てきます。将来のためにも、どうにか現状を打開できないものでしょうか。

お金に対する備え、No.1は「NISA」

まだまだ右肩上がりに加速する、物価上昇。エアコンによる電気代問題をクリアしても、ハードルは次から次へと立ちはだかってきます。

アンケートで「お金の不安に対する備えとして、今後どのような方法を取り入れたいですか。」と質問したところ、このような結果になりました。

「NISA」がNo.1で、全体的に株や投資などの回答が多く見受けられます。「預貯金」も根強い人気ですが、これからはお金を“育てる”時代なのかもしれませんね。

「電気代高騰」を乗り切るために、約6割の人がやっている“節電対策”は「30分以内の外出でもエアコンの電源は切らない」でした。エアコンの場合、こまめなON/OFFは電気代がかさむ要因になります。

これからは、少しの外出くらいならエアコンはそのままに。帰宅しても快適な空気なんて、願ったり叶ったりですね。

＜参考資料＞
・PR TIMES（Sasuke Financial Lab株式会社）
・エネチェンジ こまめなオンオフは逆効果！夏のエアコン冷房、つけっぱなしの電気代と効果的な節電・節約方法
・エアコン買取王 「エアコンつけっぱなしvsこまめに切る」壊れやすさや寿命は？電気代は？夏より熱い3番勝負！