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2022.12.14

「スマホを使うと学力が低下する」は本当だった⁉︎ 最新脳科学で分かった驚きの事実

お子さんは、スマホやインターネットをよく使っていますか? 「またスマホ見て!あまり使うと頭が悪くなるよ」なんて叱るご家庭は少なくありませんが、本当のところ、電子機器と学力の関係ってどうなのでしょうか? 最新の脳科学で驚きの事実が解明されたそうです……!

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約9割の小学生がインターネットを利用している

内閣府がおこなった調査によると、インターネット利用者の低年齢化が加速しているそうです。

【出典】内閣府:令和3年度 青少年のインターネット利用環境実態調査:調査結果(速報)

幼稚園に通っているお子さんは70.4%、小学校低~中学年になると89.1%が日常的にインターネットを利用。このグラフには入っていませんが、中学生になると利用率は98.2%にも及ぶそうです。(※令和3年度 青少年のインターネット利用環境実態調査:調査結果(速報)による)

保護者世代が幼いころ、電子機器は身近なものではありませんでした。そのため「こんなに早いうちから触らせて大丈夫なのかしら」と心配を募らせる保護者が多くいます。

実際、筆者も心配している一人です。子ども(小学2年生)がスマホやタブレットを使っているときは、何だかくだらないアニメを見せているような気分になるのです。「頭が悪くなるからやめなさい」「役に立たないんだからやめなさい」と何度口から出そうになったことか……。

しかし「これからどんどんIT化の時代になるんだし、電子機器の操作に慣れるという意味で、少しの間なら見守っても良いのでは」と、どうにか見て見ぬふりをしています。ただ、私が「いつまでやってるの!」と注意しなければ延々と操作するので、ルールづくりというか、付き合い方が難しいところですね。

スマホやパソコンを3時間以上使うと学習効果がゼロに!?

お子さんは、普段どのくらいインターネット(スマホやパソコンなど)を利用していますか?

東北大学の川島隆太教授は、「平日に、子どもたちがインターネットを使う時間が増えれば増えるほど、学力が低下する」と警鐘を鳴らしています。特に「インターネットを3時間以上利用すると学習効果がなくなる」のだそうです。

たとえ2時間ほど家庭学習をしても、3時間インターネットを楽しむだけで学力が低下するなんて……。やはりスマホやパソコンなどの電子機器は、学業の“敵”なのでしょうか?

スマホやパソコンを1時間未満で使うなら学力アップ!?

スマホやパソコンを3時間以上使うと学習効果がなくなると指摘されていますが、一概に学業の敵というわけではなさそうです。

川島教授の調査によると、時間を区切って電子機器を操作すれば、むしろ学力が向上するのだとか。具体的には、「利用時間が1時間未満の子どもは、一切触らずに生活している子に比べて学力が高くなる」のだそうです。

実際、第一志望校への合格をつかむような生徒は、スマホやゲームを楽しむ子も多いのだそう。ただ、自制心を持ちながら時間を区切って操作しているため、学力にネガティブな影響が出ることはなく、むしろ問題なく合格を勝ち取っているのだとか(個別指導塾フォルテの報告による)。

これってとても不思議ですね。どうやら電子機器は、使い方次第で敵にも味方にもなるようです。「頭が悪くなるからやめなさい」と取り上げるのではなく、家庭内でルールを設けて適切に扱うのが望ましいでしょう。

スマホ、タブレット、パソコンなど、子どもたちの身の回りには電子機器があふれています。それらは子どもにとって魅力的で、おもちゃ同様にいつまでも遊び続けるもの……。

「スマホを使うと学力が低下するよ!」なんて取り上げたくなりますが、最新脳科学によると1日1時間未満ならむしろ学力向上効果があるというから驚きです。

ITの波は、今後ますます加速するでしょう。だからこそ、取り上げるのではなく、家庭でルールを設けながら適切に付き合ってはいかがでしょうか。

<参考資料>
・PR TIMES(株式会社ACフォルテ)

「ソクラテスのたまご」編集部

「ソクラテスのたまご」編集部

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。

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