親子関係が変わった…！「下手くそおじさん」小籔千豊の息子が、親の話を聞くようになったわけ

ゲーム反対派の小藪千豊さんが、ゲームをするようになった理由

芸人の小藪千豊さんが初めて手掛けた著書『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』が、2022年11月11日に辰巳出版株式会社より発売されます。

初著書が自伝ではなくゲーム論についてだなんて……ゲーマーの気概を感じさせます！　しかも2年で4000時間なんて、ものすごい量ですね。これを詳しく計算すると、1年で2000時間、1か月で166時間、1日あたり5時間！

芸人として多忙な彼のどこにそんな時間があったのか驚きですが、時間のやり繰りが上手なのでしょう。

でもそんな小藪さんは、もともとはゲーム反対派で、「子どもたちにはゲームをやらせたくない」と考えていたそうです。

ゲームをうまく使えば親子の仲がもっと良くなる！？

そんな彼が超人的なゲーマーになったきっかけが、「フォートナイト」。親世代はもちろん子どもたちの間でも人気のオンラインゲームですね。

フォートナイトと出会うまで、小藪家の会話は「知識」「教養」に関することのみ。子どもの将来を考えてのことだそうですが、確かに、家庭内の会話のほとんどがそのような固い内容では子どもも疲れてしまうかも……。

しかし小藪さんがフォートナイトと出会って一変。「息子との会話の内容が変わった」「話をよく聞いてくれるようになった」「息子との関係が変わった（小藪さんにとって、息子さんは「師匠」「ツレ」的な位置づけになったそうです）」など、数々のポジティブな変化が起きたそうです。

ゲームや動画視聴がもともと大好きだった息子さん。子どものためとはいえ、そんな「大好き」を真っ向から否定されては、確かに息子さんは心を閉ざしてしまうかも……。

小藪さんがゲームにハマッたことで、息子さんとの関係が改善。やはり「大好き」を共有できると、心の距離も縮まりますよね。

ちなみに筆者も、子ども（小学2年生）にゲームをさせていませんでした。普段のテレビでさえ、何度言っても私が止めるまで延々と見続けているので、ゲームなんて一度電源をオンにしたら絶対にやめないだろうと踏んでいたのです。

しかし最近、クラスの子との話題についていけないことが判明。そろそろ購入しなければ……と義務感のような感じで「サンタさんにお願いしたら買ってくれるんじゃない？」と提案しました。

子どもは喜び、ニンテンドースイッチ本体とマインクラフト（マイクラ）のソフトを希望しました。「マイクラ」とか「スプラトゥーン」とかいろいろソフトの名称を知っていて、もはやスタートラインに立つ前から筆者は置いてけぼりです……（苦笑）。

小籔節も全開！まだある見どころ

『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』でイラスト（挿絵）を担当するのは……「ハードゲイで～す！」で一世を風靡したレイザーラモンHGさん。

HGさんのイラストは、ひとことで言うなら「秀逸」！　こんな才能もあったんだと、イラストを見て驚くばかりです。本文はもちろんですが、イラストも必見ですよ。

また、オンラインゲームでマナー違反をするユーザーはゼロではありません。そんなユーザーに対して、小藪さんはお得意の“小藪節”でお説教のようなストーリーを展開。「こういう人いるいる！」をバッサリ切るスタイルに、爽快感さえ覚えます。

小藪さんは『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』の中で、「ゲームをうまく使えば親子の仲がもっと良くなる」と提唱しています。

……とはいえ「ゲームは初めてでやり方がよくわからない」という方もいるでしょう。

そんなときは、小藪さんのYouTubeチャンネル「フォートナイト下手くそおじさん」が参考になるかもしれません。自称“下手くそおじさん”と一緒に、親子でゲームにレッツチャレンジ！

• 「フォートナイト下手くそおじさん」はこちら

＜参考資料＞
・辰巳出版株式会社 【小籔千豊さん初の著書が11月11日に発売】オンラインゲーム「フォートナイト」にハマりすぎた男がついに出版を決意！『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』(PR TIMES)
・YouTube「フォートナイト下手くそおじさん」