科学的な新常識、続々!我が子を“ヤバイ大人”にしない「正しい子育て」

「ニューヨーク・タイムズ」誌などで活躍する科学ジャーナリストが、科学的根拠に基づいた情報やアドバイスをわかりやすくまとめた全米で話題の本、『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が日本上陸! 子どもの“よい性質”のはぐくみ方が学べる一冊です。
うちの子、大丈夫?と思ったら読む本
『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』の著者は、メリンダ・ウェナー・モイヤーさん。
メリンダさんは科学ジャーナリストで、『ニューヨーク・タイムズ』『スレート』などに多数の記事を寄稿しています。また、自身も一男一女の母親です。
『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』では、メリンダさんが子育てのお悩みを“科学的な観点”から解説。
ただの経験からのアドバイスではなく、専門家へインタビューしたり専門書を調べたりして、科学的根拠に基づいた情報を記載しているのがポイントです。
1歳~10代後半のお子さんを持つ方は、日ごろのお悩みを本書が解決してくれるかもしれません。
優しく思いやりのある子に育てる方法は?
『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』は、大きく分けて二部構成になっています。
PARTⅠは、「“よい性質”のはぐくみ方」がテーマ。
「わがままばかり」「汚い言葉を使う」など、子育て経験者なら誰しも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。今の若者は10年前に比べて、他人に同情したり、他人の立場に立って考えようとすることが少なくなっているという調査結果もあるそうです。
この章では、やさしさや思いやり、正直さ、向上心、レジリエンスなど、“よい性質”をはぐくむための科学的アプローチを解説しています。言葉だけだと難しいように思えますが、どれも「日常生活で取り入れやすい」方法です。
PARTⅡでは、「よくある困った場面での対処法」として、悪いことをしたときや、きょうだいゲンカについてなど、具体的なシーンごとに科学的なアドバイスを紹介。
専門書や専門家などの意見に基づいた、科学的な改善プログラムが目白押し。「どうしよう」と悩んだとき、PARTⅡのページをめくればヒントが見つかるかもしれません。
親の常識を覆す、子育ての新常識がたくさん
「スマホやインターネットの時間制限は必須」「自己肯定感は高ければ高いほどイイ」「兄弟や友人と比較しながら長所を褒める」……実はこれら、『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』の中ではすべて否定されています。
週末のスクリーンタイムはそれほど子どもに影響しないし、自己肯定感が高すぎても問題だし、比較して長所を伝えると子どもの可能性の芽を摘んでしまうこともあるのだとか。
保護者世代の「あるある」も、今はどんどん説がくつがえっているのですね。悩んだときはもちろん、ペラペラめくるだけでも目からウロコの発見がありそうです……!
『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』は、科学ジャーナリストが、科学的根拠に基づいた子育て論を解説した本です。
すべてのテーマが道徳的な内容なので、アドバイスを実践していけば、次第にお子さんも変わっていくでしょう。「やさしく思いやりのある子に成長してほしい」そう願っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
<参考資料>
・株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 子どもを「ヤバイ大人」にしない方法を教えます! 『うちの子、このままで大丈夫?がスーッと消える 科学的に正しい子育ての新常識』発売。(PR TIMES)

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。