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2022.09.26

「絵では食べていけない」と親に言われ、夢を諦めた中1女子「医者になっても絵を描いて生きられますか?」

お子さんが描く、ビックな将来の夢。親としては応援したい気持ちがあるものの、あまりに突飛な夢だと「無理でしょ」なんてビシッと言いたくなることも……。「そんなのじゃ食べていけない」と心配する親心、「否定されて悲しい」という子どもの心。一体どうすれば良いのでしょうか。

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絵なんかで食べていけるわけがない

非営利型一般社団法人Nancyの代表である、住田涼さん。住田さんが中高一貫校に講演に行ったとき、中学1年生の女の子からこのような質問をされたそうです。

「私は絵を描いて生きていきたいけれど『絵なんかで食べていけるわけがない』と親に言われて医者を目指しています。医者になっても絵を描いて生きられますか?」

このとき住田さんは、「お医者さんをやりながら小説家としても成功している人は世の中に実際いるので、両方を成立させることはできると思いますよ」と回答したそうです。しかし、講演終了後もモヤモヤが残ったままだったとか。

「彼女は、本当は夢に向かって背中を押してほしかったのでは?」「本当は、医者と絵を両立させる方法を私に聞いていたのではなくて、絵だけで生きていける方法が知りたかったのでは?」など、さまざまな思いが駆け巡ったそうです。

「そんなの無理よ」夢を否定される子どもたち

幼稚園や小学校のころは、将来の夢をどれだけビッグに語ろうと、周囲の大人たちは微笑んで聞いてくれたでしょう。

しかし中学生以上になると、「そんなの無理よ」「プロになれるのなんてほんの一握りだよ」「それで食べていけるわけがない」など、さまざまな理由をつけて否定されやすくなります。

実際、株式会社バンタンが高校生1000名を対象におこなったアンケートによると、47%が大人から「就きたい職業について否定的な言葉を言われたことがある」と回答したそうです。これって、ほぼ半数。2人に1人は将来の夢を否定されているのですね。

確かに、もし筆者の子ども(小学2年生)が高校生くらいまで成長したとき、「俺、歌うのが好きだからさ。将来は音楽で食べていきたいんだ。最終的には日本武道館でライブ」なんて言ってきたら、「いや、なに言ってるの?」と一蹴しそう……。

子どもの夢は応援したいけれど、「そんな夢は非現実的。お金で苦労するからやめなさい」という親心も湧いてくるのです。

でも、子どものためを思って、子どもの夢を否定する……。これって、本末転倒というか、とても悲しいことですよね。

夢を追うために不可欠なのは……

やりたいことがあったとき、それを追求するためにはお金が不可欠です。たとえばサッカーでプロ並みの実力があるお子さんでも、無一文では、どこかのチームに所属したり有名なコーチの指導を受けたり遠くまで試合に行ったりできないでしょう。

2022年度から高校の家庭科の授業で投資教育が必修化されました。夢を持っている子どものために。あるいは、夢を見つけていく段階の子どものために。今、夢の基盤になるお金の知識を親子で身につけていくことが必要とされています。

しかし、お金の教育を受けてこなかった保護者の中には、資産形成・資産運用についての知識を持ち合わせていない方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、今のうちから資産形成の知識をつけませんか? お金と、それを増やす時間があれば、「そんなので食べていけるわけない」と夢を否定しなくても良くなるかもしれません。夢は夢として追い続けて、お金は手元で確実に増やしていく……というのが、これからの時代に親も子もスムーズに生きられる方法かもしれません。

10月2日から、非営利型一般社団法人Nancyが主催する、親子で一緒に資産形成について学び、小中学生の時点から長期投資を開始することで経済的自立への第一歩を踏み出す「親子de資産形成アカデミー」の第7期が開講します。

興味のある方は、ぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。

Nancy【申し込み1,500家族を突破!】親子向けオンライン金融教育「親子de資産形成アカデミー」、20都道府県49市区町へ(PR TIMES)

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「ソクラテスのたまご」編集部

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