【2024年1月版】中学生におすすめのスマホ6選!親目線で選ぶ安心なサービス&安い料金プランを紹介
中学生の我が子のスマホを購入するかどうか悩んでいる、迷っている親は多いのではないでしょうか。2024年1月の最新情報を元に、親の目線でおすすめできる中学生向けのスマホプラン、キャリアをまとめました。
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中学生のお子さんにスマートフォン(以下、スマホ)を持たせるべきか悩んでいる保護者の方は多いのではないでしょうか。「スマホを持たせたら動画やゲームばかり見て勉強しなくなりそう」「スマホをもつとSNSなどでトラブルに巻き込まれたりしないか心配」「中学生に持たせるならどのスマホが良いのかわからない」など悩みは尽きませんよね。
そこで、本記事では2024年1月の最新情報を元に、「親の目線で」おすすめできる中学生向けのスマホプラン、キャリアをまとめました。
ソクたま編集部のメンバーは、大半が現役のお父さん・お母さん。そして、今まさに子どもにスマホを買い与えるか、買い与えるならどの機種が良いのか悩んでいる当事者でもあります。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアとahamo(アハモ)・povo(ポヴォ)・LINEMO(ラインモ)の違いについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
また、特に親が格安SIMのスマホを使っている場合におすすめのTONEモバイルについても詳しく紹介しています。
小学生におすすめの子ども用GPS・スマホ10選についてはこちらからご覧ください。
目次
- 1 中学生はスマホを持っている?最近の中学生のスマホ事情
- 2 フィルタリング機能を利用できる6社
- 3 中学生の初スマホにおすすめの会社&スマホ機種はこちら
- 4 月額1,100円!初めてのスマホなら「TONEモバイル」
- 5 <親がドコモの場合>どのプランがおすすめ?
- 6 <親がauの場合>auとpovo(ポヴォ)どちらがいい?
- 7 <親がソフトバンクの場合>ソフトバンクとLINEMO(ラインモ)どちらがいい?
- 8 データを使わないなら「UQモバイル」
- 9 家族割がずっとオトク「ワイモバイル」
- 10 子どものスマホには故障に備える保険もおすすめ
- 11 中学生にスマホを持たせる場合に知っておきたい3つの注意点
- 12 まとめ|親子で話し合いながら、納得できるスマホ選びを
中学生はスマホを持っている?最近の中学生のスマホ事情
「友達はみんなスマホ持ってるよ!」
「いまどき、スマホ持ってない子なんてほとんどいないよ!だから買って!」
多くの中学生のお子さんは親に対してこのように言うのではないでしょうか。でも、スマホ欲しさに大げさに言っているのかも…と取り合っていない保護者の方もおられるでしょう。そこで、データから中学生のスマホ事情に迫ってみましょう。
中学生の約9割が、自分専用のスマホを持っている!
以下は内閣府による「青少年のインターネット利用環境実態調査」の最新版です。この調査結果によると、なんと中学生の91.0%が自分専用のスマホを持っていることがわかります。「友達はみんな持っている」というのはあながち誇張ではないようです。
また同じ調査の令和元年度版では81.8%だったことから、この3年ほどで10%増えており、中学生のスマホ所有率は今後もさらに増える可能性があります。
同調査によると、中学生の主なスマホ用途は動画・ゲーム・SNS。一方で勉強等にスマホを使っている中学生も4割います。そして、中学生の平均インターネット利用時間は年々伸びており、1日あたり平均277分。専用率から、ほとんどの中学生がインターネットをスマホで使っていると考えられるため、ほぼスマホの利用時間と同じと考えられます。
これからの時代を生きる子どもたちにとって、スマホは当たり前の存在といえるでしょう。親としてはうまく使いこなせるようになってほしい一方、多くの時間をスマホで消費してしまうことに、親として不安も感じるのはないでしょうか。
そこで、多くの家庭では、スマホの使い方のルールを親子で決めているようです。記事の最後では、スマホやインターネットの使い方と各家庭のルールの状況についても紹介します。
フィルタリング機能を利用できる6社
「フィルタリング」とは、親があらかじめ子どもに見せたくない情報を設定し、子どもに触れさせないように出来る機能です。たとえば、子どもが有害なWebサイトにアクセスしたり、不正なアプリをダウンロードしたりしようとすると、警告画面が出てそれ以上進めないようにもできます。
インターネットでのトラブルを防ぐために、中学生にはフィルタリング機能があるスマホを選ぶのがおすすめです。
フィルタリング機能を利用できるスマホ会社は下記の6社です。
- TONEモバイル
- ドコモ(格安プラン「ahamo」「eximo」「irumo」も含む)
- au(格安プラン「povo(ポヴォ)」も含む)
- ソフトバンク(格安プラン「LINEMO(ラインモ)」も含む)
- UQモバイル
- ワイモバイル
この6社のスマホについて、次の章から、それぞれの特徴やおすすめ機種を見ていきましょう。
中学生の初スマホにおすすめの会社&スマホ機種はこちら
では、上記6社それぞれの料金やおすすめ機種をみていきましょう。
【PICK UP】データ使い放題で定額1,100円!初スマホにぴったりのTONEモバイル
<親がソフトバンクの場合>ソフトバンクとLINEMO(ラインモ)どちらがいい?
また、中学生のスマホは親と同じキャリアを選ぶケースが多いことから、親のスマホ契約状況に合わせて各サービスを紹介していきます。
※この記事は、2024年1月時点の情報をもとに紹介しています。最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。
月額1,100円!初めてのスマホなら「TONEモバイル」
初めてスマホを持つ中学生におすすめなのが「TONEモバイル」です。TONEモバイルの特徴はなんといっても料金体系のシンプルさ。ネットやSNSをどれだけ使っても、料金は月額1,100円。データ容量によって料金が変わることは有りません。
トーンモバイルのおすすめポイント
- 月額1,100円で通信容量は無制限
- 東京都を含む9都県市が推奨する見守り機能「TONEファミリー」が使える
- GPS機能で通学・通塾の見守りもできる
「TONEファミリー」は子どもを有害情報等から守る機能です。月額308円の有料オプションですが、スマホトラブルの防止や使用時間の制限、GPSでの通学や通塾の見守りなど、子どもに初めてスマホを持たせる場合にも安心できる機能が充実しています。
TONEファミリーは、保護者が別のキャリアの場合でも使用できます。
トーンモバイルのプラン概要
月額料金(税込) | 1,100円 |
---|---|
月間通信容量 | 無制限 ※YouTubeなどのデータ通信の動画は1GBまで。追加1GBごとに330円のチケット制。 |
公式サイト | https://tone.ne.jp/ |
TONEモバイルの機種の選び方、おすすめ機種
使用できる機種はiPhoneかAndroidの専用機種のみです。
特に専用機種の「TONEe22」は6.67インチの大画面。アウトカメラはトリプルカメラの画素数は、4,800万画素+広角800万画素+深度200万画素で、鮮やかでキレイな写真を撮ることができます。
またメモリは6GB。アプリのゲームもサクサクプレイ&最大640GBのストレージで容量たっぷりなため、写真や動画などを端末内にたくさん保存しておけます。
さらに、「TONEe22」はTONEモバイルが開発したフィルタリングアプリに完全に対応して作られています。月額料金110円で中学生の年齢に適切なサイトだけを閲覧できる高性能フィルタリングも設定でき、不適切なサイトや出会い系、架空請求などのトラブルを未然に防ぐことができます。
TONEモバイルのおすすめ度
料金 | ★★★ 料金体系がシンプルで安い |
---|---|
機種 | ★★☆ 機種は少ない。気に入るかどうか |
契約期間の縛り | ★☆☆ 2年以内に解約すると違約金の支払いが必要 |
ソクたま編集部員が実際にTONEモバイルを使ってわかったメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
<親がドコモの場合>どのプランがおすすめ?
docomoは、2023年7月から料金プランが変わり、「eximo(エクシモ)」「ahamo(アハモ)」「irumo(イルモ)」の3つのブランドから選ぶことができます。
- eximo:ギガを使った分に応じて支払えるプラン。ファミリー割引適用あり。
- ahamo:20GB使えるプラン。ファミリー割引の対象回線としてカウントできるが、割引はなし。
- irumo:ギガ少なめのプラン。ファミリー割引の対象回線としてカウントできるが、割引はなし。
また15歳以下であれば、ドコモが「U15はじめてスマホプラン」も用意しています。それぞれの最安プランを比較してみましょう。
ドコモとahamo(アハモ)のプランを比較
ドコモ 「U15はじめてスマホプラン」 | eximo(エクシモ) | ahamo(アハモ) | irumo(イルモ) | |
---|---|---|---|---|
月額料金(税込) | 1,815円 | みんなドコモ割(3回線)やドコモ光セット割/home5Gセット割、dカードお支払割の適用で2,178円〜(通常は4,565円〜) | 2,970円 | 550円 |
利用可能データ量 | 5GB ※18歳まで | 1GB | 20GB | 0.5GB |
通話料 | 5分以内の国内通話無料&家族間通話無料 | 家族間通話無料 | 5分以内の国内通話無料 | 22円 / 30秒 |
ポイントは「利用可能なデータ量」。ほとんど使わないのであればirumoが安いです。一方、オンライン授業などでデータを使うことが分かっているのであれば、トータルで見るとahamo(アハモ)のほうが安くなるでしょう。
【ドコモの「U15はじめてスマホプラン」をチェック】
「どれくらいデータを使うのか、予想できない!」という場合は、とりあえずドコモの「U15はじめてスマホプラン」にしてみてもいいかもしれません。
ドコモの「U15はじめてスマホプラン」の毎月5GBまで使えて、税込1,815円。さらにdカードでお支払いをすると毎月税込187円割引になります。
利用できるデータ量も18歳までは5GB。5分以内の国内通話が何度でも無料な上、家族がドコモの場合は「ファミリー割引」で家族間の通話は無制限で無料になります。
スマホデビューの中学生にはぴったりのプランです。
5GB以上使いたい、というお子さんの場合は、10GBまで使えるプランもあり、税込2,695円です。
【ahamo(アハモ)のプラン(月額料金)をチェック】
たっぷり使いたいというお子さんには、「ahamo(アハモ)」がおすすめ。ahamoは上記のプランに下記のオプションをつけることができます。子どもと相談してカスタマイズしましょう。
- 通話かけ放題 +1,100円(税込)
- データ追加:1GB +550円/80GB追加 +1,980円(税込)
<親がドコモ>ahamoのメリット、デメリットとは
親子でドコモ同士というと、通話無料などのメリットがあることが想像しやすいと思いますが、子どもが「ahamo(アハモ)」となるとどうなのでしょうか。
【親がドコモだからこそのメリットとは】
親がドコモを契約中の場合、一部の条件付きで「ファミリー割引」「みんなドコモ割」が使えます。ドコモの料金がお得になるので、親の支払いが安くなります。
ドコモ(親) | ahamo(子ども) | |
---|---|---|
家族間通話無料 (ファミリー割引) | 家族内で、ドコモからahamoにかける場合は無料 | ahamoからかける場合、家族間通話は無料になりません (ただし、ahamoは、誰にかけても5分間の通話は無料です) |
みんなドコモ割の適用 | 家族2人がドコモ・ahamoの場合は翌月からずっと月額550円引き、3人以上の場合は1,100円引き | ahamoの料金の割引はありませんが、契約人数としてカウントされます |
【ahamo(アハモ)のデメリット】
- ドコモショップや電話でのサポートを受けられない
ahamo(アハモ)の申込みや問い合わせはすべてWEB上で行われます。困ったときにドコモショップに聞きに行ったり、電話で問い合わせることはできません。
(紛失・盗難や端末の故障など、緊急の用件に関しては専用の電話窓口でも受け付けます) - キャリアメールや、留守番電話サービスなどを利用できない
「〜@docomo.ne.jp」というキャリアメールや留守番電話サービスなどは使用できません。 - 各種割引は適用されないことが多い
ドコモのプランには「ずっとドコモ特典」「ドコモ光セット割引」などの、さまざまなオプション割引がありましたが、ahamoにはありません。「みんなドコモ割」についてはカウントの対象にはなるため、親のドコモ料金が安くなります。 - 未成年は契約者になれない(利用は可能)
子どもが利用する場合、親が契約者となり、子どもを利用者登録することになります。
ドコモ・ahamoの機種の選び方
端末は、ドコモのオンラインストアで購入可能。分割払いや購入サポートなども受けられるほか、「docomo Certified(ドコモ認定リユース品)」も購入できます。リユース品とはいえ厳しい検査基準をクリアした高品質&クリーニング済みの端末な上、30日間の保証付きなので安心感がありますよ。
ahamoの対応スマホは、iPhone最新モデルの「iPhone 15」シリーズ、Androidのハイエンドモデル「Galaxy Z Flip5」から格安エントリーモデルの「AQUOS wish3」など中学生も喜ぶ豊富なラインアップになっています。
ドコモのおすすめ度
料金 | ★★★ 家族割のカウントになり、親も嬉しい |
---|---|
機種 | ★★☆ ドコモオンラインショップで購入可 |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |
<親がauの場合>auとpovo(ポヴォ)どちらがいい?
auが2021年3月からサービスを開始した「povo(ポヴォ)」。何が違うのか比較してみましょう。
auとpovoのプランを比較
auスマホスタートプラン | povo 2.0 | |
---|---|---|
割引 | ・ auPAYカードお支払い割 永年 月額187円割引 ・スマホスタート1年割 1年間 月額1,188円割引 ・スマホスタート応援割(U22) 1年間 月額1,650円割引 | 無 |
割引後の月額料金 | 契約翌月1年間:税込1,078円〜 2年目以降:税込3,916円〜 | 基本料金0円 |
利用可能データ量 | 20GB | 3GB:990円/30日間 20GB:2,700円/30日間 ほか |
通話料 | auの家族間通話は無料 その他の通話は有料 | 22円/30秒 5分以内通話かけ放題:550円/月 |
なんとpovoの基本料金は0円! ライフスタイルや家庭の意向に合わせて自由にプランを作成できるので支払いへの納得感は高いのではないでしょうか。
【「auスマホスタートプラン」をチェック】
割引がうれしい「auスマホスタートプラン」ですが、さらにAmazonの「Prime Student」が1年ついてくるという特典付きです。Prime Studentの会員特典は以下の通りです。
- Amazonのお急ぎ便が無料
- お届け日指定便が無料
- Prime Videoが見放題
- Amazon Music Primeが聴き放題
【povo(ポヴォ)のプラン(月額料金)をチェック】
povo(ポヴォ)はトッピングと名付けられた下記のような各サービスを組み合わせて自分好みのプランを作ることができます。
- データ使い放題(24時間)+330円
- 1GBデータ追加(7日間)+390円
- 3GBデータ追加(30日間)+990円
- 20GBデータ追加(30日間)+2,700円
- 60GBデータ追加(90日間)+6,490円
- 150GBデータ追加(160日間)+12,980円
- 5分以内通話かけ放題 +550円/月
- 通話かけ放題 +1,650円/月
たとえば、3GBのデータだけトッピングすれば月額990円でスマホを使えます。3GBを使い切ってしまうと低速通信(最大128kbps)になってしまいますが、使えなくなるわけではありません。
<親がau>povoのメリット、デメリットとは
新しいサービス、システムのpovo(ポヴォ)ですが、メリット、デメリットはあるのでしょうか。
【親がauだからこそのメリットとは】
au(親) | ahamo(子ども) | |
家族間通話 | 有料 | 有料 |
家族割の適用 | 家族2人がauの場合は翌月からずっと月額550円引き、3人以上の場合は1,100円引き | povoに家族割はありません。au家族割の人数としてもカウントされません。 |
ドコモの場合は、ahamo回線も家族割の人数としてカウントされましたが、povo回線はau家族割のカウント対象外です。親がauだからという理由で子どもが「povo(ポヴォ)」を選ぶ必要はなさそうです。
【povo(ポヴォ)のデメリット】
- auショップや電話でのサポートを受けられない
povo(ポヴォ)の申込みや問い合わせはすべてWEB上で行われます。困ったときにauショップに聞きに行ったり、電話で問い合わせることはできません。
(紛失・盗難や端末の故障など、緊急の用件に関しては専用の電話窓口でも受け付けます) - キャリアメールや、留守番電話サービスなどを利用できない
「〜@au.com」や「〜@ezweb.ne.jp」というキャリアメールや留守番電話サービスは使用できません。 - 各種割引は適用されないことが多い
auのプランには「auスマートバリュー」などの、さまざまなオプション割引がありましたが、povoにはありません。「au家族割」のカウント対象にもなりません。
povo(ポヴォ)の機種の選び方
povoで利用可能な端末は、公式サイトの対応端末(動作確認端末)から確認できます。iPhoneの最新モデルである「iPhone 15」シリーズや、Googleの「Google Pixel 8 Pro」、サムスン「Galaxy A23」など人気端末が使えますがpovoでは端末を販売していません。
そのため、Appleストアや通販、家電量販店で購入したり、自分が使っていたスマホをそのまま利用したりするなどして、別途、購入する端末を用意する必要があります。
なお、SIMフリー端末やauで販売した端末以外はSIMロック解除が必要であるため、注意が必要です。
au・povoのおすすめ度
料金 | ★★★ トッピングで自分好みのプランを作れる |
---|---|
機種 | ★☆☆ auオンラインショップで購入できますが、やや高め |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |
<親がソフトバンクの場合>ソフトバンクとLINEMO(ラインモ)どちらがいい?
次は、ソフトバンクと「LINEMO(ラインモ)」を比較してみましょう。
ソフトバンクとLINEMOのプランを比較
ソフトバンク 「スマホデビュープラン+」 | LINEMO(ラインモ) 「ミニプラン」 | |
---|---|---|
割引 | 新規5~22歳以下対象 | 無 |
割引後の月額料金 | ・4GBプラン: 基本料1年間1,078円/14ヶ月〜:2,266円(税込) ・20GBプラン: 基本料1年間2,728円/14ヶ月〜:3,916円(税込) | ・ミニプラン990円(税込) ・スマホプラン:2,728円(税込) |
利用可能データ量 | 4GB/20G | 3GB/20GB ※使い切ったら300kbps/1Mbps |
通話料 | 30秒ごとに22円 | 30秒ごとに22円 ※ただしLINEが使い放題 |
中学生であれば連絡にLINEを使う子が多いので、LINEMO(ラインモ)の方がお得なケースが多いと思います。
親がソフトバンクだからこそのメリットとは
では親はソフトバンクで、子どもがLINEMO(ラインモ)の場合、親子双方はオトクになるのか見ていきましょう。
ソフトバンク(親) | LINEMO(子ども) | |
---|---|---|
家族間通話 | 有料 | 有料 |
家族割の適用 | 家族がソフトバンクの場合は最大1,210円割引。遠くの親戚や同居中のパートナーも対応。 | 家族割はありません。ソフトバンク家族割の人数としてもカウントされません。 |
ドコモの場合はahamo回線も家族割の人数としてカウントされましたが、LINEMO回線はソフトバンク家族割のカウント対象外です。親がソフトバンクだからという理由で子どもが「LINEMO(ラインモ)」を選ぶ必要はなさそうです。
ソフトバンク・LINEMOの機種の選び方
LINEMOでは機種を販売しておらず、メーカー公式サイトや家電量販店、その他通販などで購入する必要があります。ただし、必ずLINEMOの動作確認が済んでいる端末であるか確認の上で購入してください。
ソフトバンク・LINEMOのオススメ度
料金 | ★★★ はじめてのスマホなら十分 |
---|---|
機種 | ★★☆ 機種は自分で用意する必要があり |
契約期間の縛り | ★★★ 契約期間の縛りはありません |
データを使わないなら「UQモバイル」
ここまで紹介したプランには「データのくりこし」が出来ませんでした。使わない月と使う月の差が激しいので、余ったデータを繰り越したい!という方におすすめなのが「UQモバイル」。
3つのプランがありますが、中学生におすすめなのが「くりこしプランS+5G」です。「くりこしプランS+5G」は、3GBのデータ容量を月額1,628円で利用可能。データ容量を使い切ると300kbpsの通信速度に落ちますが、LINEなどでメッセージを送る分には問題ありません。
中学生におすすめ「UQモバイル」料金プラン
ミニミニプラン(4GB) | 月額2,365円(税込) |
---|---|
トクトクプラン(15GB) | 〜1GB:2,277円〜 13ヶ月目〜:3,465円〜 |
コミコミプラン (20GB 1回10分以内の国内通話無料) | UQ親子応援割の適用で ~12ヶ月目:月額1,958円 13ヶ月目~:3,278円 |
18歳以下の子どもと親子でUQモバイルを使う場合は、「UQ親子応援割」が適用されます。対象はコミコミプランで、最初の12ヶ月間は月額1,958円(税込)でスマホデビューが叶います。
UQモバイルの機種の選び方、おすすめ機種
UQモバイルでは、iPhone SE第3世代やiPhone13シリーズ、人気のAQUOSシリーズや、コスパとカメラ性能に定評があるOPPOシリーズなど豊富なラインアップを取り揃えています。
UQモバイルで利用できる端末は、公式ホームページの動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧より調べられます。
UQモバイルのおすすめ度
料金 | ★★☆ 余った分を翌月にくりこせる |
---|---|
機種 | ★★☆ androidに良い機種が多い |
契約期間の縛り | ★★★ 期間の縛りはなし |
家族割がずっとオトク「ワイモバイル」
ワイモバイルは3GBまで使えるSプランが2,365円。データ容量を使い切っても300kbpsで通信できますので、テキストの送信などであれば問題ありません。
またデータのくりこしもOKなので、余ったデータ量を無駄なく使えます。
中学生向けのワイモバイル料金プラン
シンプル2S(4GB) | 月額2,365円(税込) |
---|---|
シンプル2M(20GB) | 月額4,015円(税込) |
さらに、家族もワイモバイル回線だと、2回線目以降が月額1,100円割引される「家族割引」もあります。家族がワイモバイルを使っている場合は、お子さんもぜひワイモバにしてください。
中学生におすすめのワイモバイル機種
ワイモバイルのおすすめ端末は、「OPPO Reno9 A」です。格安エントリーモデル端末でありながら、有機ELディスプレイを搭載。なめらかで鮮やかな画質を楽しめます。また薄いボディで手にフィットしやすいです。
また、最大4800万画素の高画質のカメラに、夜景モードやポートレート機能で思い出の写真を美しく彩ります。
ワイモバイルのおすすめ度
料金 | ★★☆ あまったデータを次月にくりこしできる |
---|---|
機種 | ★★☆ Android機種の選択肢が豊富です。 |
契約期間の縛り | ★★★ 期間の縛りはなし |
子どものスマホには故障に備える保険もおすすめ
中学生の子どもにスマホを持たせるとなると、うっかり落としてしまったときの画面割れや雨の日の水濡れによる故障が心配な方もいるかもしれません。スマホの機種によっては購入時の端末代金が数万円~10万円以上する場合もあり、さらに修理費用がかかるとなると出費が気になるところです。
そこで子どもにスマホを持たせるときに検討したいのが、スマホの故障に対応できる保険です。「モバイル保険」は、月額700円で修理費用を年間10万円まで補償が可能。また、スマホのほかAirPodsやSwitchなどWi-FiやBluetoothにつながる端末なら合計3台まで登録できるので、家族みんなで活用できます。
モバイル保険の特徴
- 月額700円で画面割れなどの修理費用を年間10万円まで補償
- スマホ以外のモバイル通信機器も保障
- 端末を3台まで登録できて家族で使える
中学生にスマホを持たせる場合に知っておきたい3つの注意点
「中学生にスマホはまだ早い」というのは現在は通用しないようです。それならばインターネットやスマホの適切な使い方を学び、リテラシーを高めていってほしいものですよね。ここではスマホを持たせることを念頭に、保護者が知っておきたい注意点を解説します。
【注意点①】親子のスマホルールは守られないことを想定して現実的な範囲で決める
先程引用した内閣府の調査によると、我が子にスマホを持たせている親の約8割が、インターネットやスマホの使い方についての「ルール」を家族で決めているとのこと。とはいえ、親子で決めたルールを子どもに自主的に守らせるのはかなり難しいようです。
株式会社NTTドコモの調査によると、親とスマホのルールを決めていた中学生の6割超(63%)が「親と決めたスマホルールを破った経験がある」と回答。また、「初めてスマホルールを破ったタイミング」を聞くと、スマホデビューをしてからわずか「半年未満」のうちにルールを破っている中学生が79%にのぼることがわかりました。
]
画像引用:子どものスマートフォン事情/NTTドコモ
わずか半年で!?と驚く気持ちがありつつ、個人的には我が子を想像すると納得できてしまう調査結果でした。各ご家庭で多少の違いはあるかもしれませんが、最初から親子で決めたスマホルールは「絶対に守れる」とは思わないほうがよさそうです。
もしルールを決めるとしたら、絶対に守るべきもののみ、きちんと話し合っておきましょう。例えばスマホのアプリゲームに課金しない、出会い系のアプリは入れない、見知らぬ人とSNSでつながったとしても、実際に会うことは避けるなどです。
【注意点②】フィルタリングを活用するとともにネットリテラシーを学ばせる
「フィルタリングアプリ」とは、親があらかじめ子どもに見せたくない情報を設定し、子どもに触れさせないように出来るアプリです。たとえば、子どもが有害なWebサイトにアクセスしたり、不正なアプリをダウンロードしたりしようとすると、警告画面が出てそれ以上進めないようにもできます。
ネットリテラシーの低い子どもを守る重要な機能ですが、使い方によっては親子のコミュニケーション不足を解決でき、子どもがネットやスマホと向き合っていく力を鍛えていくことができるのでしょう。
とはいえ、中学生ともなるとスマホなど端末への知識は保護者世代よりも非常に高く、解除の仕方を調べて勝手に設定を変更してしまうケースもあります。フィルタリングは低学年の小学生などには有効ですが、中学生には効果は薄いかもしれません。
子どもをインターネットの脅威やスマホを介したトラブルから守りたいと思うのであれば、物理的な遮断だけではむしろ不十分です。スマホにはどのようなトラブルやリスクがあり、どのような対処方法があるのかなど、「ネットリテラシーについて」を日頃から親子で話し合っておくことが非常に重要です。
【注意点③】位置情報などがわかるフィルタリングもあるため上手く活用する
中学生になると、親に監視されることを嫌がる子もいます。そのためフィルタリングをかけると反発してしまい、親子で喧嘩になってしまうことも。
フィルタリングには上記のような遮断機能、時間制限機能だけではなく、位置情報チェック機能をもつものもあり、子どもの位置がすぐわかるメリットがあります。行動範囲が広がる中学生にこそ必要な機能といえるかもしれません。塾帰りで遅い時間になることがある場合などは安心ですね。
子どもが反発した場合、このような機能についても話し、心配していることをしっかり伝えて理解してもらってから、フィルタリングをかけることが大切です。
【参考】フィルタリングアプリで、子どもが親にスマホについて話しかけてくる仕組みを作ろう!
フィルタリングアプリには、子どもの年齢に応じて、有害と思われるサイトやアプリを一括で使えなくする機能があります。一方で、一括でブロックされてしまったサイトやアプリを、親が個別に解除し、使えるようにする機能も備わっています。また、スマホやアプリを使用できる時間帯やトータルの使用時間を設定することも出来ます。
これらの機能を活用し、子どもがスマホについて親に話しかける仕組みづくりを、フィルタリングサービスを提供しているデジタルアーツ株式会社が提唱しています。それが、「親子でスマホについての会話をする3ステップ」です。
親よりも子どものほうがインターネットやアプリについて詳しいことも少なくありません。ブロックされてしまったサイトやアプリを使いたいと言ってきた子どもに、親から「なぜ使いたいの?」「こういう点が心配なんだけど解決する方法はない?」と尋ねることで、それを使いたい子どもは自分なりに解決方法を考えます。
最初から上記のようにうまくいかないかもしれません。しかし、親子の会話を繰り返すことで、子どもがスマホのリスクについて何度も考え、リスクを回避しながら目的を達成する方法を自分なりに調べていくことができ、ネットリテラシーの向上が期待できます。
つまり、フィルタリングアプリを使って、以下のような仕組みを親子で作るのです。
子どもが親にスマホについて話しかけてくる仕組みの作り方
- まずは年令に応じたフィルタリングを使い、使用時間にも制限をかける。
- ブロックされたサイトやアプリについて、子どもが親に「使いたい」と話しかけてくる
- 親から子どもに心配な点を伝える
- 親子で心配な点を解決する方法を考える
- 心配な点が解決すれば、子どもがブロックされたサイトやアプリを使用できるよう、フィルタリングアプリの設定を変更する
上でもお伝えしましたが、最初に決めたルールを頑なに守らせるよりも、親子の話し合いを通じてルールを柔軟に変えていくほうが、結果的に子どもを守れるのではないでしょうか。ご家庭ごとに事情は異なるかもしれませんが、いちばん大切なのは「親子の対話」です。このことに親子で納得したうえで、フィルタリングを上手く活用してくださいね。
まとめ|親子で話し合いながら、納得できるスマホ選びを
この記事では、中学生のスマホを持たせる場合のフィルタリングアプリを使ったスマホルールの仕組みづくりと、おすすめスマホ会社6社を紹介してきました。
スマホを購入する直前であれば、子どもはスマホのルールづくりに前向きに取り組んでくれます。インターネットの魅力とリスクを伝えながら、子どもにピッタリのスマホを選んでくださいね。
小学生におすすめの子ども用GPS・スマホ10選に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
中学生のお小遣い事情をまとめた記事は、こちらの記事をご覧ください。
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