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2023.08.20

家庭での自主学習。中高生の7割以上が「できている」こと、5割以上が「課題に感じている」こと

家庭での自主学習って、なかなか難しいですよね。家にはテレビ・スマホ・ゲームなどの娯楽や、休むためのベッドもあります。中高生たちは、数々の誘惑を断ち切って、学力に直結するような“実”のある勉強ができているのでしょうか? 保護者へのアンケートで、子どもの学習環境と自主学習について評価してもらいました。

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中高生の7割以上が、しっかり睡眠時間を確保できている

株式会社アガルートは、中高生の保護者136人に対して、「子どもの家庭での学習環境と自主学習について」のアンケート調査を行いました。

まず、「家庭の学習環境について実行できていること」(複数回答)について。

出典:PR TIMES

7割以上の中高生は、しっかり睡眠が取れているようですね。

「子どもと週に2回以上学校生活(友達や授業など)について話をしている」の回答も6割超を記録しました。なんでも話せるような、良い親子関係を築けていることがうかがえます。

3位は「勉強をしているときはテレビや音楽を消している」ですが、こちらは“無音”が最良の選択なのかは難しいところ。大人もそうですが、「カフェで勉強(仕事)したほうがはかどる」「ラジオを聴きながら勉強すると集中できる」という人は珍しくないでしょう。「音があったほうが勉強の効率が上がる!」というお子さんに対しては、無理に無音を意識しなくても良さそうな気がします。

保護者の悩みNo.1は、子どもに危機感がないこと

一方、保護者が「課題に感じていること」も紹介します。

出典:PR TIMES

「子どもの自主学習について課題に感じていること」(複数回答)を質問すると、結果はこのようになりました。

「勉強に危機感がない」の回答がNo.1で、5割以上の保護者が悩んでいることがわかりました。「受験本番までにあと〇点アップさせる!」「次の定期テストでは学年3位以内に!」など目標を立てて取り組む様子が見えないということでしょうか。

類似した回答で、3位に「勉強をしている様子がない」、4位に「遊ぶ時間が多い、ゲームをしている」がランクインしています。そもそも勉強に興味がないお子さんも多いようですね。

せめて「そういう時はこうすれば良いんだよ」というアドバイスがあると違うのかもしれませんが、「勉強のアドバイスをどのようにすればいいかわからない」という保護者が約半数。親子で道に迷って、結局抜け出せない家庭が多いのかもしれません。

学習や成績のことでつい子どもと口論になってしまう……

また、『実行できていること』の質問では「子どもと週に2回以上学校生活(友達や授業など)について話をしている」という家庭が69.1%なのに、『課題に感じていること』では「学習や成績のことでつい子どもと口論になってしまう」が36.3%だったのも気になります。

「今日学校でこんな楽しいことがあったんだよ」などポジティブな内容の話は30%くらいなのでしょうか? 親子で会話の時間を設けても、それが口論となっては元も子もありません。「勉強しなさい!!」の一点押しではなくて、自主的に机に向かうような動機づけがあると良いのですが……。

家庭での自主学習について、保護者へのアンケート調査では、中高生の7割以上が「できている」ことは睡眠で、5割以上が「課題に感じている」ことは勉強への危機感でした。

やらされている感があると勉強そのものが嫌になってしまうので、お子さん自身が「やるぞ!」と本気を出してくれるような“何か”があると良いですね。

<参考資料>
PR TIMES(株式会社アガルート)

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