テーマ提起からプレゼンまで。「探究学習」をフルサポートしてくれる高校生のための親切な図鑑

2022年3月に学事出版から発売された『高校生のための「探究」学習図鑑』は、タイトル通り、高校生向けの学習書です。「なぜ」「どうして」から生まれるテーマへの探究プロセスをフルカラーで丁寧に解説。学習や発見の楽しさを、『高校生のための「探究」学習図鑑』で体感してみてはいかがでしょうか。
『高校生のための「探究」学習図鑑』とは?
「総合的な探究の時間」。
保護者世代はあまり耳慣れない言葉ですが、自主性を身につけるために、2022年度から高校の授業で「総合的な探究の時間」が設けられることになりました。
この探究学習は、自分で課題を見つけ、自分で考えたり判断したりすることで、課題解決能力を身につけるのが目的。ぜひ家庭でも身近なテーマから実践してほしい!……と、2022年3月に学事出版から発売されたのが『高校生のための「探究」学習図鑑』です。
本書では、授業で設けられている「総合的な探究の時間」に取り組むにあたり、基本的な考え方が身につくよう工夫されています。
構成は、「第1章 課題の設定」「第2章 情報の収集」「第3章 整理・分析」「第4章 まとめ・表現」「第5章 実践事例」の全5つ。
それぞれの章で、探究学習に必要な考え方を図解で学べます。章末には理解度を確認するチェックリストがついているので、“わかったつもり”も回避できるでしょう。
実践事例の章では、テーマ提起から解決までのプロセスを具体的に紹介。「なるほどこんなテーマでもいいんだ」なんてポジティブな発見があるかもしれませんね。
探究学習を手取り足取りサポート
『高校生のための「探究」学習図鑑』は、全ページがフルカラー。イラストや写真も載っているので、探究学習ビギナーの方でもイメージしやすいでしょう。
また、それぞれの章で具体的な方法を解説しているのも特徴です。

たとえば「第2章 情報の収集~図書館の使い方」のページでは、「パソコンの蔵書検索で本を探す」「本棚をみながら本を探す」「レファレンスサービスを活用する」「図書館で活用できる図書以外の資料」「新聞で情報を収集する」など、具体的に図書館でどのように行動すればいいのかを詳しく紹介しています。
しかもそれぞれについてさらに踏み込み、たとえば「パソコンの蔵書検索で本を探す」では、実際の検索画面を載せて、画面の見方やクリックする箇所まで徹底解説しています。
まさに、手取り足取りフルサポート! 本で学習していると疑問や質問事項が出てくるものですが、『高校生のための「探究」学習図鑑』では、イラスト・写真・フルカラー・詳しい説明の4タッグで、あらかじめ必要な情報を完全網羅しているのです。
プレゼンテーションの基本も解説

『高校生のための「探究」学習図鑑』では、プレゼンテーションの基本も解説しています。
たとえば「スライド発表のポイント」では、声の高さや大きさなど発表のコツをはじめ、他人のプレゼンテーションの聞き方、それに対する質問の仕方などを丁寧に紹介。
テーマ提起から課題解決までのプロセス、そして自分の意見のプレゼンテーション。『高校生のための「探究」学習図鑑』が一冊あれば、「総合的な探究の時間」について幅広い知識を得られるだけではなく、社会人になってからも役立つスキルが身につけられるでしょう。
概要はこちら
- 書籍名:高校生のための「探究」学習図鑑
- 定価:6,600円
- 学事出版特設サイト

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