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2022.03.19

小学生新聞のおすすめはどれ?無料でお試しできる「毎日・朝日・読売」3誌を比較してみた

「新聞を読むと頭が良くなる」なんて聞いたことはありませんか? 朝日新聞の調査によると、週に1回以上新聞を読んでいる生徒は、新聞をほとんど読んでいない生徒に比べて学力が高いことが分かっているそうです。
新聞は、学力や読解力をアップさせる身近な読み物。小学生のお子さんには、小学生専用の「小学生新聞」が発行されているので、学力向上や中学受験対策に活用してはいかがでしょうか。
小学生新聞で人気なのは、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞の3社。どれも中学受験対策として注目されていますが、それぞれ特徴が異なるので、お子さんと一緒に選びましょう。

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中学受験対策にもなる「小学生新聞」とは

小学生新聞とは、小学生向けにつくられた新聞のこと。最近では中学受験対策として利用している家庭も珍しくありません。

一般的な新聞って、難しい漢字が並び、難しいニュースが並び、紙面も白黒で、なんだかとっつきにくいですよね。

小学生新聞なら、カラフルな写真、イラスト、ふりがなのついた漢字、わかりやすい文章など、すべてが“子ども”向け。スキャンダルや凶悪事件などは取り上げられていないので、保護者も安心ですね。

小学生向けの新聞と中高生向けがある

子ども新聞は、小学生向け・中学生向けの2種類があります。

小学生のお子さんには、「小学生新聞」をお選びください。

中学生のお子さんには、朝日新聞と読売新聞が「中高生新聞」を発行しています(毎日新聞は休刊中)。どちらも週刊なので、負担なく空き時間に読み進められるでしょう。

小学生向けの主要新聞(全国紙)は3誌

小学生新聞で人気なのは、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞の3社。どれも全国紙なので、引っ越したときでもそのまま読み継げるのはうれしいですね。

特に朝日新聞が製作している小学生新聞は、なんと難関中学合格者の約40%が愛読しているそうですよ。新聞ごとに特徴が異なるので、詳しくは後ほど解説しますね。

中学受験対策や学力UPの効果に期待

小学生新聞を読むと、学力向上が期待できます。普段の成績アップはもちろん、中学受験対策にもおすすめですよ。

なぜ新聞が学力につながるのか。それは、新聞を読むことで「読解力」が身につくから。

表現力も思考力も理解力も、すべて「読解力」のうえに成り立っています。だから、土台を固めることは成績アップに不可欠なのです。

「読解力」は、中学受験においても重要な要素。中学受験では、4教科の知識に加えて、「読解力」「時事問題の知識」「作文力」の3つが求められます。

この3つはなかなか対策が難しく、「4教科の成績は十分なのに時事問題で落としてしまった」「うまく作文が書けない」など毎年多くの受験生を悩ませている部分です。

そこで注目されたのが、小学生新聞。新聞を読むと、まず「読解力」が身につきます。さらに「時事問題」にも詳しくなれます。また、毎日“書き方の見本”を読むことで、自然と「作文力」もアップするでしょう。

「毎日・朝日・読売」小学生新聞を比較してみた

小学生新聞で多くの需要を占めている、毎日新聞、朝日新聞、読売新聞。それぞれ特徴が異なるので、お子さんの好みや求めるレベルでお選びください。

毎日小学生新聞(毎日新聞社)

毎日小学生新聞サンプル

毎日新聞社の毎日小学生新聞は、日刊。他紙よりもニュース要素が多いのが特徴です。

全体のデザインも、一般的な新聞のよう。日ごろから新聞を購読しているご家庭なら馴染みやすいかもしれませんね。

  • 月額:1,750円
  • ページ数:8~12ページ
  • サイズ:タブロイド判(新聞の半分サイズ/縦406mm×横273mm)
  • 解約方法:ウェブサイトから手続き、または最寄りの販売店に連絡
  • ※北海道では「北海道小学生新聞」として発行されています。

詳しくは、毎日小学生新聞のウェブサイトをご覧ください

朝日小学生新聞(朝日新聞社)

朝日小学生新聞サンプル

朝日新聞社の朝日小学生新聞も、日刊。用語の解説や、時事ネタ欄の穴埋めなど、受験を意識した項目が並ぶので、中学受験を見据えている方には特におすすめです。

また、親向けの受験コラムや、教科ごとの模擬入試問題も定期的に掲載。小学生新聞がブレイクするきっかけとなった新聞だけあり、中学受験が前提の仕様になっているのが特徴です。

なお、一般紙のほうには「しつもん!ドラエもん」というミニコンテンツがありますが、小学生新聞ではドラえもんは使われていないのでご注意ください。

  • 月額:2,100円
  • ページ数:8ページ
  • サイズ:ブランケット版(新聞と同じサイズ/縦545mm×横406mm)
  • 解約方法:ウェブサイトから手続き、または最寄りの販売店に連絡

詳しくは、朝日小学生新聞のウェブサイトをご覧ください。

読売KODOMO新聞(読売新聞社)

読売KODOMO新聞サンプル

読売KODOMO新聞は、週刊です。料金はリーズナブルなのに、ページ数は他社を圧倒するほどの大ボリューム。漫画でわかりやすく解説されていたり、名探偵コナンが出てきたりなど、多めの娯楽要素が子どもの興味を引き出します。

小学生新聞の中でもNo.1の発行部数を誇っているので、子ども新聞ビギナーの方は、まずは読売KODOMO新聞を試してみては?

  • 月額:550円
  • ページ数:20ページ
  • サイズ:タブロイド判(新聞の半分サイズ/縦406mm×横273mm)
  • 解約方法:ウェブサイトから手続き、または最寄りの販売店に連絡

詳しくは読売KODOMO新聞のウェブサイトをご覧ください。

小学生新聞は無料でお試しできる

小学生新聞が気になっても、いきなり購読開始するのは勇気がいりますよね。

そこでおすすめしたいのが、「無料お試し」の方法です。

朝日新聞、毎日新聞、読売新聞は、それぞれ「お試し」システムを設けています。どれか1社だけ小学生新聞を取り寄せても良いですし、あるいは3社すべて「お試し」して実物を前に比較検討するのも良いでしょう。

時期によっては、『今お申込みいただくと〇〇をプレゼント!』のようなキャンペーンをおこなっていることも。ぜひ、各社ホームページの情報をチェックしてくださいね。

ただ、最寄りの販売店と直接契約してしまうと、キャンペーンが適用されないことがあるのでご注意ください。

たとえば読売KODOMO新聞では、キャンペーンが適用されるのは“ウェブでの手続き”や“本社へ電話して申込む”の2択のみ。販売店ではキャンペーングッズを取り扱っていないことから、ウェブまたは本社を経由しての申し込みをおすすめしているそうですよ。

「〇〇がもらえるって言ってたのに!」とお子さんがガッカリしないよう、キャンペーンを受け取るための手続きは確認しておいてくださいね。

小学生新聞の活用法

小学生新聞は、学力アップや中学受験対策以外にも、さまざまなメリットがあります。

気になる記事を切り取ってノートに貼れば、世界にひとつだけの紙面の完成です。

もしハードルが高いようであれば、“興味を持った箇所にマルをつける”でも良いでしょう。「どうしてここが気になったの?」など紙面の感想を言い合えれば、表現力も向上しますね。

「小学生新聞で興味を持った部分について、詳しく調べて、夏休みの自由研究にして提出したら入選した」「紙面のレイアウトを真似して、自分の興味のある分野で『マイ新聞』をつくりコンクールに出品したらグランプリを獲った」など、いろいろ活用している家庭も目立ちます。

新聞の活用法は無限大。「うちはこう使ってるよ!」なんて感想をSNSなどで発信すると、他の保護者から喜ばれるかもしれません。

小学生新聞は、もちろん大人が読むのもおすすめです。まずは無料購読から、気軽にトライしてみませんか?

中学受験対策として、活字を読む習慣づけとして、家族の話題づくりに。小学生新聞を活用して、お子さんの可能性を伸ばしてあげましょう!

<参考資料>
朝日小学生新聞
毎日小学生新聞
読売KODOMO新聞
トリセツ「子供新聞はどれがおすすめ?読売・朝日・毎日の違いと子供新聞の効果を教えます!」
朝日新聞EduA「「新聞を読めば学力アップ」相関くっきり 最も効果的な学習活動とは」

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