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2026.08.31

【漫画連載】何度言っても「脱ぎっぱなし」…子どもがやってくれない理由と対応のコツ

漫画家・こげのまさきさんの連載企画。第20回のテーマは「子どもの脱ぎっぱなし」。洗濯機がすぐそこにあるのに、脱いだ服はいつもそのまま。「入れるだけなのに、どうしてやってくれないの?」と思ったことはありませんか?

実は、大人には簡単に思えることでも、子どもがやってくれない背景にはさまざまな理由が考えられるそうです。なぜ脱ぎっぱなしにしてしまうのか、どうすれば自分からできるようになるのか、専門家に聞きました。

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漫画を描いたのは

こげのまさきさん

イラストレーター・漫画家。2019年に男児を出産しSNSで育児漫画をアップしている。著書に『マンガでわかる!赤ちゃん大図鑑 子育てで本当に役立つ100のひみつ』(KADOKAWA)など。 X:@koge_diary Instagram:@masaki_koge

洗濯機はすぐそこなのに…どうして「脱ぎっぱなし」にするの?

「脱いだ服は洗濯機に入れてね」と何度言っても、気づけば床に脱ぎっぱなし。「洗濯機はすぐそこなのに、どうして入れてくれないの?」と不思議に思ってしまいますよね。

「子どもが服を脱ぎっぱなしにする理由は、年齢や理解度、家庭の環境、子どものタイプなどによって大きく異なります」と話すのは、子どもの発達に詳しい公認心理師の宮崎りさ先生。

宮崎先生に、代表的な4つの理由とそれぞれの対応方法を教えてもらいました。

【服を脱ぎっぱなしにする主な理由】

  1. ルールとして認識していない
  2. 分かっていても忘れてしまう
  3. やる動機がない・行動をコントロールするのが難しい
  4. 分かっていて、あえてやっていない

1.ルールとして認識していない

根本的なところですが、もしかしたら子どもは「やらなければならないこと」と理解していない可能性があります

大人にとっては当たり前でも、子どもにとってはそうではないこともあります。まずは子どもの年齢や理解度に合わせて、「脱いだ服は洗濯機に入れようね」など、分かりやすい言葉で端的に伝えてみるのがおすすめです。

2.分かっていても忘れてしまう

以前伝えたことや、毎日のように伝えていることでも、いざその場面になると忘れてしまうことがあります。子どもは大人に比べて、覚えておくことがまだ得意ではなく、周りのものに注意がそれやすいからです。

そのため、やってほしい行動を思い出せるような環境づくりも大切です。
例えば、服を脱いだタイミングで「洗濯機に入れてね」と声をかけたり、子どもが必ず見る場所に「服は洗濯機に入れる」とカードを貼ったりするのもおすすめです。

また、動線上に気がそれるものを置かないなど、やるべきことに集中しやすい環境をつくることも意識してみましょう。

3.やる動機がない・行動をコントロールするのが難しい

子どもにとっては、「やってみよう」「楽しい」と思えるかどうかがとても大切です。

大人は「今やっておいたほうが後で楽」「やらないと困る」と先のことを考えて行動できますが、子どもはまだ先を見通したり、自分の気持ちや行動をコントロールしたりする力が発達途中です。

そのため、大人には簡単なひと手間でも、子どもにとっては「やる理由がない」「それより楽しいことがある」と、後回しになってしまうことがあります。

そんなときは「やってね」と伝えるだけでなく、楽しく取り組めるような声かけをしてみましょう。
例えば「脱いだら洗濯機に入れてね」ではなく、「洗濯機に入れるまで何秒でできるかな?」とゲーム感覚にするのもおすすめです。

4.分かっていて、あえてやっていない

ここまでは、子どもがルールを理解していない場合や、分かっていてもできない場合についてお伝えしましたが、「分かっているし覚えているけれど、あえてやっていない」という可能性もあります。

例えば、ルール自体は分かっていても、「なぜやらなければいけないのか」に納得していない場合です。ある程度の年齢であれば、そのルールが必要な理由や目的を伝え、子どもと一緒に話し合ってみるのもよいでしょう。

また、「やらなくても親がやってくれる」「やらないと注意して(構って)もらえる」など、やらないことで子どもにとって何らかのメリットが生まれていることもあります。

そんなときは、「洗濯機に入れたら洗濯するね」と伝えてすぐに手伝わず、自分で入れられたときに「今日入れてたね!やるじゃん!」と声をかけるなど、できたときに積極的にコミュニケーションをとってみましょう。

子どもの年齢にもよりますが、「自分で洗濯機に入れたら洗濯してもらえる」という経験をしてもらうのも一つの方法です。

やらない理由を考えて対応してみよう

「脱いだ服を洗濯機に入れるだけ」「使ったものを元の場所に戻すだけ」など、大人からすると簡単に思えることを、子どもがなかなかやってくれないことはありますよね。

そんなときは、「これくらいできるはず」「何度言ったら分かるの?」と思う前に、なぜできないのかを考えてみることが大切です。理由によって、必要な声かけや工夫も変わってきます。

何度注意しても変わらないときこそ、「どうしたらやってくれる?」だけではなく、「どうしてやらないんだろう?」という視点で、子どもの様子を見てみるとよいかもしれませんね。

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

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大人のための子育て・教育情報サイト「ソクラテスのたまご」で、子育て・教育の専門家150名以上の取材協力や監修のもと子育てに関する確かな情報を発信中。子育て・教育の悩みに特化した日本最大のオンライン相談サービス「ソクたま相談室」を運営。編集部員は、全員が子育て中の母親、父親です。|公式インスタグラム公式LINE

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