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2022.12.23

「毒親」のレッテルを貼られた親が、良好な母娘関係を取り戻すためにできること

「親捨て」「毒親」「親ガチャ」……近年、親との不仲をあらわすワードが数多く登場しています。きちんと子育てしてきたはずなのに、なぜか離れていく娘。「親捨て」される恐怖に、人知れずおびえている母親は少なくないでしょう。
今回ご紹介する新刊『娘が理解できません』には、母娘関係を改善するためのヒントが詰まっています。

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どうにもならない母娘間の溝は存在する

『娘が理解できません(副題:大人になった娘のために、母親は何ができるか)』は、株式会社小学館クリエイティブから発売された書籍です。副題にある通り、子育てがひと段落した母親向けの本です。

『娘が理解できません』(株式会社小学館クリエイティブ)

この本の大きな特徴は、親の立場に立った内容が描かれているということ。

「親捨て」「毒親」「親ガチャ」などのワードは、すべて子どもの立場から親をあらわしたものです。しかし『娘が理解できません』は、母親の立場に寄り添いながら、こじれた母娘関係についてやさしく紐解き、今からできることをアドバイスしてくれています。

著者は、岩井俊憲さん。岩井さんはアドラー心理学の第一人者であり、40年以上にわたって、親子問題の解決に向けて精力的にカウンセリングや講演などの活動を続けているのだそう。

20万人以上の親子問題に向き合う中で岩井さんが感じたのは、「どうにもならない母娘間の溝は存在する」ということ。しかし、その溝は埋められたり近づいたりすることもあるといいます。確かに、母と娘とはいえ、結局は一人の人間同士。考え方や価値観が合わない部分があるのは仕方ないことかもしれません。

関係改善に大切なのは、当人たちの努力や周囲のサポート。『娘が理解できません』を読めば、二人が笑顔を取り戻すためのヒントがきっといくつも見つかるでしょう。

母娘関係を改善した体験談も

『娘が理解できません』には、「毒親」のレッテルを貼られた親が、良好な母娘関係を取り戻していった体験談も掲載されています。

数十人の“先輩”たちの実話は、今悩みを抱えている方の参考になるはず。

  • なぜか娘が離れていく
  • 何を言っても反発される
  • 娘のためを思ってやってきたのに

……など母娘間の“あるある”が満載なので、「うちと同じ!」というケースがきっと見つかるでしょう。

岩井さんが専門とするアドラー心理学は、 “未来志向の心理学”といわれています。過去にさかのぼって原因を探るのではなく、“今”に目を向けて、現状改善のための策を練っていくのが特徴です。

「親捨て」されるかもと感じたら、『娘が理解できません』をご一読ください。「何をやってもダメだった」という方ほど、「できることはまだたくさんある」ということに気づくでしょう。

本書は全5章で構成されています。

  • 1章:母と娘に距離ができてしまうのはなぜ?
  • 2章:「不幸」な思いグセを持っていませんか?
  • 3章:こじれた母娘の心理
  • 4章:嫌な親のもとで育った子どもはどうなるの?
  • 5章:母と娘のQ&A

1日2日で劇的に母娘関係を改善するのは難しいかもしれませんが、お母さんの真っすぐな思いが娘さんに伝わりますように。

<参考資料>
PR TIMES(株式会社小学館)

「ソクラテスのたまご」編集部

「ソクラテスのたまご」編集部

教育に関する有識者の皆さまと一緒に、子を持つお父さん・お母さんでもある「ソクラテスのたまご」編集部のメンバーが、子どものために大人が知っておきたいさまざまな情報を発信していきます。

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