• facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
2022.09.29

「もしかして毒親?」母親の3人に1人が“心当たりあり”

「毒親」という言葉が浸透してきました。ご自身の育ってきた家庭を振り返って「私の親は毒親だった……」と思うこともあるかもしれませんし、「今、自分の子どもにとって私は毒親なのかもしれない」なんてギクッとする方もいるでしょう。毒親にならないための方法や、困った時の相談先などを紹介します。

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

私って毒親?35.3%の母親が「心当たりあり」

合同会社serendipityが保護者3,000人を対象におこなった調査によると、「もしかして、自分は子どもにとって『毒親』なのかもしれないと思ったことはありますか?」の問いに対して、およそ35.3%の母親が「よくある」「たまにある」と回答したそうです。

「思い当たること」としては、言うことを聞かせようと指示したり、過保護すぎてしまったりなど。

「しつけ」や「面倒見」と混同されがちなので、線引きが難しいところではあるでしょう。特に、「言うことを聞かせようと命令や指示をする」「過保護だと思う(何でも自分でやってしまう)」「子どものすることや交友関係、仕事などを把握・管理していたい」に、「思い当たることがある」と回答している人が多いようです。

PR TIMES

毒親にならないための方法は?

子どものためを思っての言動だったのに、いつのまにか世間一般でいう「毒親」になっていた……。後になってそう気づく保護者は少なくありません。

公認心理士師の表広大さんによると、毒親にならないための方法は、たった一つ、「子どもを一人の人間として尊重する」こと。

子どもは親の所有物ではなく、分身でもなく、かけがえのない一人の人格です。そのことを常に頭に置いておけば、対等な立場で向き合えます。

子どもを下に見ていると、無意識のうちに話を聞かなかったり、気持ちを無視したり、こちらの意見を押し付けたり……といったネガティブな行動をしがちです。

友人や同僚と接するときと同じように、相手を尊重して、相手の話もよく聞きましょう。繰り返していくうちに、子どもが「僕の話を聞いてくれる」と親に心を開いてくるので、次第に良い親子関係が築かれていくはずです。

>>>毒親がとりがちな行動や子どもの反応はこちらの記事でCHECK!!

毒親・毒親育ちの特徴は?チェックリストや対処法を専門家が解説
毒親・毒親育ちの特徴は?チェックリストや対処法を専門家が解説
「私の親は毒親?」「親のような子育てはしたくない」と思うことはありませんか? 子ども時代の親子関係はときに生きづらさに繋がり、考え方や感じ方に大きな影響を与えま.....

「毒親かもしれない」と自分が追い詰められてしまったら……

子どもに対して真面目に向き合っている保護者ほど、「良いママでなくてごめんね」というように自分を追い詰めがちです。でも、窮屈な気持ちで子どもと接していても、良い親子関係は築きにくいもの。

子どもとの関係で悩んでいたり辛かったりするときは、専門家に話してみるのも一つの方法です。「ソクラテスのたまご」は、オンライン相談サービス「ソクたま相談室」を提供しています。ビデオ通話またはメールで、思いの丈を専門家に打ち明けてください。専門家ならではのアドバイスで、意外な解決策が見えてくるかもしれません。

オンライン相談室「ソクたま相談室(β版)」オープン!子育て・教育の専門家があなたの悩みに答えます
オンライン相談室「ソクたま相談室(β版)」オープン!子育て・教育の専門家があなたの悩みに答えます
子どもが100人いれば、親が抱える悩みも100通り。中には「誰に相談すればいいのか分からない」という悩みもあるはずです。そこで、「ソクラテスのたまご」では、それ.....

ご自身が「毒親かもしれない」と感じている母親の割合は、35.3%。家庭環境や親子関係が良ければ、それだけ子どもの生きやすさにつながるので、自覚がある場合は改善するに越したことはないでしょう。

毒親にならないためには、子どもを一人の人間として尊重することが大切です。

「毒親じゃないよ」と、親も子も胸を張って言えるように……。今日もまた、できることから一つずつ積み重ねていきましょう。

合同会社serendipity 【調査】もしかして、私って「毒親」!? 母親の35.3%が「毒親」なのかもと回答! 9万人を救った親子関係心理学の専門家が教える!「毒親を卒業する方法」とは(PR TIMES)

子育てのお悩みを
専門家にオンライン相談できます!

「記事を読んでも悩みが解決しない」「もっと詳しく知りたい」という方は、子育ての専門家に直接相談してみませんか?『ソクたま相談室』には実績豊富な専門家が約150名在籍。きっとあなたにぴったりの専門家が見つかるはずです。

子育てに役立つ情報をプレゼント♪

ソクたま公式LINEでは、専門家監修記事など役立つ最新情報を配信しています。今なら、友だち登録した方全員に『子どもの才能を伸ばす声掛け変換表』をプレゼント中!

「ソクラテスのたまご」編集部

大人のための子育て・教育情報サイト「ソクラテスのたまご」で、子育て・教育の専門家150名以上の取材協力や監修のもと子育てに関する確かな情報を発信中。子育て・教育の悩みに特化した日本最大のオンライン相談サービス「ソクたま相談室」を運営。編集部員は、全員が子育て中の母親、父親です。|公式インスタグラム公式LINE

\ SNSでシェアしよう /

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

ソクたま公式SNS