「認知特性タイプ診断」で子どもの情報処理の特性をチェックしよう！【ソクラテスのたまご】

認知特性とは？

「認知特性」とは、視覚や聴覚などの五感から受け取った情報を整理・理解・記憶をしてそれを表現する力のこと。目で見た情報を処理するのが得意な視覚優位タイプ、耳から聞いた情報を処理するのが得意な聴覚優位タイプなど、人それぞれ特性は異なります。

子どもの認知特性を知ることで、その子に合った接し方や伝え方が分かります。そのため、日常のコミュニケーションがスムーズになったり、理解しやすい学習方法で勉強がしやすくなります。

「認知特性タイプ診断」ってどんなテスト？

「認知特性タイプ診断」は子どもの認知特性タイプが分かる簡易テストです。子どもと一緒に質問に答えていくと結果が表示され、各タイプの説明とあわせて専門家からのアドバイスを紹介しています。

学習面・生活面で親ができるサポートについても知ることができるため、「勉強が苦手」「言っていることがうまく伝わらない」といった日常の悩みの解決につながるかもしれません。

8つの認知特性タイプ

ソクたまの「認知特性タイプ診断」では、認知特性を以下の8タイプに分けています。これは優劣をはかるものではなく、あくまで向き不向きが分かるものとして捉えてくださいね。

①視覚言語タイプ	視覚から得た文字情報を認識・処理する力が強い
②視覚映像タイプ	視覚から得た写真やイラストといった映像（画像）情報を認識・処理する力が強い
③聴覚言語タイプ	耳で聞いた情報を長期にわたって正確に記憶する力が強い
④聴覚映像タイプ	耳で聞いた情報を頭の中で色鮮やかなイメージとして映像化する力が強い
⑤論理言語タイプ	論理的に考える能力に長け、言葉を使ったコミュニケーションが得意
⑥論理映像タイプ	論理的に考える能力に長け、目で見た情報から物事を整理することが得意
⑦感情言語タイプ	物語や詩、歌詞などの言葉に共感しやすく、感情移入することが得意
⑧感情映像タイプ	表情やジェスチャーなどの視覚から得た情報から感情などを捉えることが得意

結果で分かること

回答の結果では以下の情報を知ることができます。記載されている内容は、すべて専門家が監修しています。

• タイプの概要
• 得意なことと向いている職業
• 苦手なこと
• 学習面で親ができるサポート
• 生活面で親ができるサポート

「認知特性タイプ診断」の使い方

こちらから16個の質問に答えていくだけで結果が表示されます。

事前の準備や会員登録などは必要ありませんが、子ども自身が普段感じていることや考えていることに関する質問が多くあります。より正確な結果を得るためにも、できるだけ子どもと一緒に受けるのがおすすめです。また、判断しづらいものもあるかもしれませんが、あまり考えすぎずに一番近いと思う回答を選択してください。

子どもの特性や接し方をより詳しく知りたいときは

結果を見て「子どもの認知特性をもっと詳しく知りたい」「わが子に最適な接し方や学習方法をより具体的に知りたい」と思ったら、次の2つの方法があります。

「WISC検査」を受ける

「WISC（ウィスク）検査」とは5～16歳11ヵ月の子どもが対象の知能検査です。WISCでは子どもの特性を5つの指標ごとに数値で具体的に把握できるため、その子に合った適切な対処法が分かるというメリットがあります。

WISCについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
WISC検査紹介ページ
ソクラテスのたまご「WISC特集」

「ソクたま相談室」の専門家に相談する

子どもにあわせた接し方や、学習方法などについてより具体的に知りたい、他にも子どもに関する悩みがある、といった場合は「ソクたま相談室」からオンライン相談を申し込むことができます。

ビデオ通話での相談は１回50分￥3,500～。一部の専門家は1回30分¥2,000〜のお試しプランも提供しています。メッセージでの相談も可能です。※プランは専門家によって異なります。

子育てや子どもの発達などに詳しい心理士などの専門家が多数在籍しているので、気軽に相談してみてくださいね。