キッズ携帯でラインはできない?子どもが安全にLINEを使う方法とは
家族や友人とのやりとりは、ほとんどLINEを使っているという人もいるでしょう。「子どもに携帯電話を持たせるならLINEができるといいな」と思いますよね。
キッズ携帯でLINEができるのか、また子どもが安全にLINEを使う方法についてお伝えします。
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〈この記事を読んでわかる内容〉
- なぜキッズ携帯でLINEができないのか
- キッズスマホとは
- 子供が安全にLINEを使う方法とは
- 子供にLINEを使わせる前に話し合っておくべき内容
目次
キッズ携帯でLINEはできない
ドコモ・au・ソフトバンクで利用できるキッズ携帯は、インターネットに接続できません。
LINEはインターネットに接続しないと使えないので、キッズ携帯ではLINEができません。
他にも、LINEは以下のようなシステムのためキッズ携帯では利用できません。
- キッズ携帯はLINE認証できない
- LINEの対象年齢は12歳以上
キッズ携帯はLINE認証できない
LINEを利用するには、電話番号の認証が必要です。
登録電話番号が、現在使用されている電話番号かの確認があるのです。
キッズ携帯には電話番号が付与されていますが、この電話番号はLINEからのSMS認証の受信ができません。
キッズ携帯は指定された電話番号のみからの受信に限定されています。
このような理由から、キッズ携帯では、LINEの登録ができません。
LINEの対象年齢は12歳以上
LINEの利用推奨年齢は公式LINEにより、12歳以上となっています。(参照:LINE公式ブログ)
日常的なコミュニケーションツールとして便利なLINEですが、知らない相手とでも簡単に繋がれてしまうという危険もあります。
サードパーティ製アプリなので、フィルタリングをかけていたとしても不適切な情報が閲覧できてしまう場合もあります。
キッズスマホとは
子ども用の携帯電話として、キッズ携帯ではなくキッズスマホもあります。
キッズスマホであればLINEは可能ですが、キッズ携帯や大人用の携帯電話とは何が違うのでしょうか。以下について解説します。
- キッズ携帯とキッズスマホの違い
- キッズスマホと大人のスマホの違い
キッズ携帯とキッズスマホの違い
わかりやすく説明すると、キッズ携帯はガラケーの子ども版、キッズスマホはスマホの子ども版というイメージです。
インターネットに接続できるか否かが大きな違いです。
キッズ携帯 | キッズスマホ | |
通話 | 限定的 | フィルタリングオプション 利用可能 |
メール | 限定的 | フィルタリングオプション 利用可能 |
ネット | 不可 | フィルタリングオプション 利用可能 |
カメラ | 機種による | 自由 |
LINE | 不可 | 可能 |
防犯機能 | 防犯ブザーやGPSを搭載 | 防犯ブザーやGPSを搭載 |
このようにキッズスマホであれば、インターネットが利用できるのでアプリ等の使用も自由です。
ただしフィルタリングオプションを使いながら、親が子どものスマホの使い方に制限をかけ、安全に使用できるよう管理ができます。
キッズスマホと大人のスマホの違い
では、キッズスマホと大人のスマホの違いは、どこにあるのでしょうか。
キッズスマホも基本的には、大人のスマホと同じような使い方ができます。
キッズスマホの大きな特徴としては、見守り機能などのセキュリティです。
- GPSによる見守り
- スマホの利用時間の把握
- アプリの制限
キッズ携帯を持たせる目的のひとつにGPS機能を挙げる方は多いでしょう。
キッズスマホでも親のスマホから簡単に位置情報を確認できます。
また「子どもが1日の内の何時間スマホを利用しているか」「どのアプリを使っているか」といった細かな利用状況を確認できるのも安心ポイントです。
子どもがLINEを使うには
「子どもが携帯電話を持つならLINEをメインで使えるようにしたい」と考えている方は多いでしょう。
キッズ携帯ではLINE利用ができないので、子どもがLINEを使う選択肢は主に以下の2つです。
- お下がりスマホに制限をかけてLINEのみ使う
- キッズスマホでLINEを使う
お下がりスマホに制限をかけてLINEのみ使う
親の過去のスマホであったり、自宅で使わずに眠っているスマホはないでしょうか。
格安SIMを使い、これらのお下がりスマホを利用すれば、新たに端末を購入する必要はありません。
ただしスマホデビューをする子どもが安全にスマホを使うには、親が一定の制限をかける必要があるでしょう。
お下がりスマホを子どもが使う際に親が制限をかけるには、以下のようなアプリを使用するといいでしょう。
ファミリーリンクアプリ(android)
親がandroidのスマホを利用している場合は、ファミリーリンクアプリを使用して子どものスマホ使用を見守ります。
- 子どものスマホの1日の利用状況
- アプリインストールは親の承諾が必要
- アプリに利用時間の制限をかけられる
- GPSで位置情報を確認できる
- Googleで検索可能なサイトのフィルタリング
このような機能があるので、大人と同じ端末を持ったとしても、子どもに安心して持たせられるスマホにできます。
あんしんフィルター(iPhone)
親がiPhoneのスマホを利用している場合は、あんしんフィルターを使用します。
ファミリーリンクアプリと同等の機能がついているので、iPhoneの場合でも安心して子どもにスマホを持たせることができます。
キッズスマホでLINEを使う
キッズスマホであれば、問題なくLINEを使えます。
ファミリーリンクアプリやあんしんフィルターといった設定を負担に感じる場合は、キッズスマホを利用するのも選択肢のひとつでしょう。
新品の自分専用のスマホを持てば子どもも大切に管理し、使い方を学ぶようになるかもしれません。
大人が使うスマホと同等の機能を持ちながら、防犯・トラブル防止の機能がついているのですぐに安心できる状態で使用開始できます。
LINEが使えるおすすめのキッズスマホ
「家族でのやり取りはLINEがメイン」「家族のグループラインに子どもも入れたい」という希望がある場合は、LINEが使えるキッズスマホを検討しましょう。
おすすめのキッズスマホとして、以下の2つの機種をご紹介します。
- TONEモバイル(キッズスマホ)
- miraie f(ミライエフォルテ)
TONEモバイル(キッズスマホ)
TONEモバイルは、ドコモ回線を使う格安SIMで、月額基本料金は1,100円のワンプランです。
ドコモ回線なので電波状況の心配もなく、動画以外のデータ通信容量は無制限となっています。
TONEファミリーという独自の見守りサービスがあり、カメラには自画撮り被害防止機能がついています。
裸などの不適切な写真をAIが感知し、親のスマホに通知を送るので、児童の性被害の多くを占める自画撮り被害を未然に防ぎます。
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実際にTONEモバイルを親子で使ってみた結果はこちらの記事でレポートしています。
miraie f(ミライエフォルテ)
miraie f(ミライエフォルテ)は、auから出ているキッズスマホです。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの中で唯一発売されているキッズスマホとなります。
フィルタリングやアプリの利用制限といった基本的なキッズスマホに求められる機能だけでなく、これらの安心な機能もついています。
- あんしん文字入力
- カメラ機能付き防犯ブザー
- セコムとつながる通報サービス
- 安心ナビ(居場所がわかる)
あんしん文字入力とは、不適切な言葉を自動チェックする機能です。
このようにキッズ携帯に似た機能もあるので、スマホデビューの子どもにも安心して持たせることができます。
LINEメインならLINEMOがおすすめ
「子どもがスマホで使うのはLINEがメイン」「ネット検索や電話はあまり使わない」という方も多いでしょう。
LINEを使うのが明確にわかっているのであれば、LINEMOの格安SIMがおすすめです。
LINEMOが子どもにおすすめの理由は、こちらです。
- LINE内の操作はギガフリー
- 月額990円で子供にスマホを持たせられる
LINE内の操作はギガフリー
スマホのデータ容量を使いすぎてしまい、速度が遅くなりイライラしてしまった経験はないでしょうか。
もしLINE通話が途切れ途切れになると、せっかくスマホを持たせてもお互いにストレスを抱えながら連絡をとることになってしまうかもしれません。
LINEMOはLINEギガフリーなので、LINE内のトーク・音声通話・ビデオ通話でデータ消費ゼロとなります。
動画や画像の送受信でもデータ消費量に気を使わなくていいので、思いっきりLINEを楽しめます。
月額990円で子供にスマホを持たせられる
LINEMOのプランは2種類あり、月額990円から子どもにスマホを持たせられます。
データ容量 | 月額料金 | |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
自宅のWi-Fiがあり、LINEギガフリーという状態で子どもにスマホを持たせるのであれば、データ容量は3GBで充分でしょう。
仮に3GBを使い切ってしまっても、LINEは問題なく使用できます。
<関連記事>
子ども向けのスマホ・携帯については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
子どもがLINEを使う前のルール作り
「子どもがLINEを使うようになれば連絡がとりやすい」と感じている一方で、「LINEを本当に安全に使っていけるか」という不安もあるでしょう。
最初は親とだけのやり取りであったとしても、年齢が上がるにつれて徐々に友達とやり取りをするようになるでしょう。
LINEを使う前に、子どもとのルール作りについて考えてみましょう。
- 相手の気持ちを考えて送信する
- 既読後の返信をすぐに求めない
- LINE IDは個人情報である
- 通報やブロックの方法を教えておく
相手の気持ちを考えて送信する
どんなに仲の良い友達であっても、顔が見えないLINE上でのやりとりだけでは、誤解が生まれてしまうかもしれません。
細かな相手の表情が見えないままやり取りが進んでいくので、相手の気持ちを考えながら慎重に送信するよう伝えましょう。
些細な勘違いが後に大きな問題になってしまうのは、大人でも経験のある方もいるかもしれません。
初めてスマホを持つ子どもには、このような基本的な気遣いから教えてあげた方がいいでしょう。
既読後の返信をすぐに求めない
LINEの便利な機能のひとつとして、既読があります。
相手がメッセージを読んでくれたとわかるので、すぐに返事がほしくなってしまう子どももいるかもしれません。
LINEのやり取りは、学校で話をするのとはまた別の楽しさがあるでしょう。
時間を忘れて何度もやり取りをするようになるかもしれませんが、場合によっては既読後に相手がすぐに返信できない場合もあります。相手の都合も考えるように促してみましょう。
LINE IDは個人情報である
LINE IDは大切な個人情報です。
安易な気持ちでSNSに書き込んでしまうと、思わぬ使い方をされてしまったり、悪意のある人に拡散されてしまう危険もあります。
実際にこのような被害に遭う子どもが増えてきています。
LINEには12歳以上しか使えないという年齢制限が強化されたのは、個人情報をめぐるトラブルもひとつの理由だといえるでしょう。
LINE IDやQRコードといった、アカウントに関する情報を大切に管理しなくてはいけないと子どもにもしっかり理解してもらいましょう。
通報やブロックの方法を教えておく
自分のスマホでLINEを使い始めるのは初めてかもしれませんが、LINEは親のスマホで使い慣れているという子どももいるかもしれません。
身近に使っているアプリだからこそ、警戒心なく使えてしまいます。
しかし知らない人からスパムメールが届くケースもあり、その判断が難しい子どももいるようです。
まずは知らない人からメッセージがきたら、親に知らせるよう約束しておきましょう。
通報やブロックの方法も教えて、必要があれば処置をしていくべきだと教えておきましょう。
LINEを使うなら相談しやすい親子関係を
キッズ携帯は、インターネット接続ができないのでLINEは利用できません。
子どもとLINEで連絡を取れるようにするためには、スマホが必要です。
キッズスマホを検討する、またはお下がりスマホで制限をかけながら使うのもいいでしょう。
子どもは年齢によって友達とのコミュニケーション方法が変化していくので、相手を思いやった使い方を教えるのはもちろん、何かあったときに相談しやすい環境を作っておきましょう。
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子どものスマホでLINEを使う前に確認したい設定については、こちらの記事で詳しく説明しています。
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