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2025.02.06

子どものスマホでLINEだけを使う方法は?設定方法や格安SIMの選び方を解説

子供スマホlineだけ

子どもとの連絡手段として今便利なのがLINE。しかし、さまざまな機能を持つスマホを持たせることに不安を感じる方も多いかもしれません。ここでは、子ども用のスマホでLINEだけを使えるように設定する方法について親がandroidの場合とiPhoneの場合に分けて解説します。機能制限できるスマホの選び方やおすすめの格安SIMも紹介します。

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※本ページはプロモーションが含まれています

子どもにスマホを持たせる際、LINEだけというように、必要最低限の機能だけは安心に使えて、子どものプライバシーを守りながら、親が管理できるスマホでデビューをさせたいと考える方も多いかもしれません。

この記事では、子どものスマホでLINEだけを使えるようしたい方に向けて以下の内容について紹介します。

〈この記事を読んでわかる内容〉
  • 子どものスマホでLINEだけを使う方法
  • スマホやアプリの利用制限をする方法
  • スマホデビューにおすすめの格安SIM

「スマホが欲しい!」と日頃から主張している小学生に大人と同じスマホを持たせると、際限なく使ってしまう可能性もあります。はじめてスマホを持つタイミングだからこそ、親が事前にできる準備をして安心して使えるようにしましょう。

子どものスマホでLINEだけ使えるようにする方法

子どものスマホでLINEだけ使えるようにする方法

スマートフォンを持つようになると、基本的には必ず通話機能もついています。ただしやり方さえ知っていれば、「LINEだけ」というように特定のアプリのみを使用するスマホにできます。

子どものスマホの機能をLINEのみに限定するのであれば、まずはSIM選びのポイントから確認していきましょう。

スマホでLINEのみ使う場合のSIM選びのポイント
  • SIMの種類を選ぶ
  • LINEだけならSMS機能付きSIM
  • SMS機能付きSIMの料金

3つのポイントについて、詳しく見ていきます。

SIMの種類を選ぶ

スマホに入っているSIMに種類があるのをご存知でしょうか。SIMには以下の3種類があり、それぞれ使用できる機能が異なります。

音声通話SMSデータ通信LINE登録
音声通話機能付きSIM
SMS機能付きSIM×
データ通信SIM×××

音声通話機能付きSIMとは、普段大人が使用しているSIMで、データ通信から電話と呼ばれる音声通話まで、問題なく使用できます。

SMS機能付きSIMとは、通常の電話番号が付与されないSIMなので、電話ができません。ただし、SMSのための電話番号はありますので、LINE登録時でも困りません。

データ通信SIMとは、インターネット通信のみが可能なSIMです。電話番号の付与はなく、ゲームやネット専用という場合には、この種類のSIMを選択します。

LINEだけならSMS機能付きSIM

LINEだけならSMS機能付きSIM

子どものスマホで使える機能をLINEだけにするのであれば、SMS機能付きSIMを検討しましょう。この場合でも、LINEアプリは使用できるので、LINE通話は可能です。

「音声通話はいらないから、データ通信SIMでもいいのかな」と感じるかもしれませんが、電話番号の付与がないのでLINE登録ができなくなってしまいます。

LINE通話以外の音声通話も必要かを考えて、子どものSIMを選ぶといいでしょう。

SMS機能付きSIMの料金

SIMの種類の違いは、料金の違いにも直結します。提供会社によって違いはあるものの、一般的にはこのように料金に差が出ます。

データ通信SIM < SMS機能付きSIM < 音声通話SIM

音声通話SIMが最も高額なので、音声通話が必要なければSMS機能付きSIMにすると利用料金を抑えられます

多くの提供会社のSMS機能付きSIMが、月額1,000円以下で使用できると考えておいていいでしょう。

【親がandroid/iPhone】LINE以外のアプリを制限する方法

【親がandroid/iPhone】LINE以外のアプリを制限する方法

スマホを持たせる心配のひとつとして、アプリの使用が挙げられます。

好きなアプリを好きなだけ使わせると、子どもへの悪影響がないかと心配になる方も多いでしょう。

ここでは、親のスマホから子どものスマホのアプリの使用を制限する方法を紹介します。

  • 【親がandroid】ファミリーリンクアプリ
  • 【親がiPhone】スクリーンタイム

【親がandroid】ファミリーリンクアプリを使う

親のスマホがandroidの場合は、Google純正アプリのファミリーリンクアプリを使用します。保護者が利用制限を行い、子どもや家族が安全にインターネットを利用できるようにするアプリです。

親と子でそれぞれGoogleアカウントが必要なので、子どものGoogleアカウントがなければ新規作成しておきましょう。

ファミリーリンクアプリ

Googleファミリーリンク概要はこちら

ファミリーリンクアプリでできること

ファミリーリンクアプリを使うことで、親のスマホから子どものスマホに以下のような利用制限できます。

  • 使用アプリを選択できる
  • スマホの利用時間や利用状況がわかる
  • GPSで子どもの位置情報を知ることができる

それぞれの制限内容やどんな場面で役立つかについて紹介します。

1.使用アプリを選択できる

ファミリーリンクアプリを使用すると、子どもが自由にアプリのダウンロードができなくなります。アプリのダウンロードができないわけではないので、家族で相談し、利用方法や注意点を確認してからダウンロードをすれば問題ありません。使用アプリをLINEだけに設定することで、子どものスマホでLINEだけを使える状態にすることができます。

またダウンロードしたアプリも「常に許可」「時間制限」「ブロック」と使用制限がかけられます。新しくアプリをインストールした際には、親のスマホに通知が来るので、都度設定を忘れずに安心して子どもにスマホを持たせられます。

2.スマホの利用時間や利用状況がわかる

ファミリーリンクアプリを利用すると、子どもがどんなアプリを使っているのかはもちろん、その利用時間も把握できます。

子どものスマホを直接確認するのはプライバシーの問題が気になりますが、親のスマホで確認できるのでお互いに嫌な想いをする心配が減ります。

ただし、ファミリーリンクアプリを使ったとしても、以下の行為はできません。

  • スマホ画面をリモートで確認する
  • 検索履歴を見る
  • 通話内容を確認する
  • 検索履歴を見る

子どもにスマホを持たせるからには、一定の信頼を持って接していきましょう。

3.GPSで子どもの位置情報を知ることができる

ファミリーリンクアプリから「位置情報」をタップすると、GPSで子どもの居場所がわかる機能がついています。

地図上の子どものアイコンが表示され、一目でどこにいるかがわかるようになっています。現在地を確認するだけでなく、指定したエリアに近づくと通知を送る機能もついています。

目的に到着したか確認する際などに、活用すると便利です。

注意点|子どものスマホのバッテリー残量

使用アプリを制限したり、スマホの利用可能時間を設定したりと便利なファミリーリンクアプリですが、注意点もあります。

子どものスマホのバッテリーがなくなり、電源が切れてしまうとファミリーリンクアプリも使用不可となってしまいます。

お出かけ前や子どもと別行動をとる際には、子どものスマホの「電源が入っているか」「電源の残量が充分に確保できているか」を確認しておくと安心です。

【親がiPhone】スクリーンタイム機能を使う

親子でiPhoneを使用している方には、スクリーンタイムがおすすめです。

ファミリーリンクアプリと同じような使い方ができるので、子どもに初めてスマホを持たせる際に覚えておきたい機能です。スクリーンタイムを使ってでできることは以下のとおりです。

  • アプリやウェブサイトの使用状況を確認
  • アプリの利用制限
  • 通信や通話の制限
  • コンテンツやプライバシーの制限

新しくアプリをダウンロードするのではなく、iPhoneの設定の中にスクリーンタイムがあります。

子どものスマホでLINEだけしか使えないようにする手順としては、まずスクリーンタイムの機能ですべてのアプリの利用時間を制限してから、LINEのみ使用を「常に許可」に設定します。

親と子どものiPhoneの双方で初期設定をすれば、すぐに使用できるようになります。

LINEだけならLINEMOがおすすめ

LINEだけならLINEMOがおすすめ

「子ども用のスマホを購入したい」「LINEだけ使えればいい」という場合には、LINEMOがおすすめです。

LINEMOがおすすめの理由や注意点について、お伝えします。

  • LINEギガフリー
  • 通信速度が速く快適に使える
  • 3G月額990円というお手頃価格
  • 【注意点】LINEMOは電話番号も付与される

LINEギガフリー

ギガフリーとは、データ通信量を消費しないという意味です。

LINE内で使用する「トーク」「音声通話」「ビデオ通話」でデータ通信量を消費しないで、通信料を気にせずにLINEを楽しめます。

「データ容量が足りずにビデオ通話に参加できない」「時間の制限がある中で通話をする」というようなストレスなくLINEが利用できます。

動画視聴やゲームでデータを消費してしまったとしても、LINEは通信速度が変わらず快適に使えるので家族間での連絡にも支障がでません

ただしLINE内でも「ニュース記事詳細の閲覧」「スタンプショップの利用」など一部対象外のサービスもあるので注意しましょう。

通信速度が速く快適に使える

ソフトバンクのオンライン専用ブランドなので通信速度も早く、手頃に持てるため子ども用のスマホにぴったりです。

通信速度の早さは、LINE通話を利用する際の音声の品質に関わります。

音声通話をしない子ども用スマホで、LINE通話でブツブツと途切れるような状態になってしまってはストレスになりますが、LINEMOであれば安心して使用できます。

3G月額990円というお手頃価格

LINEMOの基本料金は、シンプルに2種類です。

プランデータ量月額料金
LINEMOベストプラン~3GB
~10GB
990円/税込
2,090円/税込
LINEMOベストプランV※2~30GB※32,970円/税込
※1 MyMenu上の料金プランのデータ量・金額の表記の変更は、2月下旬頃を予定しています。
※2 オンライン専用
※3 時間帯によって通信速度を制御する場合があります。ネットワーク利用の公平性確保のため、データ容量超過時の通信速度を、30GBを超えて45GB以下の場合は1Mbps、45GBを超えた場合は128kbpsに制御します。

どちらもLINEギガフリー対応なので、LINE以外でどのくらいのデータ量が必要かを考えてみましょう。

子ども用のスマホにLINEメインで利用する予定なら、LINEMOベストプランの月額990円で充分でしょう。

【注意点】LINEMOは電話番号も付与される

LINEMOは契約した段階で電話番号も付与されます。そのため完全に「LINEだけ」という目的であれば、別の格安SIMを検討した方がいいかもしれません。

「普通の電話を利用しなければいいだけ」と割り切れれば問題ありませんが、音声通話の機能そのものを付けたくないと考えているご家庭には不向きです。

音声通話機能を付けないことができる格安スマホ

子ども用のスマホに「音声通話の機能そのものを付けたくない」という場合は、SMS機能付きSIMを選びましょう。

SMS機能付きSIMが選べる格安スマホとして、以下の3社をご紹介します。

イオンモバイルNUROモバイルIIJmio
1GB858円
2GB968円820円
3GB1,078円792円
4GB1,188円
5GB1,298円990円990円
6GB1,408円
7GB1,518円
8GB1,738円
9GB1,518円
10GB1,848円1,485円1,500円
※すべて税込み

イオンモバイル|月額を安くするなら

「子どものスマホは、習い事などの別行動をする時だけ」「できるだけ安くスマホを持たせたい」という状況であれば、イオンモバイルがおすすめです。

全国にあるイオンの店舗で契約できるので、格安SIMでありながら店頭で契約ができます。

1GBごとに細かく料金設定があるので、個々に合わせたデータ量での契約が可能です。

NUROモバイル|お試ししてみたいなら

「子どもにスマホを持たせたいけど、安心して持たせられるか迷っている」という場合は、お試しコースがあるNUROモバイルがおすすめです。

0.2GBで495円のお試しプランがあり、初月解約金は0円となっています。

3GBでの料金は792円で、月々のコストを抑えてお手軽にスマホが持てます。

IIJmio|格安SIM老舗

IIJmio(みおふぉん)は、端末のラインナップが豊富で安く購入できるのが特徴です。

「美品であれば中古でも気にしない」「スマホ本体も探している」という場合は、一度チェックしてみてください。

他者との乗り換えもお得なので、子どものスマホ購入を機に親子でIIJmio(みおふぉん)の利用を検討してみてもいいでしょう。

キッズスマホを選ぶのもおすすめ

「子どものスマホの管理はしたいけどアプリを使いこなせるか心配」という方は、キッズスマホを選ぶという方法もあります。

トーンモバイルは、キッズスマホとしてのサービスが充実しているのが特徴です。

料金プランは月額1,100円(税込)で、他の格安SIMと比較すると安いとはいえません。しかし東京都やその他合計9都市推奨の見守りスマホで、アプリの利用制限やGPS機能など子供の安全を守る機能がついています。

▶関連記事:トーンモバイルを実際に使ってみた体験レポート

スマホでLINEと電話だけしたい場合は?

子どもにスマホを持たせて、「LINEだけでなく電話も使いたい」という方もいるでしょう。普段の使用ではLINEの友達登録内で不便を感じるシーンは少ないかもしてませんが、万が一の事態では音声通話ができた方がいいかもしれません。

迷子になった時に目的地である公共施設に電話をしたり、友達のママと連絡をとったりと、「電話があって良かった」と思う場面が出てくることも考えられます。

このような場合は、音声通話機能付きSIMを選んで、大人と同じようにスマホを契約するとよいでしょう。その後、ファミリーリンクアプリやスクリーンタイムで子どものスマホに利用制限をかけていきましょう。

【Q&A】子どものスマホとLINEについてよくある疑問

Q1.キッズ携帯でLINEは使える?

キッズ携帯は、ドコモ・au・ソフトバンクから提供されている端末です。キッズ携帯でLINEを使うことはできません。LINEを使うために必要なインターネットへの接続ができないためです。LINEを使いたい場合は、キッズ携帯ではなくスマートフォンを用意しましょう。

▶関連記事:キッズ携帯でLINEはできない?子どもが安全に使う方法

Q2.LINEは何歳から使える?

LINEの利用推奨年齢は12歳以上です。12歳以上である年齢確認が必要というわけではないため、親が許可すれば12歳未満でもLINEは使えてしまいますが、安全に使える年齢が12歳以上とLINE公式が発表している以上、12歳になるまではLINEは使わせないほうが安全であることは間違いありません。

Q3.子どもにLINEを使わせる前にしておいたほうがいい設定はある?

連絡手段として便利なLINEですが、子どもが利用するにあたってさまざまなトラブルが発生するリスクがあります。
「友達の追加方法を制限する」「オープンチャットの利用制限」など、対策として事前にできる設定があります。以下の記事で詳しく紹介しているので、LINEを使い始める前にぜひチェックしてください。

▶関連記事:子どもにLINEを使わせる前に必須のセキュリティ対策15個

子どもに合わせたスマホ利用を

小学校中学年~高学年になってくると、習い事やお出かけなど、子どもが1人で行動する時間も増えてきます。子どもの安全を守るため、親が安心して送り出すためにスマホを持たせるのは良い方法です。

必要最低限の機能として「LINEだけ」という使い方を検討している家庭は、多くあります。親世代としても身近なアプリなので、子どもも使い慣れているというケースが多いようです。

LINEだけの利用であれば、LINEMOがおすすめです。他にも子どものスマホデビューに合う格安SIMがあるので、家庭の状況に合わせて最適な物を選んでください。

※この記事は2025年1月の情報をもとに作成されています。

▶子ども向けスマホやキッズ携帯については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
キッズ携帯はどう選ぶ?小学生におすすめの機種や注意点
キッズ用携帯の料金を抑えるなら格安SIM!おすすめや選び方
親目線で選ぶ中学生におすすめのスマホ6選

▶子どもとスマホの上手な付き合い方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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