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2022.11.03

<6人の中学生の迷いや悩み>国語の入試問題にもなった大ヒット短編集の「続編」の中身は…

「1番おいしかった給食は?」カレーライス? フルーツポンチ? あげパン? からあげ?
いつだって、毎日そこにあった給食。「給食」をテーマに、中学生の揺れ動く心情の変化を描いた大ヒット短編集『給食アンサンブル』の続編がついに発売。懐かしい給食の思い出を呼び起こしてみませんか?

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みんなで楽しくわいわい食べる給食の時間

給食の時間にどんな思い出がありますか?

大好きだったメニュー。友人との楽しいおしゃべりの時間。そんな「給食」をテーマにした連作短編集に、2018年刊行の『給食アンサンブル』(光村図書出版)があります。

作者は、児童文学作家の如月かずさ氏。給食をきっかけに変わっていく、中学生の揺れ動く心情が、6つの短編それぞれに描かれています。

中学校の入試問題や塾の模試に採用されたり、コラボ給食が提供されたりと、何かと話題になってきた大ヒット作品です。

今回、そんな『給食アンサンブル』シリーズの待望の2作目『給食アンサンブル2』が10月12日に発売されました。

今回は、中学2年生の6人が物語を紡ぎます。1作目の人物も登場しますので、「前作の中学生たちのその後が気になる!」という方も、ぜひお手にとってみてください。

思春期の子どもたちの揺れ動く心情

班隊形にして、おしゃべりしたり、時にはふざけ合ったりしながら楽しく食べる給食の時間。『給食アンサンブル2』には、そんな給食風景が描かれています。

新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、一転した現在の給食風景。楽しいおしゃべり、友人とのコミュニケーションとしての給食の時間は姿を消しつつあります。

この本に描かれた楽しい給食風景の描写には、「かつてのような楽しい給食の時間が戻ってくるように」という筆者の願いが込められているそう。

部活の悩み、恋愛の悩み、人間関係の悩み、自分自身についての悩み……。日々様々なことで思い悩む、思春期の多感な時期の中学生たち。その揺れ動く心情が、給食をきっかけに代わっていく様子を細やかに描いている作品です。

子どもたちにも、学生時代を懐かしむ大人にも

「給食」をテーマに、子どもたちにとって身近な日常場面が切り取られているこの小説は、特に同世代の小学校高学年~中学生におすすめの1冊です。

思春期の中学生6人の思いや悩みをベースにストーリーが繰り広げられているので、きっと共感できる箇所があるはずです。

また、「給食」から離れてしまった大人にも胸に込み上げてくるものがあるでしょう。

あの頃の「給食」を思い出すことで、懐かしく、甘酸っぱい青春時代の思い出もいっしょに呼び起こされるかもしれません。また、小学校高学年~中学生のお子さんをお持ちの方であれば、わが子の心情と重ね合わせられる部分もあるでしょう。

実際に1作目では、10代~50代と幅広い年代の方からの感想が寄せられました。

子どもと同じ作品を読み、共通の話題として楽しめることは、とてもステキなことですよね。

短編集なので、短く区切って読むことができるのも嬉しいポイント。読書が苦手なお子様にも、忙しくて時間がない大人も、「今日は1章だけ」と、自分のペースで読書を楽しむことができます。

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋……。秋にもいろいろあるけれど、秋の夜長には読書もいいかもしれません。

『給食アンサンブル』『給食アンサンブル2』で、中学生時代の楽しく、甘酸っぱい、そんな懐かしい思い出に浸るひとときをおくってみてはいかがですか?

<参考資料>
光村図書出版株式会社 前作は2万部突破 給食がテーマの連作短編集 待望の続編『給食アンサンブル2』10月12日(水)発売!(PR TIMES)
光村図書 公式HP『給食アンサンブル』

堀之内梢

堀之内梢

国立大学教育学部卒業。専門教科の国語を愛し、教科担当制の私立小学校にて勤務。好きな教材は「おにたのぼうし」。好きな文法は品詞分類。学級担任として、多くの子ども・保護者と関わる。現在は教員業の傍ら、教材執筆者・ライターとしても活動中。プライベートでは1児の母。

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