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2022.10.19

「同世代の仲間と頑張る」学校の部活動は、なんでこんなにも楽しくて苦しいのか

お子さんは、部活動を楽しんでいますか? 部活動は青春の1ページ。目標へ向けて頑張った日々は、大きな財産となるでしょう。しかし、部活動は楽しいだけではないですよね。時に苦しんだり挫折したりしながらも、仲間と共に一歩一歩すすんでいく……。『ラベンダーとソプラノ』は、部活動を頑張るすべての学生におすすめの本です。

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「みんな」で「頑張る」ことの意味

『ラベンダーとソプラノ』とは、2022年9月14日に株式会社岩崎書店から発刊された児童文学書です。

著者は、額賀澪さん。額賀さんは、これまでに部活動をテーマにした青春小説を数多くリリースしていて、どれも人気を博しています。そんな額賀さんが今回手掛けたのが、『ラベンダーとソプラノ』。

『ラベンダーとソプラノ』でメインテーマとして描かれているのが、「みんな」で「頑張る」ことの意味

本書を通して、著者は「『みんな』にも『頑張る』にもいろいろな形があっていい」ということを描いたそうです。部活動のあり方が見直されている昨今、『ラベンダーとソプラノ』が生き方の大きなヒントになるかもしれません。

小説ではありますが、挿絵も描かれているので、文章が苦手な方でも物語にスッと溶け込めるはず。人気イラストレーターのいつかさんが描いた、やさしいタッチの絵も必見ですよ。

頑張り方は、ひとつじゃない

『ラベンダーとソプラノ』の主人公は、小学6年生の真子。

真子は合唱クラブに所属しているのですが、メンバー全員が「今年こそコンクールで金賞を取らなければ」と意気込みすぎて、練習が思うようにいきません。

そんな中、真子は朔という男子に出会います。ボーイソプラノである朔は、歌がとても上手。朔の歌声に感激した真子は、その後、商店街の合唱団とも出会います。数々の“歌声”との出会いを通して、真子は「クラブのあり方」「頑張ることの意味」などを考え始め……。

本書の終盤で、真子は「頑張り方はひとつじゃない」ことに気づきます。「頑張る」といっても、人それぞれ「どう頑張る」のかは違う。自分なりの頑張り方、自分の居場所……。

物語を通して成長する真子に、思わず自分の姿を重ねてしまう子は多いはず。青春を彩る部活動だからこそ、『ラベンダーとソプラノ』で新しい“発見”をしてみませんか?

本書が伝える、頑張り方の多様性。人それぞれ「頑張り方」は異なっても、同じ一つの目標に向かってすすんでいくなんて、なんだか不思議ですね。違いを認めることは、自分自身を肯定することにもつながります。『ラベンダーとソプラノ』を通して、「みんなで頑張る」ことの本当の意味や、自分の居場所などに思いを馳せてください。

同世代の仲間たちと頑張る、学校の部活動。

「楽しいこともあるけれど、それ以上に苦しいことも多い」と感じているお子さんは少なくないでしょう。もしかしたら、「なんでこんなに苦しい思いをしなければならないの?」「なんであの子はみんなと同じくらいに練習しないの?」など理不尽な思いを抱くこともあるかもしれません。

『ラベンダーとソプラノ』が教えてくれるのは、「みんなで頑張る」ことの意味。頑張り方はそれぞれ違うということを理解すれば、仲間にもっと優しくなれそうですし、部活動がもっと楽しくなるかもしれませんね。

<参考資料>
株式会社岩崎書店 【新刊情報】頑張り方の多様性とは? 「みんなで頑張る」を経験する子どもたちに贈る青春ストーリー、『ラベンダーとソプラノ』発売!(PR TIMES)

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