小学生→中学生でグッと現実的に? 子どもの「なりたい職業」ランキング【2024】
お子さんには、将来の「なりたい職業」がありますか? 小学生と中学生にアンケート調査すると、「なりたい職業」は年齢によってグッと現実的になることがわかりました。2024年度版、子どもの「なりたい職業」ランキングを紹介します。
「なりたい職業」は小学生→中学生でグッと現実的になる!?
株式会社学研ホールディングスは2023年10月27日〜11月1日、小学生1200人・中学生600人に対して「将来の職業」「習い事」などに関するアンケート調査をおこないました。
今どきの小学生・中学生は、どのような職業に就きたいのでしょうか? アンケートを集計するとこのような結果になりました。
小学生が将来なりたいと思っているもの
小学生男子の1位は「YouTuberなどのネット配信者」、小学生女子の1位は「パティシェ」でした。「パティシェ」の回答率がかなり高いため、全体でも1位となっています。
内訳を詳しく見ると、男子は「警察官」「スポーツ選手」「消防士」など体を張る職業が人気のようです。一方、女子は「歌手・アイドル」「ファッション関係」など美意識の高い回答が目立ちます。「パティシエ」「パン屋」のようにグルメ系の回答も多いですね。
中学生が将来なりたいと思っているもの
中学生は、グッと現実的な回答になるようです。中学生男子1位は「エンジニア・プログラマー」、中学生女子1位は「学校の教師・先生」でした。
中学生男子は、小学生と変わらず「プロスポーツ選手」系の回答が多めです。小学生男子1位を獲得した「YouTuberなどのネット配信者」は圏外になったものの、「eスポーツ・プロゲーマー」が台頭しました。どちらもインターネットに関連する、今どきな職業ですね「公務員」は4位にランクインしていて、自分の進路を本気で考える子が多いことがうかがえます。
一方、中学生女子は「歌手・アイドルが」が圏外に。「学校の教師・先生」「看護師」など堅実な職業が並んでいます。「公務員」は3位で、男女ともに多くの人気を獲得しているようです。男子とは異なり、インターネット配信者を希望する女子は小・中学生ともに少ないようですね。
習い事は小学生・中学生でそれほど変わらない
お子さんのスキルを伸ばす、習い事。将来なりたい職業に影響したり、実際に仕事に就いてから役立つこともあるでしょう。
習い事について、小中学生別に集計すると、このような結果になりました。
小学生1位は「水泳」、中学生1位は「受験のための塾・学校の補習のための塾」でした。中学生は受験を控える時期なので、塾に通う子が多いのでしょう。パーセンテージを見ても、半数以上の中学生は塾に通っていることが分かります。
それ以外に、小・中学生で大きな変化はみられません。小学生時代の習い事を中学生になっても続けている子は多そうですね。
子どもの「なりたい職業」は、小学生→中学生でグッと現実的になることが分かりました。高校受験にあたり、中学生は自分の進路を本気で考え始めるのでしょう。
習い事については、小中学生で大きな違いが見受けられません。ただ、中学生になると塾に通う子が半数以上のようです。「なりたい職業」に就くために、習い事で身につけたスキルも上手に活かせると良いですね。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社 学研ホールディングス)
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