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2023.08.27

昭和の時代と変わらない?「小学生の夏休み川柳2023」に見る令和の子どもの夏休み

「小学生の夏休み川柳2023」の優秀作品が発表されました! 主催者である株式会社ベネッセコーポレーションに届いた川柳は、合計8995句。「今年の夏は〇〇!」「クスリと笑える夏休み」「切ない夏休み」の3部門について、それぞれ受賞作を紹介します。保護者も子どもも、思わずクスッと笑ってしまうものばかりですよ。

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編集室選「小学生の夏休み川柳2023」~大賞・優秀賞

株式会社ベネッセコーポレーションが開催している、「小学生の夏休み川柳」。対象者は全国の小学3~6年生で、2023年で4回目を迎えます。

受賞作品は、編集室と小学生の投票にて、部門別に決められています。まずは編集室の投票による大賞・優秀賞から見ていきましょう!

【大賞】夏祭り 四年も熟成 はいチーズ(小6)

出典:PR TIMES

【優秀賞(今年の夏は〇〇!部門)】推しの前 体感温度 猛暑日だ(小5)

出典:PR TIMES

【優秀賞(クスりと笑える夏休み部門)】窓開けて セミよりうるさい 母の声(小5)

出典:PR TIMES

【優秀賞(切ない夏休み部門)】夏休み 溶けるアイスと 解けぬ問題(小6)

出典:PR TIMES

どれも季語がしっかり入っているのが良いですね。今どきの小学生はどのように夏休みを過ごすのか気になっていましたが、どうやら保護者世代が学生の昭和のころとそれほど大きく変わらない様子もうかがえます。

小学生選:「小学生の夏休み川柳2023」

続いて、小学生1213人の投票で選ばれた作品を紹介します。こちらは大賞などの受賞名はなく、各部門1作品のみの選出です。

【今年の夏は〇〇!部門】今年こそ この夏ガチ恋 キミが好き(小5)

出典:PR TIMES

【クスりと笑える夏休み部門】夏休み ラスボスきたぞ 感想文(小5)

出典:PR TIMES

【切ない夏休み部門】夏休み 親に買われた ドリルのやま(小6)

出典:PR TIMES

宿題系の川柳は、「自分も昔そうだった」と頷く保護者も多いのではないでしょうか。青春を楽しむ川柳は、ひたすらうらやましい限りです!

「小学生の夏休み川柳2023」に見る時代の変化

今年で4回目の開催となる「小学生の夏休み川柳2023」。編集部に送られる川柳は、時代の変化を映しているというか、毎年傾向が異なるそうです。

初開催の2020年は、川柳の約20%に「コロナ」という言葉が入っていました。当時の代表作のひとつが、「夏休み 恋も友達も ディスタンス」

「ディスタンス」という言葉はあまり最近では使われなくなりましたが、当時はひたすらディスタンスが叫ばれていたため、単語ひとつでまるでアルバムを読み返すような気持ちになれますね。

ちなみに今年は「コロナ」という言葉を入れた川柳は1%だったそうです。ひさしぶりの制限のない夏休み。会いたい人に会える。イベントの人数制限もない。マスクもいらない。当たり前の日常がどれほど貴重なのか、あらためて思い知らされますね。

今年の応募作品の傾向としては、下記の2つに関する内容が多かったそうです。

  • 猛暑:関連する言葉の挿入率3%(2022年度よりも0.8%増加)
  • 夏の風物詩やイベント:関連する言葉の挿入率3.8%(2021年度よりも2%増加)

特に「祭り」という言葉の使用率は、毎年じわじわ増加中。特に今年は、コロナ禍で中止になっていた祭りが復活した地域が多かったのでしょう。

出典:PR TIMES

夏休みの川柳を7つほど紹介しましたが、どれも小学生ならではの感情があふれています。少しずつコロナ前の日常が戻ってきているので、夏休みに楽しい思い出をつくれた子も多いのではないでしょうか。

川柳からうかがえる、子どもたちの心の声や日常。来年の受賞作も楽しみですね!

<参考資料>
PR TIMES(株式会社ベネッセホールディングス)

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