【漫画連載】つい手伝いたくなる親心…「できるまで見守る」ことで子どもに起こるよい変化とは?
漫画家・こげのまさきさんの連載企画。第12回のテーマは「子どもを見守ることの大切さ」。身支度や遊びの場面で、つい手伝ったり口を出したりしてしまう…そんな経験はありませんか?「できるまで見守る」ことの大切さについて、専門家に聞きました。



「できるまで見守る」ことで、具体的にどんなよい影響がある?
「自分でやらせたほうがいい」と思っていても、時間がない日や失敗しそうな姿を見ると迷ってしまって、なかなか難しいですよね。「できるまで見守る」ことが子どもに与えるよい影響を改めて専門家に聞いてみました。
「大きく次の2つよい影響があります」と教えてくれたのは、子どもの発達に詳しい公認心理師の宮崎りさ先生。
- 自信を持つことに繋がる
- 他者や自分を尊重することに繋がる
①自信を持つことに繋がる
よい影響の1つ目は、「自分でできた!」という達成感を味わい、自信を持つことに繋がります。
状況によって「大人がやった方が早いし…」「失敗したら癇癪を起こすからやってしまおう」と思ってしまいますが、そんな時は最後まで大人がやってしまうのではなく、最後の仕上げは子どもができるようにしておきましょう。
「最後の仕上げは〇〇ちゃんやってくれる?」などと子どもに伝え、
・服を着せるのは大人がして、最後のボタンは子どもに止めてもらう
・積み木の難しいところは大人がやり、上の3つは子どもに乗せてもらう
など仕上げを子どもにやってもらうことで、達成感を得ることが出来ます。
②他者や自分を尊重することに繋がる
2つ目は、親と子どもの「心の境界線」を明確にすることにつながります。
子どもが親の思いや価値観と異なる主張をしたり、思う通りに行動しなかったりすると、親の考えに誘導したくなることもありますよね。
親が過度に干渉せず、子どもの気持ちや行動を見守ることで、「自分を尊重された」という経験を積むことができます。そうした経験を通して、親と子どもであっても異なる人間であり、お互いを尊重していくことを子どもは学んでいきます。
その積み重ねにより、子どもは成長するにつれて、自分と他者はそれぞれ異なる気持ちや考え、価値観を持つ存在だと理解し、違いのある他者を尊重できるようになります。そして同時に、他者と違う自分自身を尊重することにも繋がります。
また、この感覚が育つことで、子どもは他者との適切な物理的距離や、心の距離を保って関わることができるようになります。
状況によって見守るのが難しいときは?
とはいえ、なかなか毎日ずっと見守り続けることは難しいですよね。
急いでいる時などでも、親と子どもの間でもしっかり心の境界線を引き、子どもに意志を確認したり、説明したりすることが大切です。
「お手伝いいる?1人でする?」と子どもの意志を確認したり、
「今日は時間がないからお手伝いさせて。明日は1人でやる時間を取るね」と、子どもが納得出来なくても、出来る限り説明してあげてください。
「長い針が3までは〇〇ちゃんが1人でする時間、長い針が3を過ぎたら一緒にする時間だよ」
「今日は急いでいるからあと10秒したらお手伝いするよ」
など、ある程度子どもが1人でする時間を取りつつも、そこから先は手伝うよ、と事前に伝えて置くのも良いですよ。
できるまで見守ることで、子どもにとってとてもよい影響があるんですね!これからはできるだけぐっとこらえて、手や口を出さないようにしたいです…!みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。
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