• facebook
  • twitter
  • LINE
  • hatena
2022.12.06

中学受験をさせた親の後悔。志望校選びで「もう少しやっておけばよかった」こと

何事においても後悔はしたくないですよね。まして“中学受験”というお子さんの人生に関わるイベントなら尚更です。
先輩方が教える「やってよかったこと」「もう少しやっておけばよかったこと」は、中学受験を控える親子の参考になるはず。“転ばぬ先の杖”ではないですが、後悔しないために先輩方の声を見ていきましょう!

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

「中学受験の志望校選び」についてのアンケート調査

株式会社CyberOwlが運営する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」は、中学受験をしたお子さんを持つ保護者252人に対して、「中学受験の志望校選び」についてのアンケート調査を行いました。

PR TIMES

中学受験の先輩方は、第一志望校を決めるうえで「子どもの成績・学力に合っているか」「授業内容や教育方針」を特に重視したことがわかりました。

「子どもの意見」も3位にランクインしていますが、実際は子どもの意見を参考にしつつ、親子で話し合って決める方がほとんどだったようです。その一方で、学校や塾、家庭教師、祖父母の意見はほとんど重視されなかったようですね。中学受験を見据えている保護者は、普段から子どもをしっかり見て、理解して、信頼していることがわかります。

PR TIMES

ちなみに、第一志望校を決めるにあたって、もっとも参考になったのは「学校見学」だったようです。

やはり、直接足を運ぶと雰囲気や相性がよくわかるものです。「第一志望校を決定するうえで重視したこと」のアンケートにおいて「世間での評判」はかなりランクが下でしたが、評判や口コミに流されず、自分たちでしっかりと見極めた方が多かったのですね。

学校見学の機会は、学校説明会、個別説明会、受験説明会、文化祭などいくつもあります。「ここに行きたい!」という明確な動機はお子さんのモチベーションにつながるので、イベント情報は逐一チェックしましょう。

志望校選びで「やってよかったこと」とは

続いて、志望校選びで「やってよかったこと」を紹介します。中学受験を経験した保護者たちの声は、きっと参考になりますよ。

  • 「説明会より、文化祭への参加をぜひしてほしいです。通っている子どもたちの雰囲気がよくわかります」
  • 「お子さんを中学受験に合格させた先輩お母さんに沢山アドバイスを受けたこと」
  • 「少人数グループでの学校見学に参加したこと。案内してもらいながら、先生に気軽に質問ができた。コロナで、個別相談会は実施されておらず、学校説明会では一方的な説明しかなかったので、先生と直接話せる機会があってよかった」
  • 「進学塾に通わせることによって学校の情報などが仕入れやすかった」

学校見学は、先生や在校生の雰囲気を肌で知るチャンス。パンフレットでは伝わらないような、新しい魅力に気づくかもしれません。

志望校選びで「もう少しやっておけばよかったこと」とは

一方、「もう少しやっておけばよかったこと」の声もいくつか上がっています。大事な中学受験で後悔しないための、”転ばぬ先の杖”とは……。

  • 「私は『子どものために』と思って学校を選んで、子どもとも話し合いましたが、もっと子どもの意見も聞いてあげるべきだったかなぁと思うことがありました」
  • 「校風と本人の学力のバランスで最適な学校に通えたとは思うが、通学には1時間以上かかり電車が混雑する方面だった。校風が似ている学校で、もっと自宅に近い学校から選択してもよかったと思った」
  • 「併願校の学校説明会に何校も参加していなかったので、第一志望に落ちた時の絶望感が大きかった。しかし、合格したところで認められることが、子どものやる気に大きな影響があった」
  • 「想像よりも授業の進みが早く、内容も難しいです。実際に通ってる生徒さんから授業の様子を聞くなどして、入学前にしっかり準備をしておけばよかったです」

受験当日に向けた準備はもちろんですが、入学後のイメージトレーニングも大切なようですね。子どもの負担にならないように、さまざまな角度からの情報収集は必須といえます。

志望校選びで迷うときは……

どの学校も特性や魅力が異なります。悩んで迷って、第一志望がなかなか決まらないこともありますよね。

中学受験を経験した保護者からは、このような声が寄せられています。

  • 「すべてにおいて子どもに決定権を与えていたため、何も迷うことはなかった。子どもには、自分の人生なんだから自分でよく考えてすべて決めなさいと伝えてきた」
  • 「偏差値は足りなくても子どもの意思が強かったため、親も腹を括った」

最後は結局、“子どもを信じる”に尽きるようです。

「どうしてもあの学校に行きたい!」という動機は、勉強への一番のモチベーションになるもの。親としては安心安全なレールを敷いてあげたくなりますが、多少不安が残っても、目標へ向けてがんばる背中を見守るのも一つの選択なのかもしれません。

<参考>
【中学受験】併願校リサーチ不足で「通うのが大変」…説明会より文化祭を要チェック!先輩保護者に聞いた「志望校の選び方」

子育てのお悩みを
専門家にオンライン相談できます!

「記事を読んでも悩みが解決しない」「もっと詳しく知りたい」という方は、子育ての専門家に直接相談してみませんか?『ソクたま相談室』には実績豊富な専門家が約150名在籍。きっとあなたにぴったりの専門家が見つかるはずです。

子育てに役立つ情報をプレゼント♪

ソクたま公式LINEでは、専門家監修記事など役立つ最新情報を配信しています。今なら、友だち登録した方全員に『子どもの才能を伸ばす声掛け変換表』をプレゼント中!

\ SNSでシェアしよう /

  • facebookfacebook
  • twittertwitter
  • LINELINE
  • hatenahatena

ソクたま公式SNS