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2022.01.22

ママたちの“お墨付き”はコレ!「子ども見守りサービス」おすすめランキング

「もう帰宅して良い時間なのにまだ帰ってこない…」など、子どもの安全を心配したことはありませんか? そんな時に役立つのが、子どもの居場所をほぼリアルタイムで把握することができる「子ども見守りサービス」です。
この記事では、園児とママの情報誌を発行する株式会社こどもりびんぐが2021年に実施した『ママ・パパが選ぶ「子ども見守りサービス」について』の調査結果をもとに、「子ども見守りサービス(GPSアイテム)」の種類や利用率、人気ランキングを紹介します。

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小学生は、少しずつ親の手を離れる時期。下校中に道草をしていたり、お友達と勝手に約束してきて出かけていったり…。これも成長の証なので喜ばしいことではあるものの、子どもが巻き込まれる事故・犯罪のニュースを見聞きするたびに親は心配になるものですよね。

とはいえ、付きっきりで監視するわけにはいきません。

そこで役立つのが、子どもの見守りサービス。GPSなど、子どもの居場所をほぼリアルタイムで把握することができるサービスを活用することで、子どもを自宅や職場からリモートで見守ることができます。

子どもの「見守りサービス」とは

みもりGPS(PR TIMESより引用)

「見守りサービス」「GPS」などの言葉を、あまり聞き慣れていない方も多いでしょう。

見守りサービスは、子どもや高齢者など「離れた場所にいる相手」に対して瞬時に居場所をキャッチできるシステムのことです。

サービスの内容や種類

子ども向けの見守りサービスは、大きく分けて「子ども用GPS」「キッズ携帯」「位置情報共有アプリ」の3種類。どれも子どもの居場所をしっかり把握することができます。

それぞれの特長をご紹介しましょう。

子ども用GPS

親のスマホと連携するタイプの見守りサービスです。親のスマホには専用のアプリをインストール、子どもには小型の専用端末を持たせれば連携が完了します。

子ども用のGPSは、小型かつ軽量で、インターネット接続機能はなし。そのため「気軽に持たせられる」と多くの保護者から支持を得ています。

キッズ携帯

各携帯キャリアは、子ども向けの携帯電話を扱っています。キッズ携帯にも、GPSを使った現在地情報を発信できる機能があります。

ただ、「親と同じキャリアでなければ位置情報を共有できない」など制約が設けられていることが多いので、購入前にはよく確認しておきましょう。

位置情報共有アプリ

子どもがキッズスマホを持っているなら、親子両方のスマホに位置情報共有アプリを入れましょう。お互いの現在地が共有できるので、外出時の待ち合わせにもぴったりです。

位置情報共有アプリは子ども用GPSと同様の機能を備えていますが、フル充電で1ヶ月ほど持つものもある子ども用GPSと比べると、こまめに充電しておく必要があります。

サービス利用のきっかけ

子どもを狙った犯罪・略奪・誘拐は少なくありません。

令和3年版 警察白書」によると、13歳未満の児童を巻き込んだ犯罪被害は年々減少傾向にあるものの、平成23年頃から「略取・誘拐被害」は増加しており、令和2年中は114件発生しています。

特に最近では「誰でも良かった」「自分よりも力が弱い人間をターゲットにしたかった」などの犯行動機も目立ち、保護者の不安は募るばかりです。

犯罪を防止するには地域ぐるみの“見守り”が欠かせませんが、コロナ禍でそれも手薄になってきています。

「自分の身は自分で守る」という基本の防犯教育に加え、親がリモートで子どもを見守れるサービスを導入することで、隙のない安全対策を実現するのも一つの手段です。

子どもにGPSを持たせている家庭は多い?

株式会社こどもりびんぐが小学生6年生以下の子どもを持つ保護者に実施したアンケート調査によると、「GPS機能付きのグッズを子どもに持たせている」という家庭は約17%。防犯対策でもっとも多いのは、「GPS機能のない防犯ブザー」でした。

入学と同時に防犯ブザーを配布する小学校は少なくありません。ランドセルにつけて登校している子も多いでしょう。しかし、まだまだ判断が未熟な小学生。いざというときに本当に使えるのか心配ですよね。

確実な防犯のためには、遠くからでも見守れるサービスがあると安心です。GPSで子どもの居場所を常に把握できれば、離れていても異変にすぐ気づくことができます。少しくらい帰りが遅くても、通学路の途中にいることが分かれば不安も軽減されるでしょう。

親が選ぶ「子ども見守りサービス」利用率TOP3

「子どもの見守りサービス」にはいくつも種類がありますが、株式会社こどもりびんぐの調査によると、その中でも利用率が高いのは以下の通りです。

もっとも多くの利用されているのは、アプリで子どもの位置確認や行動管理をするだけでなく、スマホで録音したパパ・ママの声を「音声メッセージ」として送信できる「みもりGPS」でした。

しかしサービスの満足度でいうと、少しランキングが変化します。

親が選ぶ「子ども見守りサービス」総合満足度TOP3

利用率1位だった「みもりGPS」は、満足度ランキングでは2位になりました。

代わりに登りつめたのが、「GPS BoT」。利用率では3位でしたが、導入した家庭の多くが満足しているようです。

「見守りサービス」人気3アイテムを比較

友達付き合いや習い事など、なにかと行動範囲が広がる小学生。一人で外出させるのは不安ですが、見守りサービスを利用すれば安心して送り出すことができます。

人気の見守りサービスについて、それぞれの特徴を紹介します。

みもりGPS

みもりGPS(PR TIMESより引用)

利用率1位の「みもりGPS」は、居場所特定専用のグッズ。電話やメールができないので、子どもの遊び道具にはならないでしょう。

親のスマホと連携し、設定した場所に「到着した」「離れた」などを通知してくれます。乗り物での移動も自動検知するので、「徒歩で帰宅するはずなのに車で移動しているようだ」など“万が一”の早期発見にもつながるでしょう。

受信機は小型のため、とても軽量です。ランドセルやカバンに入れても邪魔にならないので、登下校はもちろん休日のお出かけでの迷子防止にもおすすめです。

ココセコム(端末)

SECOM「ココセコム」

ココセコム(端末)は、警備で有名なセコムが提供するGPSグッズです。

子どもが危険を感じたときには、ココセコムの通報機能が役立ちます。GPS情報を元に、セコムの警備員がすぐにその場へ駆けつけてくれますよ(※「セコムかけつけ」は要別途料金です)。

「セコムコールあり」のサービスに申し込んでおくと、今どんな状況なのか、端末を通じてセコムのオペレーターと通話できるのも大きなポイント。小学生の子どもにとって、まるで専属のボディーガードのように心強い味方になってくれるでしょう。

GPS BoT

GPS BoT(ジーピーエス・ボット )

GPS BoT(ジーピーエス・ボット )」の特徴は、人工知能(AI)を搭載しているということ。子どもの行動を学習して、よく行く場所を覚えます。

行動範囲から離れたときには、親のスマホに自動でお知らせ。「あの子、電車を乗り過ごさないかしら」「降りるバス停は合っている?」などの不安も、GPS BoTを持たせていれば払拭できますね。

バッテリーは最長一か月、防水、防塵、耐衝撃。端末代(税込5,280円)や月額(税込520円)がお手ごろなのも、人気の理由の一つです。

みもりGPS(PR TIMESより引用)

見守りサービスは、親と子どもを結ぶ大事なツール。それぞれ特徴があるので、機能重視・価格重視など、十分に比較検討してくださいね。

子どもにはGPS、親にはアプリ。離れていても、常に“安心”でつないであげましょう。見守りサービスを活用して、子どもの“親離れ”をそっと見守ってあげたいですね。

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<参考資料>
令和3年版 警察白書
PR TIMES「コロナ禍で子どもを守りたい ママ・パパが選ぶ「子どもの見守りサービス」総合満足度1位は「GPS BoT」」
まもサーチ「子供の見守りサービスとは?主な種類や選び方を徹底解説!」
みもり HP
SECOM「ココセコム」HP
GPS BoT(ジーピーエス・ボット)HP

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