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2019.04.16

発想力を鍛えるってどういうこと? Hondaによるワークショップ「おわりのないえほん」リポート&インタビュー

近年、子どもの発想力が伸び悩んでいることを知っていますか? そこで、モノづくりのリーディングカンパニーであるHondaが開催したのは、子どもが自由な発想で物語の続きを描くワークショップ「おわりのないえほん」。イベントの様子をリポートするとともにイベント開催の背景や発想力の育み方についてHonda広報部の福山享弘さんに話を伺いました。

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絵本の続きを描いて想像力を育もう

3月27日、「Honda ウエルカムプラザ青山」で開催されたのは、10組20名の親子が参加し、それぞれが自由な発想で絵本の続きを描くワークショップ「おわりのないえほん」。

「おわりのないえほん」とは、Hondaが作り出した絵本。前半は普通に物語が描かれていますが、後半部分は白紙になっており、子どもたちが自由な発想で続きを描けるようになっています。

実際に参加した親子に話を聞くと「最初は何を描いていいか分からない様子でしたが、私から内容に沿った質問をしてみるとイメージが湧いたようで、どんどん書き始めました」「『失敗したらどうしよう』なんて思わずに迷いなく書き始めるところが大人にはないところだと思いました」など、参加した親子にはそれぞれ発見があった様子です。

また、「おわりのないえほん」は、東京都港区の児童館などで配布(なくなり次第終了)されているほか、コンセプトムービーは、YOUTUBEで視聴することができます。

「おわりのないえほん」でんきをためるライチョウ篇

https://www.youtube.com/watch?v=lP3r3rezwT8

「おわりのないえほん」ひまわりのおうち篇

https://www.youtube.com/watch?v=1khl-_59UPA

また、下記の特設ページでは、絵本の内容を見ることができます。

<特設ページ>https://www.honda.co.jp/ehon

半数以上の親が子どもの発想力の伸び悩みを実感

そもそも、今回のワークショップが開催されたきっかけは、Hondaが5~8歳までの子どもがいる両親に実施した意識調査。半数以上(54,4%)の保護者が「子どもの発想力が現状伸びていない」と感じていることが分かったのです。

Honda広報部の福山享弘さんによると「弊社の企業理念に“夢が原動力”という考えがあります。上記の調査結果を知り、子どもたちの夢見る力や発想力を伸ばすために何かしたいと思い、今回のワークショップを企画しました」。

また、今回のワークショップにも登壇した一般社団法人教育デザインラボの石田勝紀さんによると、子どもが自分のペースで読むことができる絵本は、感じたり、考えたりするゆとりがあるため発想を膨らませやすいそう。さらに、大人はさまざまな経験の組み合わせで発想力を補いますが、経験の少ない子どもの場合は、絵本で常識から離れた表現や体験できない世界を疑似体験することで発想力を補えるそうです。

「とはいえ、まったく白紙の本を渡されて『絵本を描いて』と言われたら大人でも困ってしまいますよね。そこで、前半にはストーリーを載せて子どもが後半の物語を発想しやすいように考えました」(福山さん)。

また、前半のストーリーも実は、子どもの自由な発想に基づいています。

「弊社では、毎年、子どもたちが未来にあったらいいなと思うアイデアを作品にする『子どもアイディアコンテスト』を開催しています。今回の絵本は、 2018 年最優秀賞に選ばれた 2 作品を基にして、アイディアを考えた本人と一緒にストーリーを制作しています」(福山さん)。

前半も子どもたちが考えているからこそ、後半の発想力もさらに自由に広がるのかもしれません。

「子どもたちにアイデアを生み出す喜びやモノづくりの楽しさを知ってほしい」と福山さん

日常に目を向けて発想力を働かせて

今回のワークショップだけでなく「子どもアイディアコンテスト」でも、子どもたちの自由な発想に触れてきているHonda。「おわりのないえほん」以外でも発想力を鍛えるヒントを聞いてみると…?

「創業者の本田宗一郎は、奥さんを助けるためにバイクづくりを始めました。同じように身近に困っている人がいたら『どうしたら助けられるのかな?』と考えることが発想力を広げる出発点になると思います。みんながしあわせに生きていくためにはどうしたらいいのかというのは、単純ですが永遠に考え続けることができる難しいテーマです。

2020年からプログラミングの授業も始まるようで技術的なことを教育の中で学ぶ機会が増えるかもしれません。しかし、技術だけではモノづくりはできません。

やはり、“夢が原動力”になります。自由に夢を描き、叶えるためには自分がどうしたいのか考えていかなければならないし、プログラミングはその過程に必要な技術のひとつです。夢(発想力)と技術の両方があれば、AI時代といわれるこれからの社会でも活躍していけると思いますよ」(福山さん)。

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浜田彩

エディター、ライター、環境アレルギーアドバイザー。新聞社勤務を経て、女性のライフスタイルや医療、金融、教育、福祉関連の書籍・雑誌・Webサイト記事の編集・執筆を手掛ける。プライベートでは2児の母。

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