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2026.10.11

【漫画連載】「これ貸して」「やだ!」お友達に譲れないとき、親はどうする?

漫画家・こげのまさきさんの連載企画。第23回のテーマは「お友達に譲らない」。

お友達と遊んでいるとき、「貸して」「一緒に遊ぼう」と言われても「イヤ!」と断ったり、自分の希望を譲れなかったりすることはありませんか?
子ども同士で意見がぶつかったとき、親はどこまで介入すればよいのか、どのような声かけができるのかを専門家に聞きました。

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漫画を描いたのは

こげのまさきさん

イラストレーター・漫画家。2019年に男児を出産しSNSで育児漫画をアップしている。著書に『マンガでわかる!赤ちゃん大図鑑 子育てで本当に役立つ100のひみつ』(KADOKAWA)など。 X:@koge_diary Instagram:@masaki_koge

子ども同士で意見がぶつかったとき、親はどこまで介入する?

お友達と遊んでいると、使いたいおもちゃが重なったり、遊び方について意見が合わなかったりすることもありますよね。

子ども同士で解決してほしいと思う一方で、トラブルにならないか心配で、つい口を出したくなることもあるのではないでしょうか。

「子ども同士で上手にやりとりができているときは、大人が介入する必要はありません」と話すのは、子どもの発達に詳しい公認心理師の宮崎りさ先生。

漫画のように子ども同士で上手にやりとりができているときは、大人が介入する必要はないかと思います。

ただ、子ども同士でうまくやりとりができない場合には、少し間に入って気持ちを代弁したり、仲介したりするのがよいでしょう。

大切なのは、子どもが自分の気持ちを適切に伝えたり、思い通りにいかないときに相手と交渉したりする力を身につけていくことです。

そのために、子どもの年齢や発達状況に応じて、大人が選択肢を提示したり、気持ちを代弁したりして、子ども同士のやりとりをサポートしてあげるのがおすすめです。

「譲ってあげなさい」と無理に我慢させなくてもOK

子どもがお友達に「イヤ!」と言っている姿を見ると、相手の親の目が気になったり、トラブルになるのを避けたかったりして、つい自分の子どもに譲るよう促してしまうこともありますよね。

ときには我慢したり、譲ったりすることも必要です。ただ、長い目で見て大切なのは、自分の気持ちを相手に伝えたり、思い通りにいかないときに交渉したりする力を身につけることです。

そのため、ときには我慢したり、譲ったりすることも必要です。ただ、長い目で見て大切なのは、自分の気持ちを相手に伝えたり、思い通りにいかないときに交渉したりする力を身につけることです。

そのため、叱ったり我慢を強要したりするのではなく、子どもが自分の気持ちを言葉で伝えられるようにサポートしてあげましょう。

お友達と意見がぶつかったときにできる声かけ

では、実際にお友達と意見がぶつかったとき、どのように声をかければよいのでしょうか。具体的な場面ごとに、宮﨑先生に教えてもらいました。

①おもちゃを「貸したくない!」と言ったとき

「貸して」と言われて子どもが「イヤだ」と言ったときは、「ちょっと待って、って言ったらいいんだよ」と声をかけてみましょう。また、「あと何回使ったらどうぞしてあげる?」など、子どもと一緒に考えて、相手に伝えられるように仲介するのもおすすめです。

子ども自身で決められない場合は、「○○まで作ったら交代しようね」「短い10秒と、ながーい30秒だったらどっちがいい?」など、大人がある程度の目安を示してあげるとよいかもしれません。

それでも嫌がるときは、「また使いたくなったら貸してって言えばいいんだよ」と見通しを伝えたり、「○○ちゃんが使っている間、△△して待っていよう」と待ち時間の過ごし方を提案したりすると、気持ちを切り替えやすくなります。

② 「一緒に遊びたくない!」と言ったとき

例えば、何かを作っている場面で「イヤだ」と言ったときには、「どうして嫌なの?」「一人で遊びたいの? それとも、こんなふうに作りたいっていうのがあるの?」など、子どもの気持ちを聞いてみましょう。

そのうえで、「じゃあ、お隣に作るのならいいよって言ってみよう」「穴を掘るのは嫌だけど、砂を乗せるならいいよって言ってみよう」など、相手に自分の気持ちを言葉で伝えられるように促してあげるとよいと思います。

③ お友達から「イヤ!」と断られたとき

自分の子どもがお友達に声をかけて「イヤ」と言われた場合も、「お友達が嫌みたいだから我慢しよう」と促すのではなく、「何が嫌なのか聞いてみたら?」「どのくらい待ったらいいか聞いてみよう」など、相手の気持ちを聞くように促してみましょう。

大人が間に入りながら、子ども同士で気持ちを伝え合ったり、交渉したりできるようにサポートしてあげるとよいと思います。

大切なのは、お互いの気持ちを伝え合うこと

お友達と遊ぶとき、いつも自分の希望を通すわけにはいきませんが、だからといって、必ず自分が譲らなければいけないわけでもありません。

つい「譲ってあげなさい!」と言いたくなる場面でも、まずは子どもの気持ちを聞き、どうすればお互いが納得できるか、一緒に考えていきたいですね。

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

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