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2026.01.09

【漫画連載】発表会や運動会、わが子にはどんな声掛けをしてあげるのがいい?

漫画家・こげのまさきさんの連載企画。第5回のテーマは、「イベント前の子どもへの声掛け」。わが子にあったベストな対応は…?と悩みますよね。イベントを楽しめる子、緊張しやすい子など、タイプ別の対応についても専門家のアドバイスとあわせて紹介します。

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漫画を描いたのは

こげのまさきさん

イラストレーター・漫画家。2019年に男児を出産しSNSで育児漫画をアップしている。著書に『マンガでわかる!赤ちゃん大図鑑 子育てで本当に役立つ100のひみつ』(KADOKAWA)など。 X:@koge_diary Instagram:@masaki_koge

イベント前の子どもにはどんな声掛けをしてあげるといい?

発表会や運動会までの子どもへの声掛けについて、「大変難しいテーマですね…。これは本当に子どもによって異なると思います」と言うのは子どもの発達に詳しい公認心理師の宮崎りさ先生。

緊張しやすい子、イベントを楽しめる子、など「子ども自身がイベントに対してどういった受け止めをしているのか」に加えて、漫画でも描かれていたように「何をされるとうれしい/嫌など、そもそもの子どものタイプもあるかと思います。

そのため、漫画の中でこげのさんがお子さんに「拍手ならいい?」と気持ちを確認したうえで対応されていたのがとても素敵だなと感じました。

ある程度やりとりができる子どもであれば、「応援してもいい?」「どうしたらドキドキが小さくなるかな?」など、子どもの気持ちを聞いたり、一緒に考えたりするのもいいですね。

見極めが難しいかと思いますが、親の声掛けがパワーになるタイプの子の場合は、声をかけてあげるのも良いと思いますが、イベントそのものを楽しんでいる子には、あまり親が積極的に声掛けをしないほうが良い場合もあります(後述)。

子どものタイプによっても対応が変わるとのことで、宮崎先生にタイプ別の声掛け・対応について詳しく聞きました。

イベントを楽しめる子への声掛け・対応

子ども自身がイベントを楽しみにしている場合、「楽しい!」「できた!」などの気持ちがあると思われます。それに対して親が良かれと思って「上手にできてるね!」「本番も成功するよ!」など、うまい・下手、成功・失敗など外的な評価をしてしまうことで、イベントが子どものなかで“自発的な興味関心や成功体験を感じる場”から、“第三者に評価される場”になったり、プレッシャーを感じることに繋がる可能性があります。

イベントの本来の目的は成功・失敗ではなく、子どもが楽しんで何かに取り組んだり、日々の積み重ねによる成功体験を積むことにあると思うので、「毎日練習してるんだね」と日々の努力や取り組みなど過程を認める声掛けや、楽しんでいることに注目して「楽しみだね」など気持ちに共感してあげると良いかと思います。

もちろん、ほめられるのが好き、応援されることがパワーになる子であれば、たくさんほめてあげてください。
また、イベントが終わったあとに「頑張ってたね!」「かっこよかったよ!」など子どもが喜ぶ声掛けをしたり、ねぎらってあげるのはとても良いですね。

緊張しやすい子への声掛け・対応

緊張しやすい子にもさまざまなタイプがありますよね。いくつか例を挙げて、どんな対応や声掛けがいいのかを以下にまとめました。

子どものタイプ対応の例
大人がサポートすることで安心できるどうすれば安心するか、一緒に対応を考えてあげる
練習の時点で嫌がる「無理をしなくて良いこと」「練習に少しでも取り組めていることをほめる」など、イベントへのハードルを下げて、嫌でも本人なりに取り組めていることを褒めてあげる
練習はがんばっているけれど本番になると緊張してしまう何に緊張しやすいのか大人が一緒に考えて、それにに合った対応してあげる
見通しが持てなくて不安になる当日の場所を見に行ったり、去年の映像を見たりして具体的なイメージを持たせる

なかには自分の好きなものがあるとパワーが湧いてくる子もいるので、園のルールにあわせて子どもの好きなものを活用するのもいいと思います。

例えば、とっても緊張しやすい子が大勢の前に出ることができなかったときに、事前に先生と相談して大好きなヒーローの小さなフィギュアをポケットに入れて一緒に本番に望むことで、みんなの前で発表できた子もいました。

また、親御さんの手作りの髪飾りやバッジを身につけることで当日パワーが湧いて来た子や、観客席から親御さんが好きなぬいぐるみを持って一緒に見ているよ~と見せたことで当日にこにこで取り組めた子もいました。

園や学校、子どもと相談しながら、少しでも安心できる環境を作ってあげるといいですね。

大切なのは子どもの気持ちを尊重し、くみ取ろうとすること

親が子どもの気持ちを推測してやってみた関わり方と、子どもの気持ちがうまくマッチしないこともあるかと思います。
でも、子どもといえど一人の人間なので、親が分からないことがあって当然です

大切なのは、子どもの気持ちを尊重し、汲み取ろうとする姿勢です。そんな時は「◯◯されるのは嫌だったんだね、ごめんね」「どうして欲しかった?」と、目の前の子どもの反応を受け止め、気持ちに寄り添ってあげてくださいね。

ついどんな対応がいいのか?と検索してしまいますが、先生の言うように一番大切なのはがんばっている子どもをしっかり見て、向き合うことですよね!
“これでいいのか?”と不安になりがちでしたが、先生の言葉を胸に、子どもの力になれるよう寄り添いたいと思います。

みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。

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「ソクラテスのたまご」編集部

大人のための子育て・教育情報サイト「ソクラテスのたまご」で、子育て・教育の専門家150名以上の取材協力や監修のもと子育てに関する確かな情報を発信中。子育て・教育の悩みに特化した日本最大のオンライン相談サービス「ソクたま相談室」を運営。編集部員は、全員が子育て中の母親、父親です。|公式インスタグラム公式LINE

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