不登校24万人。「学校に行きたくない」子どものサインの気付き方、見守り方、寄り添い方
文部科学省の調査によると、令和3年度における不登校の小・中学生は24万人以上。令和2年度の約19万人から5万人以上増え、過去最高となりました。不登校の子どもの数は9年連続で増加しています。もしかすると、「うちの子も学校に行きたがらない」「不登校予備軍かも……」と悩まれている保護者もいるかもしれませんね。
今回は、2023年2月5日に行われる「不登校を考える」トークイベントをご紹介します。
苦しんでいる子どもにどう気づくか、どうすればいいのか
2023年2月5日、オンラインとオフライン(対面)にて、『すきまから見る』(東洋館出版社)の刊行記念トークイベントが開催されます。『すきまから見る』は不登校支援をテーマにした新刊で、1月31日に発売されたばかり。
著者の林千恵子さんは、不登校の子どもたちを支援する「教育支援センター(適応指導教室)」に20年以上勤めている教育相談員。今までに関わってきた子どもや保護者、教員はそれぞれ800名以上にも及ぶそう。まさに不登校サポートのプロフェッショナルですね。
トークイベントには、林さんの他にも2名登壇します。
1人目は、山田ルイ53世さん。「ルネッサ〜ンス」のギャグで一世を風靡した彼は、実は元不登校児。体験談を記した『ヒキコモリ漂流記』(マガジンハウス)はベストセラーになりました。芸風からは考えられない過去ですが、いつも明るくユーモラスな山田さんだからこそ、ひと言ひと言が不登校に悩む人々の胸に刺さりそう。
2人目は、石井志昂さん。石井さんも元不登校児で、現在は不登校専門紙『不登校新聞』の代表を務めています。不登校という経験を活かし、不登校の子どもたちのサポートという仕事を選んだ彼。石井さんの言葉には、子どもたちはもちろん、保護者にもヒントになるものがたくさんあるでしょう。
トークイベントでは、不登校という事実に焦点を当てるのではなく、子どもたちが不登校になる背景や心理、親に発するさまざまなサイン、子どもへの寄り添い方など広い視野で解説してくれるそう。
すでに不登校になっている子どもの保護者はもちろん、子どもが下記のような「学校」に関するお悩みを抱えているのなら、何かしらのヒントが得られるかもしれません
- 学習の苦手さをだれにも言えず、一人で困っている
- 自分に自信がもてず、周囲とうまく関われずに困っている
- いじめを受け、人間関係に絶望している
- 学校に居場所がなく、孤独を感じている
- 「学校に行かなきゃ」と思うからこそ、行けない自分を認められず苦しんでいる
「学校に行きたくない」という子どものサインの気付き方、見守り方、寄り添い方を学んでみませんか?
イベントの開催日時は、オンライン(Zoomウェビナー)・オフライン(対面)共に2月5日(日)14:00〜16:00。オンラインは定員900名、対面(KFC Hall2nd 国際ファッションセンタービル内)は定員80名となっています。申し込みは下記URLから。
不登校の小・中学生の数、24万人以上。不登校の背景はさまざまですが、子どもが何かに苦しんでいるという事実は共通しています。
だからこそ、保護者が手を差し伸べてあげたいもの。無理に登校させるのではなく、あきらめて放置するのでもなく、「寄り添う」「見守る」。そのHOW TOのヒントを探してみませんか。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社 東洋館出版社)
・株式会社 東洋館出版社
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