算数がみるみる得意になる!図形、分数、小数、倍数etc…「算数のつまずき」ラクラク突破策
「うちの子、算数が嫌いみたい…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。算数は学年が上がるにつれて、図形、小数、分数、倍数など、どんどん難しくなっていくもの。
そんな方におすすめなのが、2022年9月に発売されたばかりの算数の入門書『さんすうの本 ナンバーランドのふしぎな冒険』。「算数のつまずき」を取り除きたい親子にとって必見の書です。
算数の基礎を「絵本」で学ぶ
『さんすうの本 ナンバーランドのふしぎな冒険』は、社会学者である東京工業大学名誉教授の橋爪大三郎さんが、「算数が苦手で将来を狭めてしまう子を減らしたい!」という想いを込めて出した画期的な算数の入門書です。
本書の特徴は、参考書でも問題集でもなく「絵本」ということ。
「ナンバーランド」という不思議の国で、「数の名前」「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」「分数」「小数」「図形」「メートル法」「約数と倍数」「ふしぎな数の国」という11の建物をめぐりながら、算数の基礎を理解していきます。
「子どもが興味を引くように、読み物として楽しめる!」これが本書のねらい。さらに対象学年がなく、1年生から6年生まで、いや、中学生から大人まで楽しめる内容といえるでしょう。
算数で大切なことは、答えが合っているかどうかではありません。「算数が楽しい」「もっと知りたい」といったように、子どもの好奇心をくすぐって算数に興味を持ってもらうことではないでしょうか。
勉強は本来楽しいもの。新しいことを学んで世界が広がった子どもの目は輝いていくはずです。
算数でつまずく理由は…
算数が苦手な子どもに対して、
「どうしてこんなミスするの」
「早く計算できるようにならないとダメよ」
このような声がけをしてしまうと、ますます自信をなくしてしまって算数が嫌いになってしまうでしょう。子どもが算数でつまずく原因は、頭の中で数字をイメージできていないからかもしれません。
本書の一例を紹介しますね。
分数はわり算と同じ(⇒タイルをわってイメージする)
円の面積は三角形の面積と同じ(⇒ピザを切ってイメージする)
このように数字を身近なものでイメージすることで、パッと計算ができるようになったり、算数に対する苦手意識が徐々になくなっていったりするかもしれません。
子どもの頭の中でイメージができていないうちに、大人の感覚で直ぐに計算方法を教えて理解させるのはナンセンスでしょう。答えが合っていればいいのではなく、その答えを導き出すための考え方が一番大切なのです。
「算数って面白い!」を引き出そう
算数が得意になると身につくのが「論理的に考える力」。
「論理的に考える力」は、子どもが自分の考えを順序よく主張できたり、効率的に物事に取り組めたりといった、将来どんな道に進んでも役に立つスキルとなります。
近頃の子どもの遊びはゲームやスマホが中心で、ブロックやパズル、積み木などモノで遊ぶ機会はあまり多くありません。
本書を読むことで、モノで遊ぶことの楽しさを感じながら、同時に「算数って面白い!」と思えるサポートになるでしょう。
数字に親しみを持つことが得意科目への第一歩。「算数のつまずき」が突破できれば、中学受験合格に向けても大きく前進します。ぜひ親子で読んでみてくださいね。
・株式会社インプレスホールディングス 「算数が苦手」で将来を狭めてしまう子を減らしたい。"知の巨人"が書いた算数の入門書『さんすうの本』発刊(PR TIMES)
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