「歴史まんがは大学受験まで使える」って本当? 徹底検証→驚きの高得点が取れることが判明
まんがで覚える学習スタイルが子どもたちの間で人気です。活字より絵があったほうがイメージしやすいですし、ストーリー仕立てなら流れもばっちり。スタディサプリの人気社会科講師・伊藤賀一先生は、講談社の歴史まんがが大学受験まで使えるのか検証したそうです。「まんがを読むだけで受験合格」は可能なのでしょうか?
歴史まんがを覚えれば、「日本史B」で7割獲得できた!?
2020年の発売以来、大人気の『講談社 学習まんが 日本の歴史』シリーズ。全20巻で、情報量はすべて参考書レベル! スタディサプリの人気社会科講師・伊藤賀一先生は、この『講談社 学習まんが 日本の歴史』を片手に、「本当に大学受験まで使えるのか」を検証しました。
検証材料は、2024年の共通テスト「日本史B」。
- まんがに、設問の回答がぴったり掲載されている
- 『日本の歴史』全巻、もしくは、付録の「人物図鑑」「史跡出来事図鑑」のいずれかに回答が載っている
のどちらかを条件に、「日本史B」で出題された全32問についてチェック。
検証の結果は70点! 歴史まんがで、まさかの7割が取れました。
大学入試センターによると、日本史Bの平均点は56.27点。『講談社 学習まんが 日本の歴史』シリーズの内容が頭に入っていれば、平均点を大きく上回れたわけですね!
たとえば「日本史B」では、活字印刷の技術をもたらしたのは「イエズス会の宣教師」「オランダ東インド会社の社員」が選択肢にあがっています。この設問について『講談社 学習まんが 日本の歴史』シリーズでは、「イエズス会の宣教師がローマ字の書籍を出版」と記載されています。このページを読み、しっかり理解していれば余裕の正解だったでしょう。
ちなみに「日本史B」では、銅活字の写真とともに出題されています。銅活字の写真はかなりマイナーなので、テスト本番で「こんなの知らない!見たこともない!」とパニックになった方も多いでしょう。『講談社 学習まんが 日本の歴史』の資料ページには、銅活字の写真がばっちり載っています。受験合格にはメンタルも大切なので、「知ってる!」が重なると良いパフォーマンスができそうです。
『講談社 学習まんが 日本の歴史』シリーズは“考える問題”にも対応
検証をおこなった伊藤賀一先生によると、来年以降の「日本史B」は“考える問題”が増える可能性があるそうです。問いを立てて、写真や資料を使って考察する、「日本史探究」がフォーカスされているのです。
ハードルの高そうな問題ですが、『講談社 学習まんが 日本の歴史』なら論述対策もばっちり。
各章の最後にはまとめページがあり、「出来事の特徴」「因果関係」「時代背景」「後代への影響」などが分かりやすくまとめられているそうです。さまざまな角度から「歴史」を理解すれば、どのような問題が出ても怖くないですね!
『講談社 学習まんが 日本の歴史』は、大学受験対策としてはもちろんですが、小中学生の入学・進級祝いのプレゼントとしてもおすすめです。「ふとんでゴロゴロしながら読んでいるうちに、いつのまにか大学受験に対応できる学力が身についていた」なんて、夢のような話が実現するかもしれません!
<参考資料>
・株式会社講談社(PR TIMES)
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