「英語の英才教育って効果ある?」現役東大生を育てたママ103人に聞いた、驚きの結果
グローバル化がすすむ昨今。受験対策はもちろんですが、将来のことを考えても、英語はできるに越したことはないですよね。では現役東大生の保護者は、子どもに対して英語の英才教育をしてきたのでしょうか? また、その効果は? 保護者100人にアンケート調査すると、意外な結果になりました。
HUSTARが運営する塾・スタディチェーンは、現役東大生や現役東大生の保護者にアンケート調査をおこなっています。今回はその中から、「英語」に関する調査の結果をご紹介します。
英語の英才教育、効果あった?
まず、現役東大生の保護者103名に行った「英語の英才教育に効果があったか」という質問から。アンケートを集計すると、このような結果になりました。
およそ82%の方が「英才教育は効果があった」と回答しています。逆に「英才教育は効果がなかった」と答えたのは13%でした。
学校で英語の授業が始まった時に「分かる」と思えたら、子どもの自信になるでしょう。また、1度だけでは覚えられなくても、何度か学び直す中で定着することもあるかもしれません。保護者からは「英語学習に限らず、幼少期に勉強することで、学習の基礎が身についた」という声も上がりました。
二次試験にリスニングが課される東大の入試においては、他の受験生が苦手とするリスニングを先取りしておけると、特に有利かもしれません。
一方で「英才教育は効果がなかった」と回答した人からは、「子供の意思に関係なく英語学習をさせてしまったので、かえって学習意欲をそいでしまったから」という声も見受けられました。親の意思で英才教育をすると、子どもが疲れてしまうことも……。子どもが積極的に「英語を学びたい!」と言うような動機づけが必要かもしれませんね。
英会話教室は受験英語に役立つの?
英語を学ぶ方法はさまざまですが、生の英語に触れるためには英会話教室に通うのも選択肢の1つ。今度は現役東大生100名に行ったアンケート調査の結果を見てみましょう。
「英会話教室が受験英語に役立ったか」を聞いたところ、「英会話教室は効果があった」が81%、「効果がなかった」が19%でした。
日本の学校教育では、アウトプット量が少なく英語で会話をする機会がほとんどありませんが、英会話教室に通うことで英語をアウトプットする習慣が身につきます。このことは、リスニングやライティング、英語面接に苦手意識を持つ人が多い中、大きな強みとなるでしょう。
その一方で、英会話教室で得られる効果を実感するまでには時間がかかり、大学受験いおける英語には効果が点数として現れにくいため、「効果がなかった」と回答した人がいたのかもしれません。
東大生が英語学習を始めたのはいつ?
では、現役東大生たちは、いつから英語の英才教育を始めていたのでしょうか?
108名に「英語学習を始めた時期」を聞いたアンケートの結果を集計すると、およそ半数が「幼少期」と回答しました。英会話やくもんに通っていた人が多いようです。
小学校中学年から英語を習い始めるためか、「小学生」の回答も高めですが、中学生以降の回答はほとんど見当たりません。 国語や算数といった主要教科の学習だけにとどまらない現役東大生の“原点”が見え隠れしますね。
英語の英才教育について、現役東大生の保護者の約8割は「効果があった」と回答しました。幼少期から英才教育を受けていると、受験が有利にすすみそうです。しかし、あくまで本人のやる気が大切です。英会話教室で相性の良い先生を見つけるなど、楽しみながら英語が学べると良いですね。
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