塾選びで失敗しない親が「やっている」こと。後悔しないための3つのチェックポイントとは?
たくさんあって、どこに決めていいか悩む塾。「ここだ!」と思って入塾しても、およそ4割の保護者は後悔しているそうです。株式会社DeltaXは、小中高校生の保護者を対象に「塾選び」に関するアンケート調査を実施。費用や距離など気になることはたくさんあると思いますが、本当に重視すべきポイントは3つだそうです。
入塾後に不満を抱える保護者は約4割
株式会社DeltaXは、100名の保護者(子どもが小学生~高校生)に「塾選び」についてのアンケート調査をおこないました。
まず「入塾後の不満の有無」について質問すると、およそ4割が「とてもある」「ある」と回答しました。
不満の内訳について、アンケートに寄せられた声をいくつか紹介します。
- 担当講師の教え方に若干不満
- 担当の講師がすべて大学生だった
- 自習室がうるさかった
- 受験対策で通っているのに先生が熱心ではない
- とにかく追加料金が高い
特に講師の質について不満を持つ方が多いようです。入塾前に体験授業はあるものの、すべての先生について把握できるわけではないので難しいですよね。
また、入塾後にギャップを感じる方も約3割いるようです。
アンケートにはこのような声が寄せられました。
- 思ったよりも気合で押し切る形の塾だった
- 名門〇〇高校に〇名が合格!とホームページや広告に載っているが、子どもの体感を聞くと、周りの受講生の偏差値レベルはやや低く感じるとのこと
- きめ細かい指導との触れ込みだったが、あまり丁寧な教え方ではなかった
ホームページの内容や口コミなどを参考にしても、実際に入塾すると「ちょっと違った?」と感じることもあるようです。
決して安くない月謝を払い、信頼して子どもをまかせているのに、不満を抱える結果になるのはつらいですよね。
塾への不満は、比較検討せず決めた方よりも、資料請求や体験授業など入塾前にアクションを起こした方のほうが少ない傾向があるようです。逆に、塾選びで比較検討をしてない人ほど、入塾後の「不満」「ギャップ」が多いと言えます。
塾にはそれぞれ“特色”があります。子どもにどのような教育を受けさせたいのかを明確にしたうえで、他の塾と比較すると絞りやすいかもしれません。
塾選びで後悔しないための3つのチェックポイント
塾の方針や授業の様子は、画面や紙面だけでは読み取りにくいもの。ミスマッチを防ぐためにも、気になる塾があったら体験授業を受けてみるのがいいでしょう。
その際は、3つのポイントをチェックしてください。
1.授業の様子
授業が早すぎないか、子どもがやる気になる教材を使っているか、質問しやすい環境かなど、授業の様子をチェックしましょう。授業後には宿題の量やテストのサイクルなども聞くと安心です。
2.講師との相性
「子どもが抱いた印象」を最優先に考えましょう。また、体験授業の講師が気に入っても、入塾後に違う講師が担当になるかもしれません。入塾したら誰が担当になるのかも確認することをおすすめします。
3.教室の雰囲気
教室は、学習に集中するための大事な場所です。和気あいあいとしていたり、あまり会話がなくピリッとしていたりなど、教室によって雰囲気はさまざまでしょう。子どもの性格を踏まえつつ、馴染める環境かどうか見極めてください。
塾選びで失敗しないためには、入塾前にアクションを起こすことが大切です。特に体験授業は塾のリアルを知る良い機会になるでしょう。
今、塾選びに悩んでいる親子が、「この塾に決めてよかったね」と満足できる日が来ることを願っています。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社DeltaX)
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