「医学部に合格する子」には3つの共通点があった!受験生をサポートする親に必要な心がけとは?
かなり受験難易度の高い、医学部。医学部を目指す受験生は、合格するために寝る間も惜しんで勉強しているでしょう。子どもの医学部合格のために親ができることはあるのでしょうか。医学部専門予備校の京都医塾からヒントをもらいましょう。
目指せ医学部合格! 保護者の心がけや、合格する子の共通点
京都医塾は、”偏差値40からの医学部専門予備校”として30年以上の歴史があります。多くの受験生や保護者と関わる中で、合格のノウハウを蓄積。そのノウハウを元に、受験生はもちろん、保護者のサポートにも力を注いできたそうです。
ここ10年の入試傾向において、医学部の志願者数は年々増加しています。入学定員も全体的に増えているものの、志願者数がそれをはるかに上回るため、競争は激化するばかり(※文部科学省「近年の医学部志願者数と定員の推移」「学校基本調査」による)。
保護者としては、お子さんの努力がどうにか身を結んでほしいという思いでいっぱいでしょう。京都医塾が2023年12月22日に発売した書籍『うちの⼦、医学部ってアリですか?』の中から、医学部を目指す受験生の保護者に対して行っているアドバイスを一部紹介します。
医学部を目指す子の親が大事にしたいこと
- 子どもにネガティブな言葉をかけない
- 子どもを褒める
- 親の不安を子どもに伝染させない
- 親の行動が子どものメンタルに大きく影響することを忘れない
受験当日が近づくにつれて、「勉強どう?」「大丈夫なの?」と心配が募っていくもの。しかし、その気持ちがお子さんに伝わらないよう注意した方がいいようです。
今までの努力を褒めて、「あなたなら大丈夫」と声をかけてあげましょう。親は、ただ子どもの味方でいればOK。家庭が、保護者が、お子さんにとって“心の安全基地”になるようにしたいですね。
医学部に合格する子の3つの共通点
京都医塾によると、医学部に合格する子には次の3つの共通点があるそうです。
- 本気の覚悟
- 素直さ
- 感謝の気持ち
医学部合格は「狭き門」といわれています。その門を突破するためには、やはり“覚悟”が必要でしょう。
しかし、「口では『何年かかっても医学部に合格したい。そこまでやり続ける覚悟がある』と言うものの、『おそらく何とかなるだろう』という希望的観測に基づいた言葉であることが⾮常に多い」と京都医塾は言います。「実際に何年もかかるかもしれないけれど、何年かかっても医学部に合格します」という子はほんの一握り。でも医学部合格には、それくらい“本気の覚悟”が必要です。
また、素直さや感謝の気持ちも大切です。親や先生への思いはもちろん、医者としての姿勢にも役立ちそうですね。
医学部を目指すための心構え
書籍『うちの⼦、医学部ってアリですか?』は、以下の3章で構成されています。
- 第1章:医学部受験の現実
- 第2章:対談 医学部受験がもたらしてくれるもの –––清家二郎さん(京都医塾塾長)×中田航太郞さん(医師・起業家)
- 第3章:医学部に合格するために
受験のことはもちろん、医学部合格後、医者になってからのことまで詳しく載っているので、ロードマップのように将来をイメージできそうです。
「子どもの医学部合格のために親がやるべきこと」は、とても基本的なことばかり。受験期間はもちろん、日常生活でも心がけると良好な親子関係が築けるでしょう。「医学部に合格する子の共通点」も、現在地を見直す良いきっかけになりそうです。
医学部合格は、お子さん一人ではなく、家族一丸となって目指すもの。お子さんの背中をそっと支えてあげられるような、心強いサポーターになれると良いですね。
<参考資料>
・PR TIMES(京都医塾株式会社)
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