育児・家事・仕事の両立じゃなかった。あまり大きな声では言えないけど、実は最も多くの人が「子育てで大変だと思うこと」
子育てで、何が一番大変だと感じますか? 「育児・家事・仕事の両立が大変! あまりに疲れて毎日泥のように眠っている」なんて声は珍しくないでしょう。しかしAlbaLinkの調査によると、「育児・家事・仕事の両立」を押さえた圧倒的1位があるようなのです。
子育てはお金がかかって大変!
株式会社AlbaLinkは、2023年8月、子育て中の男女500名を対象に「子育てで大変なこと」についてのアンケート調査をおこないました。
その集計結果がこちら!
昔からよく言われる「育児・家事・仕事の両立」は2位で、1位は「生活費・養育費の確保」でした。
アンケートに寄せられた声を、1位~3位まで詳しく見ていきましょう。
1位:生活費・養育費の確保
金銭面の負担が大きいです。給料も高くなく、物価高になっているなかで、子育てに必要な費用も高くなっています。
(20代/男性)
今中学生だが学校にかかる費用が結構ある。義務教育なのに、なぜこんなにかかるかわからない。高校、大学と費用の工面を考えると頭が痛い。
(40代/女性)
物価高の昨今、食料品をはじめ、塾代や習い事代などあらゆるものが値上がりしています。不自由ない生活をさせてあげたい、良い教育を受けさせてあげたいという気持ちはあっても、現実的になかなか難しいですよね。
「アレをやるためにコレを切り詰める」というように、どうにかやり繰りしている家庭が多いのではないでしょうか。でもお金に関することって、あまり周囲に相談できないので、ひとりで悩みを抱え込んで大変だと感じている人も多いのかもしれません。
2位:育児・家事・仕事の両立
育児をひとりでしているので、保育園のお迎えや登園の時間を考慮しながらの仕事が大変で、両立が難しく感じます。
(20代/女性)
共働きなので子どものイベントや急な発熱など、夫婦のどちらかが仕事を休まなければならない。
(40代/男性)
昔からよく耳にする「育児・家事・仕事の両立」は2位でした。これも切実な悩みですが、今回は、右肩上がりに伸び続ける物価高のインパクトに圧されてしまったようです。
育児に理解のある職場でも、実際は「また同僚に迷惑をかけてしまう」というように罪悪感に苛まれながら働く方も多いのではないでしょうか。また育児・家事・仕事をすべて100%完璧にこなすと、今度は自分の時間が取れないという悪循環になりがちです。バランスって本当に難しいですよね。
3位:子どもとの接し方
子どもの成長段階に合った関わり方が分からない。
(20代/女性)
子どもに対してどこまで怒っていいのか、兄弟喧嘩したとき、どっちにどれだけ怒るか難しい。
(30代/男性)
子育てに正解はありません。そのため接し方に悩む方も多いようです。「どこまで叱ればいいの?」「これって甘やかしすぎ?」「どこで覚えてきたのか口が悪すぎる!」など、親の悩みは尽きません。
ちゃんとした大人に育てるためには、必要に応じて叱ることも必要です。でも“程度”って難しいですよね。反抗期だと余計にこじれることもあるので、親の悩みはより深刻&複雑に……。
ストレス解消の時間を確保すると、子育ての大変さが軽減!?
育児はなかなか思い通りにいかないもの。縦横無尽に振り回されて、親が疲れ果ててしまうこともあるでしょう。
「子育ての大変さを軽減するための対処法」について質問すると、「ストレス解消の時間をとる」がダントツNo.1になりました。
忙しい毎日だと、ストレス解消のための時間をつくるのもひと苦労ですが、好きなことをすれば気持ちがリフレッシュするのは確か。
「気持ちに余裕ができる→我が子にやさしくできる」というポジティブな流れは、家族みんなをハッピーにします。自分時間を活用すれば、「大変」を「充実」に変換できるかもしれません。上手にストレス解消して、子育てを楽しめたら良いですね。
<参考資料>
・PR TIMES(株式会社AlbaLink)
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